[2376] サイネックス の財務・株価分析レポート

23760 – サイネックス 財務分析レポート

23760 – サイネックス 財務分析レポート

作成日: 2025年07月07日

営業利益・純利益と営業利益率の推移

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

PER推移

PER推移グラフ

キャッシュフロー推移

キャッシュフロー推移グラフ

負債・純資産推移

負債・純資産推移グラフ

貸借対照表比較

貸借対照表比較グラフ

利益・配当推移

利益・配当推移グラフ

利益・配当散布図

利益・配当散布図

在庫回転率の推移

在庫回転率の推移グラフ

セグメント別利益の推移

セグメント別利益の推移グラフ

事業内容

事業の概要

当社グループは、「メディア事業」、「ICT事業」、「ロジスティクス事業」、「ヘルスケア事業」および「投資事業」を展開しています。

主要な事業分野

  • メディア事業
  • ICT事業
  • ロジスティクス事業
  • ヘルスケア事業
  • 投資事業

各事業分野の詳細

メディア事業

  • 行政情報誌『わが街事典』や子育てガイド、健康情報誌などの発行
  • 50音別電話帳『テレパル50』の企画・発行
  • デジタルサイネージ『わが街NAVI』の設置
  • 準公式シティプロモーション特設サイト『わが街ポータル』の運営

ICT事業

  • AIチャットボットのサービス提供
  • 地域特産品販売や業務用食材販売などのeコマース事業
  • Googleビジネスプロフィール『わが街Mapping』の販売
  • 地域情報ポータルサイト『CityDO!』の運営

ロジスティクス事業

  • 情報誌の配布やポスティング
  • DMソリューション事業の提供

ヘルスケア事業

  • 歯科医療機械器具・歯科材料卸の事業展開

投資事業

  • 不動産賃貸事業

事業の特徴・強み

  • 地域社会への貢献: 行政情報誌や地域情報ポータルサイトを通じて地域社会との協働を推進
  • DX推進: ICT事業でDXを推進し、地方創生支援に貢献
  • 多角的な事業展開: メディア、ICT、ロジスティクス、ヘルスケア、投資の幅広い事業分野に展開

今後の展開・戦略

今後は、情報メディア事業DXサポート事業の強化を通じて、地域社会への貢献をさらに拡大し、地域のデジタルトランスフォーメーションを促進していく戦略を展開していきます。

関連会社情報

【連結子会社】
| 会社名 | 住所 | 資本金 | 事業内容 | 所有割合 | 役員兼任 |
|——————|————–|——–|——————–|———-|———-|
| 株式会社サイネックス・ネットワーク | 大阪市中央区 | 50,000 | ICT事業、ロジスティクス事業 | 100 | 有 |
| 株式会社エルネット | 大阪市西区 | 10,000 | ロジスティクス事業 | 100 | 有 |
| 株式会社ベック | 大阪市中央区 | 30,000 | ICT事業 | 100 | 有 |
| 株式会社マルヤマ歯科商店 | 兵庫県三木市 | 3,000 | ヘルスケア事業 | 100 | 有 |
| 株式会社ナイン | 東京都品川区 | 10,000 | ICT事業 | 100 | 有 |

【注釈】
1. 「主要な事業の内容」欄には、セグメントの名称を記載しております。
2. 令和5年5月26日付で当社は株式会社ナインの全株式を取得し、連結子会社といたしました。
3. 株式会社エルネットについては、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く。)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。

設備投資分析

設備投資の分析

投資の時期と規模

2016年03月期において、設備投資総額が3億76百万円と最も大きく、製本のシステムライン導入や印刷機の更新などが行われました。投資の規模はこの期間がピークであり、その後も一定の規模で投資が続いています。

投資の目的と内容

主要な投資分野は製作本部における設備更新やソフトウェア開発であり、生産能力向上や処理の高度化が主な目的でした。また、新規事業としてシティプロモーション支援事業や地域の中小事業者支援など、多角的な投資が行われています。投資の特徴は、自己資金で賄われていることが挙げられます。

投資の効果と影響

設備投資により生産能力や品質が向上し、業務効率化や新規事業展開が可能となりました。特にソフトウェア開発による処理の高度化は事業に大きな影響を与えています。成果として利用者の利便性向上や集客支援などが挙げられますが、一方で新規事業の立ち上げに伴う課題も存在しています。