19590 – 九電工 財務分析レポート
営業利益・純利益と営業利益率の推移
PER推移
キャッシュフロー推移
負債・純資産推移
貸借対照表比較
利益・配当推移
利益・配当散布図
在庫回転率の推移
セグメント別利益の推移
事業内容
事業の概要
当社グループは、設備工事業を主力とし、配電線工事や空調管工事の設計・施工を行っています。その他にも電気工事、不動産販売、ソフト開発、人材派遣、再生可能エネルギー発電、環境分析、医療関連事業、印刷、ホテル経営、ゴルフ場経営など多岐にわたる事業を展開しています。
主要な事業分野
- 設備工事業
- 材料・機器販売事業
- 不動産販売・管理事業
- ソフトウェア開発事業
- 人材派遣事業
- 再生可能エネルギー発電事業
- 環境分析・測定事業
- 医療関連事業
- 印刷事業
- ホテル経営
- ゴルフ場経営
- 商業施設の企画・運営
各事業分野の詳細
設備工事業
- 配電線工事や電気工事、空調管工事の設計・施工を主に行う。
- 子会社が保守・点検・メンテナンスを担当。
材料・機器販売事業
- 電気工事や空調管工事に関連する材料・機器の販売を行う。
不動産販売・管理事業
- 不動産の販売、賃貸、管理業務を行う。
ソフトウェア開発事業
- ソフトウェアの開発を手掛ける子会社が存在。
人材派遣事業
- 人材派遣業務を行う子会社が運営。
再生可能エネルギー発電事業
- 再生可能エネルギー発電事業を多数の関連会社と共同で展開。
環境分析・測定事業
- 環境負荷の分析サービスを提供する子会社が活動。
医療関連事業
- 医療関連事業を展開する。
印刷事業
- 印刷、製本などを行う子会社が存在。
ホテル経営
- ビジネスホテルの経営を行う子会社が運営。
ゴルフ場経営
- ゴルフ場の経営を行う子会社が活動。
商業施設の企画・運営
- 商業施設の企画・運営を行う子会社が存在。
事業の特徴・強み
- 多角的な事業展開により収益の多様化を図っている。
- 再生可能エネルギー分野に積極的に参入し、持続可能な事業展開を推進している。
今後の展開・戦略
当社は、再生可能エネルギー分野の拡大や環境分析サービスの強化、さらなる事業多角化を目指す戦略を展開しています。将来的には持続可能なビジネスモデルの構築と成長を目指しています。
関連会社情報
【連結子会社】
| 会社名 | 住所 | 資本金 | 事業内容 | 所有割合 | 役員兼任 |
|————–|————–|——–|——————|———-|———-|
| ㈱福岡電設 | 福岡県福岡市南区 | 20 | 設備工事業 | 100.0 | なし |
| ㈱きたせつ | 福岡県北九州市小倉北区 | 20 | 設備工事業 | 100.0 | なし |
| ㈱大分電設 | 大分県大分市 | 20 | 設備工事業 | 99.6 | なし |
| ㈱明光社 | 宮崎県宮崎市 | 21 | 設備工事業 | 64.8 | なし |
| ㈱南九州電設 | 鹿児島県鹿児島市 | 20 | 設備工事業 | 100.0 | なし |
| ㈱熊栄電設 | 熊本県熊本市南区 | 20 | 設備工事業 | 100.0 | なし |
| ㈱チョーエイ | 長崎県長崎市 | 20 | 設備工事業 | 100.0 | なし |
| ㈱有明電設 | 佐賀県佐賀市 | 20 | 設備工事業 | 100.0 | なし |
| 九興総合設備㈱ | 東京都豊島区 | 20 | 設備工事業 | 100.0 | なし |
| エルゴテック㈱ | 東京都港区 | 92 | 設備工事業 | 100.0 | なし |
| 中央理化工業㈱ | 東京都豊島区 | 99 | 設備工事業 | 100.0 | なし |
| ㈱九電工ホーム | 福岡県福岡市中央区 | 100 | その他 | 100.0 | あり |
【持分法適用関連会社】
| 会社名 | 住所 | 資本金 | 事業内容 | 所有割合 | 役員兼任 |
|————–|————–|——–|————–|———-|———-|
| ㈱九建 | 福岡県福岡市中央区 | 100 | 設備工事業 | 42.8 | あり |
| セントラル総合開発㈱ | 東京都千代田区 | 1,352 | その他 | 30.5 | なし |
【注釈】
1. 主要な事業の内容欄には、セグメント情報に記載された名称を記載している。
2. 議決権の所有割合の〔〕内は、間接所有割合で内数である。
3. 有価証券報告書を提出している。
設備投資分析
設備投資の分析
投資の時期と規模
2015年から2024年までの時期において、再生可能エネルギー発電事業における太陽光発電設備への投資が着実に増加しており、2015年には75億5百万円から2024年には3,242百万円まで増加している。特に2017年に39億96百万円と最も高額の投資が行われた。
投資の目的と内容
主要な投資分野は設備工事業と再生可能エネルギー発電事業であり、安全面や作業能率の向上を目的としている。設備工事業では事業所の更新や工事用機器の購入が中心であり、再生可能エネルギー発電事業では太陽光発電設備への投資が行われている。また、2020年以降はソフト開発事業や機械装置の購入にも投資が行われている。
投資の効果と影響
投資により作業環境の整備や安全面、作業能率の向上が図られており、事業の効率化や競争力の向上に寄与していると考えられる。再生可能エネルギーへの投資は環境への配慮や持続可能性の観点からも重要であり、企業価値の向上に寄与していると言える。