事業内容

事業の概要

当社グループは持株会社制を導入し、グループ全体の経営管理及び経営戦略の策定を行っています。主な事業はナチュラルミネラルウォーターの製造・販売、浄水型ウォーターサーバーのレンタルなどを含むホーム・オフィス・デリバリー事業です。

主要な事業分野

• ナチュラルミネラルウォーターの製造
• ナチュラルミネラルウォーターの販売
• ウォーターサーバーの販売
• その他

各事業分野の詳細

ナチュラルミネラルウォーターの製造

当社グループは12ℓ入りナチュラルミネラルウォーターを主要製品としています。自社生産とOEM生産を組み合わせ、8つの採水地から販売しています。ボトルは高品質なPET樹脂製で、内製化率は97％に達し、衛生、コスト、環境負荷の向上に貢献しています。

ナチュラルミネラルウォーターの販売

デモンストレーション販売やWEB、テレマーケティングを通じて顧客を獲得しています。販売チャネルは直接販売方式、取次店方式、代理店・特約店・OEM方式に分類されます。

ウォーターサーバーの販売

ウォーターサーバーは直接販売、取次店、特約店、代理店を通じて提供されます。一部は家電メーカーと共同開発した販売タイプのウォーターサーバーも取り扱っています。

その他

一部の代理店に対し、顧客開拓のための営業代行を行っております。代行業務の売上や販促品の売上も行っています。

事業の特徴・強み

• ワンウェイ方式: 顧客が使用後のボトルを回収する必要がない独自の配送方式を採用しており、全国の顧客宅に効率的に配送可能。
• 内製化率の高さ: ペットボトルの内製化率が97％であり、衛生、コスト、環境負荷の向上に貢献。
• 多様な販売チャネル: デモンストレーション販売から取次店、代理店・特約店・OEM方式まで幅広い販売チャネルを活用して顧客を獲得。

今後の展開・戦略

当社グループは、顧客獲得チャネルの多様化や製品ラインアップの拡充を通じて市場シェアの拡大を目指します。さらに、環境負荷の低減や顧客サービスの向上にも注力し、持続可能な成長を目指します。

関連会社情報

【連結子会社】
| 会社名 | 住所 | 資本金 | 事業内容 | 所有割合 | 役員兼任 |
|——————|——————|——–|———————-|———-|———-|
| 株式会社光通信 | 東京都豊島区 | 54,259 | 情報通信サービス業 | 69.2 | 有 |
| 株式会社HCMAアルファ | 東京都豊島区 | 101 | OA機器の販売等 | 38.8 | 有 |
| プレミアムウォーター株式会社 | 山梨県富士吉田市 | 300 | 宅配水の製造・販売事業 | 100.0 | 有 |
| 株式会社LUXURY | 東京都港区 | 100 | 宅配水の販売事業 | 100.0 | 有 |
| SINGAPORE FLC PTE. LTD. | シンガポール共和国 | 100千SGD | 宅配水の販売事業 | 100.0 | 有 |
| 株式会社PWリソース | 東京都渋谷区 | 100 | 宅配水の販売事業 | 100.0 | 有 |
| 株式会社ライフセレクト | 東京都渋谷区 | 30 | 宅配水の販売事業 | 100.0 | 有 |
| プレミアムウォーター中部株式会社 | 岐阜県本巣郡北方町 | 90 | 宅配水の製造事業 | 100.0 | 有 |
| プレミアムウォーター富士株式会社 | 山梨県富士吉田市 | 100 | 宅配水の製造事業 | 100.0 | 有 |
| プレミアムウォーター朝来株式会社 | 兵庫県朝来市 | 100 | 宅配水の製造事業 | 100.0 | 有 |
| 寧波普瑞咪雅水業有限公司 | 中国宁波市 | 377千元 | 宅配水の販売事業 | 100.0 | 有 |

【持分法適用関連会社】
| 会社名 | 住所 | 資本金 | 事業内容 | 所有割合 | 役員兼任 |
|——————|—————-|——–|——————–|———-|———-|
| ハイコムビジネスサポート株式会社 | 熊本市中央区 | 10 | カスタマーセンターの受託 | 49.0 | 有 |
| 株式会社グローバルワン | 名古屋市中区 | 20 | 宅配水の販売事業 | 49.0 | 有 |
| 株式会社日本の水 | 東京都品川区 | 10 | 飲料水の輸出入事業 | 49.0 | 有 |
| 株式会社ラストワンマイル | 東京都豊島区 | 387 | サービス業宅配水の販売事業 | 39.9 | 有 |
| INEST株式会社 | 東京都豊島区 | 100 | サービス業宅配水の販売事業 | 37.7 | 有 |
| 株式会社DREAMBEER | 東京都渋谷区 | 100 | ビールの販売事業 | 18.3 | 有 |

【注釈】
1. 「議決権の所有(被所有)割合」欄の[内書]は間接所有(被所有)であります。
2. 特定子会社に該当しております。
3. 有価証券報告書の提出会社であります。
4. 債務超過会社であり、2024年３月末時点で債務超過額は173百万円であります。
5. プレミアムウォーター株式会社については、売上高（連結会社相互間の内部売上高を除く。）の連結売上高に占める割合が10％を超えております。

設備投資分析

設備投資の分析

投資の時期と規模

2015年から2024年までの時系列データを見ると、設備投資の総額は増加傾向にあります。特に大きな投資が行われたのは2021年03月期と2022年03月期で、それぞれ12,660百万円と15,943百万円の投資が行われました。投資金額は年々増加しており、2024年03月期には14,982百万円に達しています。投資の頻度は毎年のように行われており、継続的な設備投資が行われています。

投資の目的と内容

主な投資分野はレンタル用サーバーや顧客管理システム、宅配水製造工場など多岐にわたります。投資の目的は顧客向けサービスの拡充や生産能力の向上、効率化などが挙げられます。特に2021年03月期以降は顧客向けレンタル用ウォーターサーバーの取得や宅配水製造用工場の拡張など、顧客サービス向上に重点が置かれています。

投資の効果と影響

設備投資により、顧客向けサービスの充実や生産能力の向上が実現されています。特に顧客向けレンタル用ウォーターサーバーの取得や宅配水製造用工場の拡張により、事業の成長が期待されます。一方で、設備投資に伴う運用やメンテナンスの課題も考慮する必要があります。