[1788] 三東工業社 の財務・株価分析レポート

17880 – 三東工業社 財務分析レポート

17880 – 三東工業社 財務分析レポート

作成日: 2025年07月07日

営業利益・純利益と営業利益率の推移

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

PER推移

PER推移グラフ

キャッシュフロー推移

キャッシュフロー推移グラフ

負債・純資産推移

負債・純資産推移グラフ

貸借対照表比較

貸借対照表比較グラフ

利益・配当推移

利益・配当推移グラフ

利益・配当散布図

利益・配当散布図

在庫回転率の推移

在庫回転率の推移グラフ

セグメント別利益の推移

セグメント別利益の推移グラフ

事業内容

事業の概要

当社グループは建設工事請負業を主たる業務として展開しています。主要な事業分野は土木事業、建築事業、環境開発事業の3つです。

主要な事業分野

  • 土木事業
  • 建築事業
  • 環境開発事業

各事業分野の詳細

土木事業

土木事業は一般土木、舗装、地下技術の3部署によって構成されています。一般土木部署は治山・治水工事、上・下水道工事、土地造成工事などを担当し、舗装部署は舗装工事や特殊緑化工事を行います。地下技術部署は地盤改良工事や地下埋設管の工事、研究開発などを担当しています。

建築事業

建築事業では事務所・庁舎、宿泊施設、店舗・工場、学校・病院などの一般建築工事や賃貸・分譲マンション工事を手がけています。工事は主に発注者から直接受注される形態が多いです。

環境開発事業

環境開発事業では企画、調査、設計、監理、工事、運営と不動産の売買、賃貸、仲介、管理、鑑定などを行っています。当社と㈱アンビエンタが関わっています。

事業の特徴・強み

  • 土木事業では多岐にわたる工事に対応可能であり、地下技術部署の研究開発力が強みとなっている。
  • 建築事業では幅広い建築物の工事を手がけ、直接受注が多いことが特徴。
  • 環境開発事業では環境に関する幅広いサービスを提供し、不動産業務も展開している点が強みとなっている。

今後の展開・戦略

今後は、各事業分野において技術革新やサービスの拡充を図りながら、顧客ニーズに柔軟かつ迅速に対応することで市場シェアの拡大を目指す戦略を展開していきます。また、環境開発事業においては持続可能な取り組みを強化し、社会的責任を果たすことに重点を置いています。

関連会社情報

【連結子会社】
| 会社名 | 住所 | 資本金 | 事業内容 | 所有割合 | 役員兼任 |
|—————-|————–|——–|—————-|———-|———-|
| 株式会社古澤建設 | 滋賀県東近江市 | 40,000 | 土木事業 | 80 | あり |
| 株式会社アンビエンタ | 滋賀県栗東市 | 10,000 | 環境開発事業 | 51 | あり |

【持分法適用関連会社】
| 会社名 | 住所 | 資本金 | 事業内容 | 所有割合 | 役員兼任 |
|——–|——|——–|———-|———-|———-|

【注釈】
1. 「主要な事業の内容」欄には、セグメントの名称を記載しております。

設備投資分析

設備投資の分析

投資の時期と規模

2023年06月期には設備投資の総額が44,377千円であり、主に土木事業に係る機械の取得によるものでした。一方、2024年06月期には設備投資の総額が89,957千円と大幅に増加し、営業車両の取得が主な投資内容でした。投資額の増加や投資内容の変化が観察されました。

投資の目的と内容

2023年06月期の投資は主に土木事業に係る機械の取得であり、2024年06月期の投資は営業車両の取得が中心でした。土木事業に係る機械の取得は生産能力拡大や効率化を目的とした投資である一方、営業車両の取得は新規事業や市場拡大を目指す投資と考えられます。投資内容の変化が投資目的に反映されていることが示唆されます。

投資の効果と影響

設備投資の増加や内容の変化が事業に与える影響は、生産能力や業務効率の向上、新規事業展開の可能性などが考えられます。投資によって事業の競争力が向上し、成長機会が拡大する可能性があります。一方で、投資に伴う課題としては、投資回収までの時間や投資効果の測定が重要となります。