[1946] トーエネック の財務・株価分析レポート

19460 – トーエネック 財務分析レポート

19460 – トーエネック 財務分析レポート

作成日: 2025年07月07日

営業利益・純利益と営業利益率の推移

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

PER推移

PER推移グラフ

キャッシュフロー推移

キャッシュフロー推移グラフ

負債・純資産推移

負債・純資産推移グラフ

貸借対照表比較

貸借対照表比較グラフ

利益・配当推移

利益・配当推移グラフ

利益・配当散布図

利益・配当散布図

在庫回転率の推移

在庫回転率の推移グラフ

セグメント別利益の推移

セグメント別利益の推移グラフ

事業内容

事業の概要

当社グループは、設備工事業を主要な事業として展開しています。また、太陽光発電事業や学校空調システムサービス、商品販売なども行っています。

主要な事業分野

  • 設備工事業
  • 太陽光発電事業
  • 学校空調システムサービス

各事業分野の詳細

設備工事業

当社は配電線工事、地中線工事、屋内線工事、空調管工事、通信工事などの施工を行っています。下請施工は㈱トーエネックサービスや旭シンクロテック㈱が担当し、海外子会社や持分法適用関連会社も屋内線工事や空調管工事を提供しています。

太陽光発電事業

当社は太陽光発電事業を展開しており、再生可能エネルギー分野での事業に注力しています。

学校空調システムサービス

学校向けの空調システムサービスを提供しており、教育施設向けの設備工事やメンテナンスを行っています。

事業の特徴・強み

  • 幅広い設備工事サービス: 配電線工事から空調管工事まで幅広い分野でサービスを提供しており、顧客ニーズに柔軟に対応可能。
  • グローバル展開: 海外子会社や持分法適用関連会社を通じて、アジア各国での施工を行い、国際市場での事業展開を図っている。

今後の展開・戦略

当社は再生可能エネルギー分野への注力を強化し、太陽光発電事業の拡大を図るとともに、海外市場での事業拡大を推進していきます。また、教育施設向けの空調システムサービスなど、新たな事業分野への進出も検討しています。

関連会社情報

【連結子会社】
| 会社名 | 住所 | 資本金 | 事業内容 | 所有割合 | 役員兼任 |
|——————————–|—————-|——–|——————|———-|———-|
| 中部電力㈱ | 古屋市東区 | 430,777| 電気事業 | 51.88 | 2名 |
| ㈱トーエネックサービス | 古屋市中区 | 100 | 設備工事業 | 100 | 2名 |
| 旭シンクロテック㈱ | 東京都港区 | 40 | 設備工事業 | 100 | 3名 |
| 統一能科建筑安装(上海)有限公司| 中華人民共和国| 41 | 設備工事業 | 100 | 2名 |
| TOENEC (THAILAND) CO.,LTD. | タイ王国 | 10 | 設備工事業 | 100 | 2名 |
| TOENEC PHILIPPINES INCORPORATED| フィリピン共和国| 1 | 設備工事業 | 100 | 1名 |
| PT.ASAHI SYNCHROTECH INDONESIA| インドネシア共和国| 35,750| 設備工事業 | 96 | 1名 |

【持分法適用関連会社】
| 会社名 | 住所 | 資本金 | 事業内容 | 所有割合 | 役員兼任 |
|——————————–|—————-|——–|——————|———-|———-|
| PFI豊川宝飯斎場㈱ | 豊川市御津町 | 100 | その他 | 36 | 2名 |
| ㈱中部プラントサービス | 名古屋市熱田区| 240 | その他 | 20 | 1名 |
| Tri-En TOENEC Co.,Ltd. | タイ王国 | 114 | 設備工事業 | 30 | 1名 |
| HAWEE MECHANICAL AND ELECTRICAL JOINT STOCK COMPANY| ベトナム社会主義共和国| 300,000| 設備工事業| 40| 1名|
| FUHBIC TOENEC Corporation | 台湾 | 130 | 設備工事業 | 40 | 2名 |

【注釈】
1. 有価証券報告書を提出している。
2. 特定子会社に該当しない。
3. 「主要な事業の内容」欄には、セグメント情報に記載された名称を記載している。
4. TOENEC (THAILAND) CO.,LTD.は、Tri-En TOENEC Co.,Ltd.への事業移管が終了し清算手続き中である。
5. Tri-En TOENEC Co.,Ltd.は、当社が増資を引き受けることで出資比率が49%となり、加えて、当社指名の取締役が同社取締役の過半を占めることにより、2024年5月9日付で子会社となった。

設備投資分析

設備投資の分析

投資の時期と規模

2017年03月期から2020年03月期にかけて特に大きな投資が行われ、その総額は17,037百万円から32,703百万円に増加しました。投資の頻度は年々増加しており、継続的な設備投資が行われています。

投資の目的と内容

主な投資分野は設備工事業とエネルギー事業であり、太陽光発電設備の取得や事業場の新築・改修が行われています。投資の目的は生産能力の拡大や効率化、新規事業の展開に向けた設備投資が中心であり、特にエネルギー事業に重点が置かれています。

投資の効果と影響

設備投資により事業所の拡充や更新が進み、生産能力が向上しました。特にエネルギー事業における太陽光発電事業の拡大が見られ、事業の多角化や持続可能性の向上に寄与しています。一方、設備投資の増加に伴い、資金調達やリスク管理などの課題も浮き彫りになってきています。