[1802] 大林組 の財務・株価分析レポート

18020 – 大林組 財務分析レポート

18020 – 大林組 財務分析レポート

作成日: 2025年07月07日

営業利益・純利益と営業利益率の推移

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

PER推移

PER推移グラフ

キャッシュフロー推移

キャッシュフロー推移グラフ

負債・純資産推移

負債・純資産推移グラフ

貸借対照表比較

貸借対照表比較グラフ

利益・配当推移

利益・配当推移グラフ

利益・配当散布図

利益・配当散布図

在庫回転率の推移

在庫回転率の推移グラフ

セグメント別利益の推移

セグメント別利益の推移グラフ

事業内容

事業の概要

当社グループは、建設事業(国内建築事業、海外建築事業、国内土木事業、海外土木事業)と不動産事業を主要な事業として展開しており、さらに付随する事業も行っています。

主要な事業分野

  • 建設事業
  • 不動産事業
  • PFI事業
  • 再生可能エネルギー事業
  • ICT関連事業
  • 金融事業

各事業分野の詳細

建設事業

  • 国内建築事業:建築工事の受注と施工を主な業務とし、内装工事や建設用資機材の販売も行っている。
  • 海外建築事業:北米や東南アジアで建築工事の受注と施工を行っている。
  • 国内土木事業:土木工事の受注と施工を主な業務とし、一部は子会社が受注している。
  • 海外土木事業:北米や東南アジアで土木工事の受注と施工を行っている。

不動産事業

  • 不動産の売買、賃貸、宅地開発などの開発事業を行っており、子会社も含めて展開している。

PFI事業

  • 特別目的会社に投融資を行い、PFI事業に関与している。

再生可能エネルギー事業

  • 太陽光発電や風力、バイオマス、地熱などの再生可能エネルギー事業に取り組んでいる。

ICT関連事業

  • ICT関連事業を展開しており、情報システム関連の業務を行っている。

金融事業

  • グループ会社の資金調達を含む金融事業を行っている。

事業の特徴・強み

  • 多岐にわたる事業分野の展開
  • 国内外での建設事業の実績とネットワーク
  • 再生可能エネルギー分野への積極的な取り組み

今後の展開・戦略

当社グループは、建設事業や再生可能エネルギー事業の拡大を図り、さらなる事業多角化を目指す戦略を展開しています。また、ICT関連事業や金融事業の成長も重要な展開となる予定です。

関連会社情報

【連結子会社】
| 会社名 | 住所 | 資本金 | 事業内容 | 所有割合 | 役員兼任 |
|——————————-|————–|————|——————|———-|———-|
| 株式会社内外テクノス | 埼玉県ふじみ野市 | 150百万円 | 国内建築事業 | 100% | 有 |
| 大林ファシリティーズ株式会社 | 東京都千代田区 | 50百万円 | 国内建築事業 | 100% | 有 |
| オーク設備工業株式会社 | 東京都中央区 | 300百万円 | 国内建築事業 | 100% | 有 |
| 株式会社アトリエ・ジーアンドビー | 東京都品川区 | 50百万円 | 国内建築事業 | 100% | 有 |
| 株式会社特研メカトロニクス | 東京都港区 | 40百万円 | 国内建築事業 | 100% | 有 |
| 株式会社大林デザインパートナーズ | 東京都港区 | 50百万円 | 国内建築事業 | 100% | 有 |
| 株式会社サイプレス・スナダヤ | 愛媛県西条市 | 20百万円 | 国内建築事業 | 46.1% | 有 |
| 大林道路株式会社 | 東京都千代田区 | 6,293百万円 | 国内土木事業 | 100% | 有 |
| 相馬環境サービス株式会社 | 福島県相馬市 | 30百万円 | 国内土木事業 | 100% | 無 |
| 東洋テックス株式会社 | 東京都千代田区 | 50百万円 | 国内土木事業 | 100% | 有 |
| 大林カナダホールディングス | カナダオンタリオ | 42,001千CA$ | 海外土木事業 | 100% | 有 |
| 大林新星和不動産株式会社 | 東京都千代田区 | 6,170百万円 | 不動産事業 | 100% | 有 |
| 匿名組合みなとみらい53EAST | 東京都港区 | 31,830百万円 | 不動産事業 | 100% | 無 |
| うめきた開発特定目的会社 | 東京都千代田区 | 42,987百万円 | 不動産事業 | 100% | 有 |
| オーク・ロジ厚木特定目的会社 | 東京都千代田区 | 13,900百万円 | 不動産事業 | 100% | 無 |
| オーク名古屋特定目的会社 | 東京都千代田区 | 4,900百万円 | 不動産事業 | 100% | 無 |
| オーク・ロジ岩槻特定目的会社 | 東京都千代田区 | 9,100百万円 | 不動産事業 | 100% | 無 |
| オーク・ロジ東松山特定目的会社 | 東京都千代田区 | 4,400百万円 | 不動産事業 | 100% | 無 |
| オーク・ロジ川越特定目的会社 | 東京都千代田区 | 3,500百万円 | 不動産事業 | 100% | 無 |
| 大林プロパティズUK | 英国ロンドン | 396,000千STG | 不動産事業 | 100% | 無 |
| 島根あさひソーシャルサポート株式会社 | 島根県浜田市 | 10百万円 | その他(PFI関連) | 48% | 有 |

