[1898] 世紀東急工業 の財務・株価分析レポート

18980 – 世紀東急工業 財務分析レポート

18980 – 世紀東急工業 財務分析レポート

作成日: 2025年07月07日

営業利益・純利益と営業利益率の推移

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

PER推移

PER推移グラフ

キャッシュフロー推移

キャッシュフロー推移グラフ

負債・純資産推移

負債・純資産推移グラフ

貸借対照表比較

貸借対照表比較グラフ

利益・配当推移

利益・配当推移グラフ

利益・配当散布図

利益・配当散布図

在庫回転率の推移

在庫回転率の推移グラフ

セグメント別利益の推移

セグメント別利益の推移グラフ

事業内容

事業の概要

当社グループは舗装・土木を主とする建設事業と舗装資材の製造販売を主要な事業として展開しています。また、売電事業や建設機械の販売・リース事業も行っています。

主要な事業分野

  • 建設事業
  • 舗装資材製造・販売事業
  • その他の事業(売電事業、建設機械の販売・リース事業)

各事業分野の詳細

建設事業

建設事業は当社と子会社、関連会社が参加しており、主要な子会社にはやまびこ工業㈱、みちのく工業㈱、新世紀工業㈱などがあります。また、関連会社としてガルフシール工業㈱も関与しています。工事の一部は東急建設㈱及び東急㈱から受注しています。

舗装資材製造・販売事業

舗装資材製造・販売事業は新世紀工業㈱、SEIKITOKYU MYANMAR ROAD COMPANY LIMITED、能登アスコン㈱が主に担当しています。舗装資材の製造・販売を行い、一部は他社から購入し、販売も行っています。

その他の事業

その他の事業としては売電事業や建設機械の販売・リース事業が挙げられます。売電事業では電力の販売を行い、建設機械の販売・リース事業ではエス・ティ・サービス㈱が主に担当しています。

事業の特徴・強み

  • 多岐にわたる事業展開: 建設事業、舗装資材製造・販売事業、その他の事業を展開し、事業の多様性が特徴。
  • 関連会社との連携: 東急グループに属する関連会社との連携により、幅広いビジネス展開が可能。

今後の展開・戦略

当社は今後も建設事業を中心に事業を拡大し、舗装資材製造・販売事業やその他の事業も強化していく戦略を展開しています。また、関連会社との連携を強化し、グループ全体でのシナジー効果を追求していく方針です。

関連会社情報

【連結子会社】
| 会社名 | 住所 | 資本金 | 事業内容 | 所有割合 | 役員兼任 |
|—————–|—————-|——–|—————————————-|———-|———-|
| 舗道工業株式会社 | 北海道札幌市 | 48 | 建設事業 | 100.00 | 有 |
| 舗栄建設工業株式会社 | 北海道札幌市 | 35 | 建設事業 | 100.00 | 有 |
| みちのく工業株式会社 | 岩手県盛岡市 | 20 | 建設事業 | 100.00 | 有 |
| やまびこ工業株式会社 | 宮城県仙台市 | 20 | 建設事業 | 100.00 | 有 |
| エス・ティ・サービス株式会社 | 東京都港区 | 50 | 自動車等の賃貸及び販売事業 | 100.00 | 有 |
| 日東道路株式会社 | 東京都渋谷区 | 30 | 建設事業 | 100.00 | 有 |
| 株式会社孝松工務店 | 神奈川県厚木市 | 20 | 建設事業 | 100.00 | 有 |
| 新世紀工業株式会社 | 奈良県大和郡山市 | 49 | 建設事業、舗装資材製造販売事業 | 100.00 | 有 |
| クマレキ工業株式会社 | 熊本県阿蘇市 | 20 | 建設事業 | 100.00 | 有 |

【持分法適用関連会社】
| 会社名 | 住所 | 資本金 | 事業内容 | 所有割合 | 役員兼任 |
|——————————|———-|——–|————————–|———-|———-|
| SEIKITOKYU MYANMAR ROAD COMPANY LIMITED | ヤンゴン | 10,000 | 舗装資材製造販売事業 | 100.00 | 有 |
| STK PACIFIC CORPORATION | グアム | 400 | 建設事業 | 100.00 | 有 |

【注釈】
1. 上記連結子会社の主要な事業の内容欄には、セグメント情報に記載された名称を記載しております。
2. 議決権の所有(被所有)割合の[ ]内は、間接所有割合で内数、内は、緊密な者又は同意している者の所有割合で外数となっております。
3. 特定子会社に該当しております。
4. 有価証券報告書を提出しております。

設備投資分析

設備投資の分析

投資の時期と規模

2015年から2024年までの10年間における設備投資は、総額が年々増加し、特に2017年と2020年に大きな投資が行われました。2017年には57億65百万円、2020年には21億78百万円の投資が実施されました。投資の頻度は毎年実施されており、継続的な設備投資が行われています。

投資の目的と内容

建設事業では、施工能力の強化や生産性向上、環境保全を目的とした施工機械の増強や更新が主な投資内容でした。舗装資材製造販売事業では、生産性向上や環境保全を目的とした製造設備の更新が中心であり、特に2017年と2020年には大規模な設備投資が行われました。

投資の効果と影響

設備投資により、施工能力や生産性が向上し、環境負荷の低減が図られました。特に舗装資材製造販売事業においては、製品の品質改善や製造効率の向上が実現され、事業の効率化が進みました。一方で、設備投資に伴う課題としては、投資額の増加による資金調達や設備導入に伴う運用管理の課題が挙げられます。