[1821] 三井住友建設 の財務・株価分析レポート

18210 – 三井住友建設 財務分析レポート

18210 – 三井住友建設 財務分析レポート

作成日: 2025年07月07日

営業利益・純利益と営業利益率の推移

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

PER推移

PER推移グラフ

キャッシュフロー推移

キャッシュフロー推移グラフ

負債・純資産推移

負債・純資産推移グラフ

貸借対照表比較

貸借対照表比較グラフ

利益・配当推移

利益・配当推移グラフ

利益・配当散布図

利益・配当散布図

在庫回転率の推移

在庫回転率の推移グラフ

事業内容

事業の概要

当社グループは、土木工事と建築工事を主要な事業内容として展開しています。グループ全体では、国内および海外で事業を展開しており、設計から施工までの一連のプロセスを提供しています。

主要な事業分野

  • 土木工事
  • 建築工事

各事業分野の詳細

土木工事

当社グループでは、三井住建道路㈱を含む子会社が土木工事の設計、施工、および関連事業を国内および海外で展開しています。土木工事には道路や橋梁などのインフラ整備が含まれます。

建築工事

建築工事では、当社と㈱SMCRを含む子会社が国内および海外で建築工事の設計、施工、および関連事業を行っています。建築工事には住宅、商業施設、公共施設などの建築物の建設が含まれます。

事業の特徴・強み

  • 総合的なサービス提供: 当社グループは設計から施工までの一貫したサービスを提供することで顧客ニーズに応えています。
  • 国内外での展開: 土木工事と建築工事を国内外で展開することで多様な市場で事業を展開しています。

今後の展開・戦略

当社グループは、技術革新や効率化を進めつつ、国内外の需要に柔軟に対応することで事業を拡大していく戦略を採用しています。将来的には持続可能な成長を目指し、新たな市場への進出やサービスの多様化を図っていく予定です。

関連会社情報

【連結子会社】
| 会社名 | 住所 | 資本金 | 事業内容 | 所有割合 | 役員兼任 |
|———————-|———————|——–|——————|———-|———-|
| 三井住建道路㈱ | 東京都新宿区 | 1,329 | 土木工事 | 53.9 | あり |
| 三井住友建設鉄構エンジニアリング㈱ | 千葉県千葉市美浜区 | 400 | 土木工事 | 100.0 | あり |
| ドーピー建設工業㈱ | 北海道札幌市中央区 | 300 | 土木工事 | 100.0 | あり |
| ㈱SMCR | 東京都中央区 | 216 | 建築工事 | 100.0 | あり |
| SMCプレコンクリート㈱ | 東京都中央区 | 550 | 土木工事建築工事 | 99.6 | あり |
| SMC商事㈱ | 東京都中央区 | 100 | 土木工事建築工事 | 100.0 | あり |
| SMCテック㈱ | 千葉県流山市 | 100 | 土木工事建築工事 | 100.0 | あり |
| SMCシビルテクノス㈱ | 東京都中央区 | 100 | 土木工事 | 100.0 | あり |
| ㈱免制震ディバイス | 東京都千代田区 | 100 | 建築工事 | 80.0 | あり |
| ㈱西和工務店 | 神奈川県相模原市中央区 | 32 | 土木工事 | 50.0 | あり |

【持分法適用関連会社】
| 会社名 | 住所 | 資本金 | 事業内容 | 所有割合 | 役員兼任 |
|——————————-|———————|——–|————|———-|———-|
| SMCタイランド | タイ王国バンコク | 5百万THB | 建築工事 | 49.0 | あり |
| SMCコンストラクション | インド共和国ニューデリー | 2百万INR | 建築工事 | 100.0 | あり |
| SMCフィリピンズ | フィリピン共和国マニラ首都圏 | 14百万PHP | 土木工事建築工事 | 40.0 | あり |
| SMCウタマインドネシア | インドネシア共和国ジャカルタ | 35,189百万IDR | 建築工事 | 70.0 | あり |
| SMCオーバーシーズ | シンガポール共和国シンガポール | 15百万SGD | 建築工事 | 100.0 | あり |
| SMCマレーシア | マレーシア国ジョホールバル | 29百万MYR | 土木工事建築工事 | 100.0 | あり |
| 台灣三住建股份有限公司 | 台湾台北市 | 55百万NTD | その他 | 90.0 | あり |
| Antara Koh Private Limited | シンガポール共和国シンガポール | 15百万SGD | 土木工事 | 100.0 | あり |
| Antara Koh(Myanmar)Ltd | ミャンマー連邦共和国ヤンゴン | 98百万MMK | 土木工事 | 100.0 | あり |
| AKM Sdn Bhd | マレーシア国ジョホールバル | 0百万MYR | 土木工事 | 100.0 | あり |
| Antara Koh(Malaysia) Sdn Bhd | マレーシア国ジョホールバル | 1百万MYR | 土木工事 | 30.0 [70.0] | あり |

【注釈】
1. SMCプレコンクリート株式会社は、2024年3月29日付で当社を引受人とする増資を実施したため、当社の議決権比率は97.9%から99.6%に増加し、同社の資本金は、100百万円から550百万円に増加しました。なお、2024年5月15日付で減資を実施し、同社の資本金は、550百万円から100百万円に減少しています。
2. 議決権所有割合の( )内は間接所有割合で内数であり、[ ]内は緊密な者又は同意している者の所有割合で外数であります。
3. 吉井企画㈱は、2023年10月23日に破産手続開始が決定され、財務及び営業又は事業の方針の決定に対して重要な影響を与えていないと認められるため、持分法適用会社から除外しています。

設備投資分析

設備投資の分析

投資の時期と規模

2015年から2024年までの間に実施された設備投資の総額は、年々変動がありました。特に大きな投資が行われたのは2023年で、総額は46億円に達しました。この年は生産能力の増強や環境配慮設計の取り組みに重点が置かれました。それ以外の年では、総額は10億円から33億円の範囲で推移しており、比較的安定していました。

投資の目的と内容

主な投資分野は工事用機械の取得及び維持・更新であり、ほとんどの年でこの分野に投資が集中しています。ただし、2023年には生産能力の増強や環境配慮設計に関連する設備投資が行われました。また、2024年には水上太陽光発電事業における発電設備の建設にも投資が行われました。

投資の効果と影響

設備投資により、生産能力の増強や環境配慮設計の取り組みが進められ、新たな事業領域にも進出するなど、事業への影響は大きかったと言えます。ただし、投資額の変動や投資内容の多様化により、成果を最大化するためには投資戦略の見直しが必要となるかもしれません。