【持分法適用関連会社】
| 会社名 | 住所 | 資本金 | 事業内容 | 所有割合 | 役員兼任 |
|——————————-|————–|————|——————|———-|———-|
| 洋林建設株式会社 | 山口県周南市 | 150百万円 | 国内建築事業 | 50% | 有 |
| PFI大久保テクノリソース株式会社 | 埼玉市桜区 | 10百万円 | その他(PFI関連) | 20% | 有 |
| 柏泉グリーン開発株式会社 | 神戸市北区 | 20百万円 | その他(その他) | 50% | 無 |

【注釈】
1. 主要な事業の内容欄には、セグメント情報に記載された名称を記載している。なお、その他に属する会社については、「事業の系統図」における事業内容を( )内に記載している。
2. 大林道路株式会社、大林新星和不動産株式会社、匿名組合みなとみらい53EAST、うめきた開発特定目的会社、オーク・ロジ厚木特定目的会社、オーク・ロジ岩槻特定目的会社、大林USA、MWH及び大林プロパティズUKは特定子会社に該当する。
3. 大林カタール、島根あさひソーシャルサポート株式会社及び株式会社サイプレス・スナダヤに対する議決権の所有割合は、100分の50以下であるが、実質的に支配しているため子会社としている。
4. 株式会社アトリエ・ジーアンドビーは、2024年6月10日付で本店所在地を「東京都品川区」から「東京都港区」へ変更している。
5. 議決権の所有割合の( )内は間接所有割合で内数、[ ]内は同意している者の所有割合で外数である。
6. 外貨については、次の略号で表示している。US$=米ドル、RP=インドネシアルピア、B=タイバーツ、NT$=ニュー台湾ドル、S$=シンガポールドル、QAR=カタールリアル、CA$=カナダドル、STG=スターリング・ポンド、NZ$=ニュージーランドドル

設備投資分析

設備投資の分析

投資の時期と規模

2015年から2024年までの時期において、設備投資の規模は年々増加しており、特に2018年度には不動産事業における投資額が急増している傾向が見られます。投資の頻度は毎年行われており、継続的な設備投資が行われています。

投資の目的と内容

主要な投資分野は建設事業、不動産事業、再生可能エネルギー事業であり、施工能力の向上や業務処理の効率化、BCP対応機能の強化などが投資の主な目的となっています。特に不動産事業においては、賃貸事業用不動産の取得に多額の投資が行われています。

投資の効果と影響

設備投資により施工能力や業務処理の効率化が図られ、事業の生産性向上や競争力強化が期待されます。また、再生可能エネルギー事業への投資により、持続可能な事業展開が進められています。一方で、不動産事業における大規模な投資は、将来の収益性やリスク管理に影響を与える可能性があります。