[2146] UTグループ の財務・株価分析レポート

21460 – UTグループ 財務分析レポート

21460 – UTグループ 財務分析レポート

作成日: 2025年07月07日

営業利益・純利益と営業利益率の推移

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

PER推移

PER推移グラフ

キャッシュフロー推移

キャッシュフロー推移グラフ

負債・純資産推移

負債・純資産推移グラフ

貸借対照表比較

貸借対照表比較グラフ

利益・配当推移

利益・配当推移グラフ

利益・配当散布図

利益・配当散布図

在庫回転率の推移

在庫回転率の推移グラフ

事業内容

事業の概要

当社グループは、モノづくり領域における人材サービスを提供しており、主要な事業は以下の5つに分かれています。

主要な事業分野

  • マニュファクチャリング事業
  • エリア事業
  • ソリューション事業
  • エンジニアリング事業
  • 海外事業

各事業分野の詳細

マニュファクチャリング事業

主に製造業向けに人材派遣・業務請負サービスを提供。主要顧客は国内の産業・業務用機械、エレクトロニクス、輸送機器メーカー。

エリア事業

地域密着型の人材派遣・業務請負サービスを提供。主要顧客は国内各地域の製造業、サービス業。

ソリューション事業

大手製造業の構造改革に伴う人材の受け入れと人材派遣・業務請負サービスを提供。主要顧客は国内の大手電機メーカー。

エンジニアリング事業

建設及びIT領域における技術者派遣・業務請負サービスを提供。主要顧客はメーカー、ゼネコン等。

海外事業

海外で人材サービスを提供。主要顧客はベトナム国内のメーカー。

事業の特徴・強み

  • 多岐にわたる事業分野をカバー: マニュファクチャリング、エリア、ソリューション、エンジニアリング、海外と幅広い分野でサービスを提供。
  • 主要顧客との強固な関係: 大手製造業や電機メーカーなど、主要顧客との信頼関係を築いている。

今後の展開・戦略

当社は、グループ全体の経営効率向上と特色・強みの発揮を目指し、以下の機能を担っています。

  • グループ経営戦略の企画・立案・推進
  • 資本政策、財務戦略の企画・立案
  • 人材開発、人事戦略
  • 営業企画、商品・サービス戦略
  • コンプライアンス・リスク管理
  • 広報・IR戦略

今後もグループ全体の企業価値最大化を目指し、事業展開と戦略の強化を進めていきます。

関連会社情報

【連結子会社】
| 会社名 | 住所 | 資本金 | 事業内容 | 所有割合 | 役員兼任 |
|———————-|——————-|————|—————————————-|———-|———-|
| UTエイム株式会社 | 東京都品川区 | 500百万円 | 製造業向けの人材派遣・請負事業 | 100.0 | 1名 |
| UTコネクト株式会社 | 東京都品川区 | 10百万円 | 製造業向けの人材派遣・請負事業 | 100.0 | 1名 |
| UTスリーエム株式会社 | 愛知県岡崎市 | 10百万円 | 製造業向けの人材派遣・請負事業 | 100.0 | 1名 |
| UTエフサス・クリエ株式会社 | 神奈川県川崎市 | 100百万円 | 製造業向けの人材派遣・請負事業 | 51.0 | 1名 |
| UTテクノロジー株式会社 | 東京都品川区 | 45百万円 | 設計・開発技術者派遣・請負事業 | 100.0 | 1名 |
| UTコンストラクション株式会社 | 東京都品川区 | 40百万円 | 建設技術者派遣・請負事業 | 100.0 | 1名 |
| UTライフサポート株式会社 | 東京都品川区 | 10百万円 | 社内福利厚生事業 | 100.0 | – |
| UTハートフル株式会社 | 東京都品川区 | 10百万円 | オフィスサービス事業(特例子会社) | 100.0 | – |

【持分法適用関連会社】
| 会社名 | 住所 | 資本金 | 事業内容 | 所有割合 | 役員兼任 |
|———————-|——————-|————|—————————————-|———-|———-|
| UT東芝株式会社 | 東京都品川区 | 90百万円 | 製造業向けの人材派遣、プリンティング・情報処理サービス事業 | 80.0 | 1名 |
| UT MESC株式会社 | 東京都品川区 | 30百万円 | 製造業向けの人材派遣・請負事業 | 100.0 | – |
| UTテクノロジー株式会社 | 東京都品川区 | 45百万円 | 設計・開発技術者派遣・請負事業 | 100.0 | 1名 |

【注釈】
1. 「議決権の所有割合(又は被所有割合)(%)」欄の〔内書〕は間接所有であります。
2. 特定子会社であります。
3. 2023年6月に株式会社アーキ・ジャパンの親会社である株式会社AJホールディングス、株式会社アクト・ジャパン及びJAGフィールド株式会社の全株式を所有するJ-CEP株式会社の全保有分を売却いたしました。これにより、同5社は持分法適用関連会社から除外しております。
4. 2024年4月に連結子会社であったUTテクノロジー株式会社及びUTコンストラクション株式会社の全保有株式を売却いたしました。
5. 2024年4月に株式会社ビーネックスパートナーズ(UTパートナーズ株式会社に商号変更)の発行済株式の全株式を取得いたしました。
6. 2024年5月に株式会社日立茨城テクニカルサービス(UTハイテス株式会社に商号変更)の発行済株式の51%を取得いたしました。
7. UTエイム株式会社及びUTコネクト株式会社については、売上高(連結相互間の内部売上高を除く。)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。

設備投資分析

設備投資の分析

投資の時期と規模

2016年03月期と2022年03月期に特に大きな投資が行われた。投資金額は2016年が376,191千円、2022年が1,895百万円で最も高額だった。投資の頻度は毎年行われており、継続的な投資が行われている。

投資の目的と内容

主な投資分野は建物附属設備、自社利用のソフトウェア、本社の増床、システム構築などであった。投資の目的は生産能力拡大、効率化、事務所の統廃合などであり、特にシステム関連への投資が目立つ。セグメント別ではマニュファクチャリング事業への投資額が多い。

投資の効果と影響

投資により事業の拡大や効率化が図られ、特に生産能力やシステム構築の向上が期待される。一方、固定資産の売却による損失も発生しており、資産の最適化が課題となっている。