[2469] ヒビノ の財務・株価分析レポート

24690 – ヒビノ 財務分析レポート

24690 – ヒビノ 財務分析レポート

作成日: 2025年07月07日

営業利益・純利益と営業利益率の推移

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

PER推移

PER推移グラフ

キャッシュフロー推移

キャッシュフロー推移グラフ

負債・純資産推移

負債・純資産推移グラフ

貸借対照表比較

貸借対照表比較グラフ

利益・配当推移

利益・配当推移グラフ

利益・配当散布図

利益・配当散布図

在庫回転率の推移

在庫回転率の推移グラフ

セグメント別利益の推移

セグメント別利益の推移グラフ

事業内容

事業の概要

当社グループは、音響・映像機器の販売・施工、建築音響設計・施工、コンサート・イベントの音響・大型映像サービスを主要事業として展開しています。

主要な事業分野

  • 販売施工事業
  • 建築音響施工事業
  • コンサート・イベントサービス事業

各事業分野の詳細

販売施工事業

主要な会社:

  • ヒビノインターサウンド株式会社
  • 株式会社エレクトリ
  • 株式会社テクノハウス

事業内容:

  • 業務用音響・映像・照明・制御機器の販売・システム設計・施工・メンテナンス
  • LEDディスプレイ及び周辺機器の開発・製造・販売
  • コンシューマー向け音響・映像機器の販売

建築音響施工事業

主要な会社:

  • 日本環境アメニティ株式会社
  • 日本音響エンジニアリング株式会社

事業内容:

  • 建築音響・騒音対策に関する設計・施工
  • 音響製品の開発・製造・販売
  • 音・振動に関するコンサルティング・調査・測定

コンサート・イベントサービス事業

主要な会社:

  • ヒビノメディアテクニカル株式会社
  • 株式会社シグマ映像

事業内容:

  • コンサート・イベント用音響システム・映像システムの企画立案・レンタル・オペレート
  • コンサート・イベントの録音・中継・トラックダウン・オーサリング
  • イベントの企画立案・運営・コンサルティング
  • 音響・映像・システム関連のオペレーター及びエンジニアの人材派遣

事業の特徴・強み

  • 幅広い事業分野をカバーし、音響・映像関連の総合サービスを提供
  • 豊富な経験と専門知識を持つ専門家が在籍

今後の展開・戦略

当社グループは、技術革新やサービスの拡充を通じて顧客ニーズに柔軟に対応し、国内外での事業拡大を目指しています。また、コンサート・イベント分野においては、クオリティの向上とグローバル展開を重点的に推進しています。

関連会社情報

【連結子会社】
| 会社名 | 住所 | 資本金 | 事業内容 | 所有割合 | 役員兼任 |
|——————–|——————|——–|————————–|———-|———-|
| ヒビノインターサウンド㈱ | 東京都港区 | 40,000 | 販売施工事業 | 100.0 | なし |
| ㈱エレクトリ | 東京都港区 | 60,000 | 販売施工事業 | 100.0 | なし |
| ㈱テクノハウス | 東京都港区 | 10,000 | 販売施工事業 | 100.0 | なし |
| ヒビノライティング㈱ | 東京都港区 | 10,000 | 販売施工事業 | 100.0 | なし |
| ㈱エヌジーシー | 東京都江東区 | 50,000 | 販売施工事業 | 100.0 | あり |
| ㈱Cerevo | 東京都千代田区 | 30,193 | 販売施工事業 | 80.0 | あり |
| ヒビノスペーステック㈱ | 東京都港区 | 35,000 | 販売施工事業 | 100.0 | あり |
| ヒビノイマジニアリング㈱ | 東京都港区 | 80,000 | 販売施工事業 | 100.0 | なし |
| 日本環境アメニティ㈱ | 東京都港区 | 90,000 | 建築音響施工事業 | 100.0 | あり |
| 日本音響エンジニアリング㈱ | 東京都墨田区 | 30,000 | 建築音響施工事業 | 100.0 | あり |
| ㈱サンオー | 東京都墨田区 | 20,000 | 建築音響施工事業 | 100.0 | なし |
| ヒビノメディアテクニカル㈱ | 東京都江東区 | 35,000 | コンサート・イベントサービス事業 | 100.0 | なし |
| ㈱シグマ映像 | 神奈川県横浜市磯子区 | 30,000 | コンサート・イベントサービス事業 | 100.0 | なし |

【持分法適用関連会社】
| 会社名 | 住所 | 資本金 | 事業内容 | 所有割合 | 役員兼任 |
|————–|————–|——–|——————|———-|———-|
| Sama Sound Inc. | 大韓民国ソウル市 | 994 | 販売施工事業 | 67.0 | あり |
| Sama D&I Co., Ltd. | 大韓民国ソウル市 | 9,944 | 販売施工事業 | 67.0 | あり |
| Sama CDS Inc. | 大韓民国ソウル市 | 31,245 | 販売施工事業 | 67.0 | あり |

【注釈】
1. 主要な事業の内容欄には、セグメントの名称を記載しております。
2. 特定子会社に該当しております。
3. 議決権所有割合の( )内は、間接所有割合であります。
4. 2023年12月1日をもって、株式会社エヌジーシーの株式100%を取得し、同社を連結子会社といたしました。また、同社は2024年5月20日に東京都港区に移転しております。
5. 株式会社シグマ映像は2024年4月1日をもって、ヒビノシグマライズ株式会社に商号を変更いたしました。
6. Hibino USA, Inc.は2024年3月31日に900万米ドルの増資を行い、同社の資本金は2,650万米ドルとなりました。
7. TLS PRODUCTIONS, INC.は2023年10月1日に自己株式の取得を行なっており、その結果、Hibino USA, Inc.のTLS PRODUCTIONS, INC.に対する議決権比率は100%となりました。
8. 2023年11月22日開催の取締役会において、TLS PRODUCTIONS, INC.を解散及び清算することを決議しております。
9. 債務超過会社で債務超過の額は、2024年3月末時点で138,970千円となっております。
10. 債務超過会社で債務超過の額は、2024年3月末時点で490,682千円となっております。
11. Hibino Asia Pacific (Shanghai) Limitedは、2023年12月20日をもって清算結了となりました。

設備投資分析

設備投資の分析

投資の時期と規模

2015年から2024年までの間に設備投資の総額は増加傾向にあり、特に2018年と2020年に大きな投資が行われました。2018年には3,181,014千円、2020年には3,491,451千円の投資が行われました。投資金額は年々増加しており、投資の規模が拡大していることが分かります。

投資の目的と内容

主な投資分野は音響機器販売・施工事業、映像製品の開発・製造・販売事業、コンサート・イベント事業であり、これらの分野に重点的に投資が行われています。投資の目的は事業拡大や新規事業展開、効率化などであり、特にコンサート・イベント事業に対する投資が顕著です。

投資の効果と影響

設備投資によりコンサート・イベント事業の拡大や生産能力の向上が実現されており、事業への影響は明らかです。一方で、投資の成果を最大化するためには、適切なリスク管理や市場動向の把握が重要であり、これらの課題にも着目する必要があります。