[1961] 三機工業 の財務・株価分析レポート

19610 – 三機工業 財務分析レポート

19610 – 三機工業 財務分析レポート

作成日: 2025年07月07日

営業利益・純利益と営業利益率の推移

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

PER推移

PER推移グラフ

キャッシュフロー推移

キャッシュフロー推移グラフ

負債・純資産推移

負債・純資産推移グラフ

貸借対照表比較

貸借対照表比較グラフ

利益・配当推移

利益・配当推移グラフ

利益・配当散布図

利益・配当散布図

在庫回転率の推移

在庫回転率の推移グラフ

事業内容

事業の概要

当社及び関係会社は、建築設備事業、機械システム事業、環境システム事業、不動産事業を主要な事業として展開しています。また、保険代理事業、リース事業、人材派遣事業なども行っています。

主要な事業分野

  • 建築設備事業
  • 機械システム事業
  • 環境システム事業
  • 不動産事業

各事業分野の詳細

建築設備事業

ビル空調衛生、産業空調、電気設備、ファシリティシステムなどの建築設備全般に関する事業を行っています。主な関連会社には三機テクノサポート㈱、THAI SANKI ENGINEERING & CONSTRUCTION CO.,LTD.、三机建筑工程(上海)有限公司があります。

機械システム事業

搬送システム及び搬送機器に関する製造販売事業を展開しています。主な関連会社には三機産業設備㈱があります。

環境システム事業

上下水道施設や廃棄物処理施設に関する事業を行っています。主な関連会社には三機化工建設㈱、三機環境サービス㈱、AQUACONSULT Anlagenbau GmbHがあります。

不動産事業

保有不動産の賃貸・管理事業を展開しています。

事業の特徴・強み

  • 多角的な事業展開: 建築設備、機械システム、環境システム、不動産など幅広い事業分野に参入しており、多角的な事業展開が特徴。
  • グローバル展開: 関連会社を通じて国内外で事業を展開し、国際市場にも積極的に参入している。

今後の展開・戦略

今後は、さらなる事業多角化やグローバル展開を強化し、新たな市場での競争力強化を図ることが戦略の一環となります。また、環境技術への投資やデジタル化への取り組みを通じて、持続可能な成長を目指す方針です。

関連会社情報

【連結子会社】
| 会社名 | 住所 | 資本金 | 事業内容 | 所有割合 | 役員兼任 |
|——————————-|——————-|———-|————————|———-|———-|
| 三機テクノサポート㈱ | 東京都中央区 | 百万円100| 建築設備事業 | 100.0 | 1名 |
| 三機産業設備㈱ | 神奈川県大和市 | 百万円20 | 機械システム事業 | 100.0 | 1名 |
| 三機化工建設㈱ | 神奈川県大和市 | 百万円80 | 環境システム事業 | 100.0 | 1名 |
| 三機環境サービス㈱ | 神奈川県大和市 | 百万円50 | 環境システム事業 | 100.0 | 1名 |
| 三機パートナーズ㈱ | 東京都中央区 | 百万円10 | その他 | 100.0 | 1名 |

【持分法適用関連会社】
| 会社名 | 住所 | 資本金 | 事業内容 | 所有割合 | 役員兼任 |
|——————————-|——————-|———-|————————|———-|———-|
| THAI SANKI ENGINEERING & CONSTRUCTION CO.,LTD. | Bangkok Thailand | 百万バーツ16 | 建築設備事業 | 49.0 | 無し |
| 三机建筑工程(上海)有限公司 | 中国上海市 | 千米ドル3,800| 建築設備事業 | 100.0 | 1名 |
| AQUACONSULT Anlagenbau GmbH | Baden Austria | 千ユーロ18 | 環境システム事業(散気装置製造 販売事業) | 100.0 | 無し |

【注釈】
1. 主要な事業の内容欄には、セグメント情報に記載された名称を記載しております。
2. 持分は100分の50以下でありますが、実質的に支配しているため子会社としたものであります。
3. 2024年4月1日付で、三機環境サービス㈱は、三機化工建設㈱が営む民間用水排水事業、化工機事業及び汚泥再生事業を吸収分割により承継しております。また、同日付で、三機化工建設㈱は三機グリーンテック㈱に、三機環境サービス㈱は三機アクアテック㈱に商号変更しております。

設備投資分析

設備投資の分析

投資の時期と規模

2015年から2024年までの時期において、設備投資の規模は増加傾向にあります。特に大きな投資は2018年に3,772百万円、2019年に6,110百万円で行われました。投資の頻度は毎年実施されており、2018年以降は大規模な投資が継続して行われています。

投資の目的と内容

主要な投資分野は賃貸用建物の改修や研究施設の構築・改修であり、特に「三機テクノセンター」に対する投資が目立ちます。投資の目的は施設の拡張や更新、生産能力の向上にあります。2018年以降は新規事業や生産拠点の建設にも投資が行われています。

投資の効果と影響

設備投資により事業の拡大や生産性の向上が期待されます。特に研究施設や生産拠点の整備により、競争力の強化や新たなビジネスチャンスの創出が見込まれます。一方、投資に伴う課題としては、適切なリスク管理や効果的な運用が求められる点が挙げられます。