[2929] ファーマフーズ の財務・株価分析レポート

ファーマフーズの2024年07月期の営業利益は5,113百万円、営業利益率は8.2%と前年比1,503百万円増、営業利益率は3.0%pt増です。

過去の業績推移は?

以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです

2014年07月期〜2024年07月期で、稼ぐ力はほぼ変化なし

株価はどうなっている?

以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。

PER推移グラフ

事業内容は?

当社グループは、株式会社ファーマフーズを中心に、子会社7社及び関連会社2社で構成され、BtoB事業、BtoC事業、バイオメディカル事業、その他の事業を展開しています。

事業セグメント

  • BtoB事業: 機能性素材、健康食品及び医薬品等の研究開発及び製造を行い、食品・医薬品メーカー、流通事業者等に販売。主な製品にはファーマギャバ、ボーンペップ、HGPがあり、CMO事業やCHC事業も展開。
  • BtoC事業: 独自の機能性素材を配合したサプリメント及び医薬部外品、化粧品等を通信販売で消費者に直接販売。主な製品には「ニューモ育毛剤」、「DRcula」、「タマゴサミン」、「シボラナイト2」、「WMOA」がある。
  • バイオメディカル事業: 創薬事業では自己免疫疾患やがん、炎症性疾患等の研究開発を行い、ALAgene technologyを基盤とした抗体の作製を行う。研究支援事業ではプロテオーム解析を受託サービスとして提供。
  • その他の事業: ㈱PF Capitalによるベンチャーキャピタル事業、PF Visionary Fund投資事業有限責任組合による投資事業、ベナート㈱による太陽光発電事業及び飲食事業、オンキヨー㈱による音響機器のインターネット販売等。

セグメント別の業績は?

セグメント別利益の推移グラフ

事業の特徴・強み

  • 機能性素材の開発で培ったエビデンスを活かした製品企画・販売及びOEM事業の展開。
  • ALAgene technologyを基盤とした独自の創薬プラットフォーム技術。

今後の展開・方針

非臨床試験終了時に提携する製薬企業に実施許諾することでライセンス収入を得る事業モデルを展開。

キャッシュフロー推移

以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。

キャッシュフロー推移グラフ

どんなことに設備投資している?

2016年から2018年にかけては重要な設備投資は行われていませんでしたが、2019年以降はバイオメディカル事業における研究開発力の強化を目的とした投資が行われました。2022年以降はBtoB事業における明治薬品㈱の強化やCMO事業製造強化を目的とした投資が続いています。

※過去の投資内容は下記のとおりです。

  • 2016-07-31 (なし)
    目的: なし
    詳細: 重要な影響を及ぼす設備投資はありません。
  • 2017-07-31 (なし)
    目的: なし
    詳細: 重要な影響を及ぼす設備投資はありません。
  • 2018-07-31 (なし)
    目的: なし
    詳細: 重要な影響を及ぼす設備投資はありません。
  • 2019-07-31 (280,621千円)
    目的: 研究開発力の強化
    詳細: バイオメディカル事業における創薬研究所の建設工事等。
  • 2020-07-31 (913,327千円)
    目的: 研究開発力の強化
    詳細: バイオメディカル事業における創薬研究所の建設工事等。
  • 2021-07-31 (174百万円)
    目的: 研究開発力の強化
    詳細: バイオメディカル事業における解析装置等の購入。
  • 2022-07-31 (476百万円)
    目的: 明治薬品㈱の強化
    詳細: BtoB事業における機械装置等の購入。
  • 2023-07-31 (432百万円)
    目的: CMO事業製造強化
    詳細: BtoB事業における明治薬品㈱の医療品製造受託である「CMO事業」製造強化を目的とした機械装置等の購入。
  • 2024-07-31 (1,068百万円)
    目的: CMO事業製造強化
    詳細: BtoB事業における明治薬品㈱の医療品製造受託である「CMO事業」製造強化を目的とした機械装置等の購入。

負債・純資産と自己資本比率の推移

以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。

負債・純資産と自己資本比率の推移グラフ

貸借対照表の比較図

以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。

貸借対照表の比較図

純利益・配当推移

以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。

利益・配当推移グラフ

純利益と配当性向の散布図

以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。

純利益と配当性向の散布図

棚卸資産と在庫回転率の推移

以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。

棚卸資産と在庫回転率の推移グラフ