[3036] アルコニックス の財務・株価分析レポート

アルコニックスの2025年03月期の営業利益は6,919百万円、営業利益率は3.5%と前年比1,456百万円増、営業利益率は0.4%pt増です。

過去の業績推移は?

以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

株価はどうなっている?

以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。

PER推移グラフ

事業内容は?

アルコニックス株式会社は、アルミ、銅、ニッケル、レアメタル・レアアース等の製品及び原材料の輸出、輸入、国内取引を行い、金属加工を中心とした製造業への事業拡大を進めています。商社機能と製造業を融合した新しい企業集団の形成を目指しています。

事業セグメント

  • 商社流通: 電子機能材事業では、スマートフォン、タブレット端末、電気自動車、IT関連機器等に使用される電子部品、化合物半導体、結晶材料、レアメタルの取扱いを行っています。また、CVCを設立し、成長機会の獲得を目指しています。
  • アルミ銅事業: アルミ圧延品、伸銅品、バルブ部品等の輸出、三国間取引、国内取引を中心に事業を展開し、アルミリサイクル原料、銅スクラップ、アルミ再生地金を手掛けています。
  • 製造: 装置材料事業では、めっき材料、溶接材料、非破壊検査装置、カシューパーティクル、カーボンブラシを製造し、金属加工事業では精密切削加工部品、精密研削加工部品、自動車向け精密プレス部品、空調機器向け金属加工部品を製造しています。

事業の特徴・強み

  • レアメタルの取扱いにおいて、原料から材料・製品まで一貫して取扱うことが特徴です。
  • 商社機能と製造業を融合させた新しい企業集団の形成を進めています。
  • 製造子会社群を通じて、非鉄金属の総合企業を目指し、M&Aを積極的に推進しています。

今後の展開・方針

CVCを通じて先端・高成長分野での事業取組機会を確保し、素材、モノづくり分野でのプレゼンスを拡大します。また、製造業の比率を高め、商社機能と製造業を融合したグローバル事業展開を加速します。

キャッシュフロー推移

以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。

キャッシュフロー推移グラフ

どんなことに設備投資している?

過去から現在に至るまで、当社は主に製造分野の生産設備増強を目的とした設備投資を継続的に行ってきました。各年度において、建設仮勘定を含む有形固定資産とソフトウエアを含む無形固定資産への投資が行われ、自己資金及び借入金によって資金が調達されています。

※過去の投資内容は下記のとおりです。

  • 2015-03-31 (936百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 製造分野の生産設備増強を目的とした設備投資。内容は、有形固定資産887百万円とソフトウエアを含む無形固定資産49百万円。
  • 2016-03-31 (2,378百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 製造分野の生産設備増強を目的とした設備投資。内容は、建設仮勘定を含む有形固定資産2,258百万円とソフトウエアを含む無形固定資産120百万円。
  • 2017-03-31 (1,438百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 製造分野の生産設備増強を目的とした設備投資。内容は、建設仮勘定を含む有形固定資産1,344百万円とソフトウエアを含む無形固定資産94百万円。
  • 2018-03-31 (2,674百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 製造分野の生産設備増強を中心とした設備投資。内容は、建設仮勘定を含む有形固定資産2,540百万円とソフトウエアを含む無形固定資産134百万円。
  • 2019-03-31 (2,277百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 製造分野の生産設備増強を中心とした設備投資。内容は、建設仮勘定を含む有形固定資産2,030百万円とソフトウエアを含む無形固定資産247百万円。
  • 2020-03-31 (3,528百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 製造分野の生産設備増強を中心とした設備投資。内容は、建設仮勘定を含む有形固定資産3,348百万円とソフトウエアを含む無形固定資産180百万円。
  • 2021-03-31 (3,205百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 製造分野の生産設備増強を中心とした設備投資。内容は、建設仮勘定を含む有形固定資産2,846百万円とソフトウエアを含む無形固定資産358百万円。
  • 2022-03-31 (4,531百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 製造分野の生産設備増強を中心とした設備投資。内容は、建設仮勘定を含む有形固定資産4,345百万円とソフトウエアを含む無形固定資産185百万円。
  • 2023-03-31 (5,800百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 製造分野の生産設備増強を中心とした設備投資。内容は、建設仮勘定を含む有形固定資産5,401百万円とソフトウエアを含む無形固定資産399百万円。
  • 2024-03-31 (3,813百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 製造分野の生産設備増強を中心とした設備投資。内容は、建設仮勘定を含む有形固定資産3,610百万円とソフトウエアを含む無形固定資産202百万円。

負債・純資産と自己資本比率の推移

以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。

負債・純資産と自己資本比率の推移グラフ

貸借対照表の比較図

以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。

貸借対照表の比較図

純利益・配当推移

以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。

利益・配当推移グラフ

純利益と配当性向の散布図

以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。

純利益と配当性向の散布図

棚卸資産と在庫回転率の推移

以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。

棚卸資産と在庫回転率の推移グラフ