[2871] ニチレイ の財務・株価分析レポート

ニチレイの2025年03月期の営業利益は38,315百万円、営業利益率は5.5%と前年比1,404百万円増、営業利益率は0.0%pt増です。

過去の業績推移は?

以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです

2014年03月期〜2025年03月期で、稼ぐ力がUP。営業利益率は1%pt以上増加、営業利益が30%以上増加

株価はどうなっている?

以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。

PER推移グラフ

事業内容は?

当社グループは、加工食品事業、水産事業、畜産事業、低温物流事業、不動産事業及びその他の事業を行っており、これらに付帯する業務を展開しています。

事業セグメント

  • 加工食品事業: 加工食品の製造・加工・販売を行い、調理冷凍食品、農産加工品、レトルト食品、ウエルネス食品などを取り扱っています。
  • 水産事業: 水産品の加工・販売を行い、えび、たこ、さけ・ます、かに、貝類、魚卵類などの水産品を取り扱っています。
  • 畜産事業: 畜産品の加工・販売を行い、鶏肉、牛肉、豚肉、畜産素材加工品を取り扱っています。
  • 低温物流事業: 低温物流事業の統括、設備の賃貸、輸配送サービス、物流コンサルティング、物流センター運営を行っています。
  • 不動産事業: オフィスビル・駐車場の賃貸、不動産の賃貸・管理を行っています。
  • その他の事業: 診断薬・医療機器の製造・売買、人事給与関連業務サービス、緑化管理・清掃関連サービス、食品の分析評価・研究開発などを行っています。

セグメント別の業績は?

セグメント別利益の推移グラフ

事業の特徴・強み

  • 多様な事業分野における製造・販売能力と、国内外に広がる物流ネットワークを有しています。

今後の展開・方針

今後も各事業分野における製品・サービスの拡充と、グローバルな物流ネットワークの強化を図ります。

キャッシュフロー推移

以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。

キャッシュフロー推移グラフ

どんなことに設備投資している?

当社グループは、冷蔵設備及び生産設備等の増強、設備の合理化・維持保全、情報技術の高度化並びに研究開発体制の充実を目的として、継続的に設備投資を行ってきました。これにより、生産能力の増強や新規事業の展開を図り、国内外での物流センターや工場の新設・増設を進めています。

※過去の投資内容は下記のとおりです。

  • 2015-03-31 (8,826百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: ㈱ニチレイ・ロジスティクス関西咲洲物流センターの新設
  • 2015-03-31 (1,223百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: ㈱ニチレイ・ロジスティクス北海道十勝物流センターの新設
  • 2015-03-31 (2,994百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: ㈱ニチレイフーズ船橋工場の生産設備の増設
  • 2016-03-31 (589百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: GFPT Nichirei(Thailand) Co.,Ltd.の生産設備の増設
  • 2016-03-31 (3,722百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: ㈱ロジスティクス・ネットワーク船橋物流センターの建替
  • 2017-03-31 (908百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: GFPT Nichirei(Thailand) Co.,Ltd.の生産設備の増設
  • 2017-03-31 (664百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: ㈱ニチレイ・ロジスティクス東北仙台物流センターの仕分棟の増設
  • 2018-03-31 (836百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: GFPT Nichirei(Thailand) Co.,Ltd.の生産設備の増設
  • 2018-03-31 (626百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: ㈱ニチレイ・ロジスティクス九州鹿児島曽於物流センターの加工設備の増設
  • 2019-03-31 (656百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: ㈱ニチレイ・ロジスティクス北海道十勝物流センターの増設
  • 2019-03-31 (4,060百万円)
    目的: 新規事業
    詳細: ㈱ニチレイバイオサイエンスグローバルイノベーションセンターの設立
  • 2020-03-31 (1,343百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: ㈱ニチレイ・ロジスティクス九州那覇新港物流センターの運営
  • 2020-03-31 (10,161百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: ㈱ニチレイ・ロジスティクス東海名古屋みなと物流センターの新設
  • 2021-03-31 (9,992百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: ㈱ニチレイ・ロジスティクス東海名古屋みなと物流センターの新設
  • 2021-03-31 (2,299百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: ㈱ニチレイフーズ船橋工場の生産設備の増設
  • 2022-03-31 (980百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: Entrepots Godfroy S.A.S.フランスローヌ県物流センターの増設
  • 2022-03-31 (2,428百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: Eurofrigo B.V.オランダロッテルダム市物流センターの増設
  • 2023-03-31 (11,529百万円)
    目的: 新規事業
    詳細: ㈱キューレイ福岡県宗像市工場の新設
  • 2023-03-31 (1,213百万円)
    目的: 新規事業
    詳細: Nichirei do Brasil Agricola Ltda.ブラジルペルナンブコ州工場の新設
  • 2024-03-31 (11,183百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: ㈱キューレイ福岡県宗像市工場の新設
  • 2024-03-31 (8,609百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: ㈱キョクレイ神戸六甲物流センターの新設

負債・純資産と自己資本比率の推移

以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。

負債・純資産と自己資本比率の推移グラフ

貸借対照表の比較図

以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。

貸借対照表の比較図

純利益・配当推移

以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。

利益・配当推移グラフ

純利益と配当性向の散布図

以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。

純利益と配当性向の散布図

棚卸資産と在庫回転率の推移

以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。

棚卸資産と在庫回転率の推移グラフ