事業内容

事業の概要

当社は、持株会社としてグループ全体の経営方針の策定や経営計画の立案を行い、医療用医薬品、医療機器、一般用医薬品の卸売販売や製造販売、調剤薬局の経営を主たる事業としています。

主要な事業分野

• 医療用医薬品等卸売事業
• セルフメディケーション卸売事業
• 医薬品等製造事業
• 医療関連事業
• その他事業

各事業分野の詳細

医療用医薬品等卸売事業

当社グループは、アルフレッサ株式会社を中心とした医療用医薬品、医療用検査試薬、医療機器・材料の卸販売を行っています。

セルフメディケーション卸売事業

アルフレッサ ヘルスケア株式会社を中心とした一般用医薬品等の卸販売が行われています。

医薬品等製造事業

アルフレッサ ファーマ株式会社を中心とした医薬品、医療用検査試薬、医療機器・用具、医薬品原薬等の製造販売が行われています。

医療関連事業

アポクリート株式会社を中心とした調剤薬局の経営が主な事業となっています。

その他事業

アルフレッサ システム株式会社では情報システムの運用・保守および開発事業、アルフレッサ ビズサポート株式会社では保険代理業、不動産管理業務、日用雑貨消耗品等の販売を行っています。

事業の特徴・強み

• 医療用医薬品や医療機器の幅広い取り扱い
• 医療関連事業の多角化による収益源の安定性

今後の展開・戦略

当社は、医療関連事業を中心に事業を拡大し、グループ全体の経営資源を有効活用して企業価値の向上を図る戦略を展開しています。将来的には、医療市場の成長に合わせて事業領域をさらに拡大し、持続的な成長を目指す方針です。

関連会社情報

【連結子会社】
| 会社名 | 住所 | 資本金 | 事業内容 | 所有割合 | 役員兼任 |
|———————-|—————————-|——–|——————————|———-|———-|
| アルフレッサ㈱ | 東京都千代田区 | 4,000 | 医療用医薬品等卸売事業 | 100.0 | 3名有 |
| 四国アルフレッサ㈱ | 香川県高松市 | 161 | 同上 | 100.0 | 無 |
| ティーエスアルフレッサ㈱ | 広島市西区 | 1,144 | 同上 | 100.0 | 1名有 |
| 明祥㈱ | 石川県金沢市 | 395 | 同上 | 100.0 | 2名有 |
| ㈱琉薬 | 沖縄県浦添市 | 44 | 同上 | 100.0 | 無 |
| 東北アルフレッサ㈱ | 仙台市若林区、福島県郡山市 | 104 | 同上 | 100.0 | 2名有 |
| アルフレッサメディカルサービス㈱ | 東京都千代田区 | 450 | 同上 | 100.0 | 1名有 |
| アルフレッサ篠原化学㈱ | 高知県高知市 | 38 | 同上 | 100.0 | 無 |
| エーエル プラス㈱ | 東京都千代田区 | 70 | 同上 | 100.0 | 無 |
| アルフレッサ ヘルスケア㈱ | 東京都中央区 | 499 | 一般用医薬品等卸売事業 | 100.0 | 2名有 |
| アルフレッサ ファーマ㈱ | 大阪市中央区 | 3,000 | 医薬品等製造事業 | 100.0 | 3名有 |
| アポクリート㈱ | 東京都豊島区 | 403 | 調剤薬局の経営 | 100.0 | 1名有 |
| アルフレッサ システム㈱ | 東京都千代田区 | 150 | 情報システムの運用・保守等 | 51.0 | 1名有 |

【注釈】
1. 「主要な事業の内容」欄の(　)内には、セグメント情報に記載された名称を記載しております。
2. 議決権の所有割合の(　)内は、間接所有割合を内数で示しております。
3. グループ会社との資金融通のため、キャッシュ・マネジメント・システム(ＣＭＳ)を導入しており、当社との間で資金の貸し付けおよび借り入れを行っております。
4. 特定子会社に該当する会社であります。
5. アルフレッサ株式会社については、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く。)の連結売上高に占める割合が10％を超えております。

設備投資分析

設備投資の分析

投資の時期と規模

2015年から2024年までの時系列データを見ると、設備投資額は年々増加しており、特に2021年に24,847百万円と最も大きな投資が行われました。投資の規模はセグメントごとに異なりますが、医療用医薬品等卸売事業が最も多くの投資を受けています。投資は継続的に行われており、特に物流機能の効率化や生産能力の増強に重点が置かれています。

投資の目的と内容

主な投資目的は販売力の維持・拡大、物流機能の効率化、生産能力の増強です。主要な投資分野は医療用医薬品等卸売事業と医薬品等製造事業であり、物流センターや製薬工場などの設備に投資が行われています。投資の特徴として、物流関連施設の新築や製造ラインの設置に重点が置かれていることが挙げられます。

投資の効果と影響

設備投資により、物流機能の効率化や生産能力の増強が実現され、事業の拡大や効率化が進んでいます。特に物流センターや製薬工場の新設により、生産性が向上し、競争力強化につながっています。一方で、投資による財務面の負担や設備の維持管理に課題がある可能性も考慮する必要があります。