22010 – 森永製菓 財務分析レポート
営業利益・純利益と営業利益率の推移
PER推移
キャッシュフロー推移
負債・純資産推移
貸借対照表比較
利益・配当推移
利益・配当散布図
在庫回転率の推移
セグメント別利益の推移
事業内容
事業の概要
当社グループは、食料品製造、食料卸売、不動産、サービスなどの事業を展開しています。森永製菓㈱を中心とした連結子会社16社と、非連結子会社1社で構成されています。
主要な事業分野
- 食料品製造
- 食料卸売
- 不動産
- サービス
各事業分野の詳細
食料品製造
食料品製造事業は、主に以下の分野で展開されています:
- 菓子食品事業:森永製菓㈱、高崎森永㈱などが参加し、様々なお菓子を製造しています。
- 冷菓事業:冷菓の製造を主力とする森永製菓㈱や関連会社が活動しています。
- in事業:新たな食品商品の開発や販売を行っています。
食料卸売
食料卸売事業は、主に次のような活動を行っています:
- 業務用食品の卸売:森永商事㈱が業務用食品の卸売を担当しています。
不動産
不動産事業では、不動産の所有や賃貸事業を行っています。
サービス
サービス事業は、主に以下の分野で展開されています:
- ゴルフ場経営:森永高滝カントリー㈱を中心に、ゴルフ場の経営を行っています。
- その他:森永ファイナンス㈱や森永生科学研究所など、様々なサービスを提供しています。
事業の特徴・強み
- 多角的な事業展開:食料品製造、食料卸売、不動産、サービスと幅広い事業分野に参入しており、多様な収益源を持っています。
- グローバル展開:米国、中国、台湾などを含む海外市場にも積極的に進出し、国際的な事業展開を図っています。
今後の展開・戦略
当社グループは、引き続き新たな食品商品の開発や海外市場での事業拡大を重点的に推進していく方針です。また、サービス事業や不動産事業の拡大も検討しており、収益多角化を図りながら持続的な成長を目指しています。
関連会社情報
【連結子会社】
| 会社名 | 住所 | 資本金 | 事業内容 | 所有割合 | 役員兼任 |
|———————-|————–|——–|————–|———-|———-|
| 森永エンゼルデザート㈱ | 神奈川県大和市 | 450 | 食料品製造 | 100 | あり |
| 森永デザート㈱ | 佐賀県鳥栖市 | 450 | 食料品製造 | 100 | あり |
| 高崎森永㈱ | 群馬県高崎市 | 100 | 食料品製造 | 100 | あり |
| ㈱アントステラ | 東京都港区 | 100 | 食料品製造 | 100 | あり |
| 森永商事㈱ | 神奈川県横浜市鶴見区 | 300 | 食料卸売 | 100 | あり |
【持分法適用関連会社】
| 会社名 | 住所 | 資本金 | 事業内容 | 所有割合 | 役員兼任 |
|———————-|————-|——–|——————|———-|———-|
| 台湾森永製菓股份有限公司 | 台湾台北市 | 354 | 食料品製造 | 55.2 | あり |
| 上海森永食品有限公司 | 中国上海市 | 187 | 食料品製造 | 100 | あり |
| 森永食品(浙江)有限公司 | 中国浙江省 | 126 | 食料品製造 | 100 | あり |
| 米国森永製菓㈱ | 米国カリフォルニア州 | 28 | 食料品製造 | 100 | あり |
| 森永アメリカフーズ㈱ | 米国ノースカロライナ州 | 47 | 食料品製造 | 100 | あり |
【注釈】
1. 主要な事業の内容欄には、セグメント情報に記載された名称を記載しております。
2. 上記の内、森永エンゼルデザート㈱、森永デザート㈱、高崎森永㈱、台湾森永製菓股份有限公司、上海森永食品有限公司、米国森永製菓㈱及び森永アメリカフーズ㈱は特定子会社であります。
3. 上記連結子会社全社については、それぞれ売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)が連結売上高の10%以下のため、主要な損益情報等の記載を省略しております。
設備投資分析
設備投資の分析
投資の時期と規模
- 特に大きな投資が行われた時期:2016年03月期に74億6百万円の投資が行われ、最も規模が大きかった。
- 投資金額の推移:投資額は2015年から2024年まで変動し、最高額は2016年に記録された。
- 投資の頻度や継続性:食料品製造事業を中心に毎年のように投資が行われており、継続的な投資が行われている。
投資の目的と内容
- 主要な投資分野や設備:主に食料品製造事業における設備の新設及び更新投資が中心であり、特に製造設備への投資が多い。
- 投資の目的:品質向上、合理化、新製品製造などを目的とした投資が行われている。
- 投資の特徴や傾向:食料品製造事業に重点が置かれ、特に製造設備の更新投資が継続的に行われている。
投資の効果と影響
- 投資による事業への影響:設備投資により生産能力が向上し、品質や効率が改善された可能性がある。
- 投資の成果や課題:投資により新製品開発や生産プロセスの改善が進み、競争力強化につながった可能性があるが、投資額の増加に伴うリスク管理や収益性の確保が課題となる可能性もある。