[3103] ユニチカ の財務・株価分析レポート

営業利益・純利益と営業利益率の推移

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

PER推移

PER推移グラフ

事業内容

当社グループは、当社、子会社28社及び関連会社2社で構成され、高分子事業、機能資材事業及び繊維事業の3分野で事業活動を行っている。

主な事業セグメント

  • 高分子事業: ナイロンフィルム、ポリエステルフィルム、ナイロン樹脂、ポリエステル樹脂、ポリアリレート樹脂の製造・販売を行い、関連会社がエステル製品やプラスチック・化成品の加工・販売を行っている。海外子会社はフィルムの製造・販売を担当し、商事部門として高分子製品の販売も行っている。
  • 機能資材事業: ガラス繊維製品、活性炭繊維、ポリエステル不織布、コットン不織布、ポリエステル繊維の製造・販売を行い、関連会社がガラス繊維製品、ガラスビーズ、反射材の製造・販売を行っている。海外子会社は不織布の製造・販売を担当している。
  • 繊維事業: 繊維二次製品の販売を行い、関連会社が各種繊維の製造を行い、これらの製品を販売している。海外子会社は紡績糸の製造・販売を行い、商事部門として繊維製品の販売も行っている。

事業の特徴・強み

  • 多様な製品ラインナップと国内外の子会社を活用したグローバルな製造・販売ネットワークを持つ。

今後の展開・方針

今後の展開や戦略についての具体的な記載はない。

キャッシュフロー推移

キャッシュフロー推移グラフ

設備投資分析

分析要約

当社グループは、主に高分子事業を中心に設備投資を行い、生産能力の増強を図っている。特にナイロンフィルムや不織布の生産設備の増強に注力しており、機能材や繊維事業においても生産設備の維持更新を継続している。近年では、グローバル事業展開の強化や新素材の量産化にも投資を行い、企業価値の拡大を目指している。

過去の投資

  • 2015-03-31 (4,808百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 高分子事業でナイロンフィルム、樹脂の生産設備の増強。機能材事業でガラス繊維、ガラスクロスの生産設備の維持更新工事。繊維事業で短繊維・長繊維の生産設備の維持更新工事。
  • 2016-03-31 (5,968百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 高分子事業でナイロンフィルム、樹脂の生産設備の増強。機能材事業でガラス繊維、ガラスクロスの生産設備の維持更新工事。繊維事業で短繊維・長繊維の生産設備の維持更新工事。
  • 2017-03-31 (4,825百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 高分子事業でナイロンフィルム、不織布の生産設備の増強。機能材事業でガラス繊維、ガラスクロスの生産設備の維持更新工事。繊維事業で短繊維・長繊維の生産設備の維持更新工事。
  • 2018-03-31 (4,129百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 高分子事業でナイロンフィルム、不織布の生産設備の増強。機能材事業でガラス繊維、ガラスクロスの生産設備の維持更新工事。繊維事業で短繊維・長繊維の生産設備の維持更新工事。
  • 2019-03-31 (6,074百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 高分子事業でナイロンフィルムの生産設備の増強。機能材事業でガラス繊維、ガラスクロスの生産設備の維持更新工事。繊維事業で短繊維・長繊維の生産設備の維持更新工事。
  • 2020-03-31 (9,316百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 高分子事業でナイロンフィルムの生産設備の増強。機能材事業でガラス繊維、ガラスクロスの生産設備の維持更新工事。繊維事業で短繊維・長繊維の生産設備の維持更新工事。
  • 2021-03-31 (7,387百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 高分子事業でナイロンフィルムの生産設備の増強。機能資材事業でガラス繊維、ガラスクロスの生産設備の維持更新工事。繊維事業で繊維の生産設備の維持更新工事。
  • 2022-03-31 (7,614百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 高分子事業でナイロンフィルムの生産設備の増強、高耐熱性ポリアミドフィルムの量産化。機能資材事業で産業資材用ガラスクロスの加工場の建替、コットン不織布生産設備増設。繊維事業で繊維の生産設備の維持更新工事。
  • 2023-03-31 (7,641百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 高分子事業でナイロンフィルムの生産設備の増強、フィルム製造工場建物改修工事。機能資材事業でコットン不織布生産設備増設、ガラスクロス及びガラス繊維の生産設備の更新。繊維事業で繊維の生産設備の維持更新工事。
  • 2024-03-31 (6,813百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 高分子事業でナイロンフィルムの生産設備の増強、フィルム製造工場建物改修工事。機能資材事業でコットン不織布生産設備増設。繊維事業で繊維の生産設備の維持更新工事。

負債・純資産推移

負債・純資産推移グラフ

貸借対照表比較

貸借対照表比較グラフ

利益・配当推移

利益・配当推移グラフ

利益・配当散布図

利益・配当散布図

在庫回転率の推移

在庫回転率の推移グラフ

セグメント別利益の推移

セグメント別利益の推移グラフ

関連会社情報

連結子会社

会社名 住所 資本金 事業内容 出資比率 役員兼任等
日本エステル㈱ 大阪市中央区 4,000百万円 高分子 85.0%
ユニチカトレーディング㈱ 大阪市中央区 2,500百万円 繊維 100.0%
ユニチカテキスタイル㈱ 岡山県総社市 50百万円 繊維 100.0%
ユニチカメイト㈱ 大阪市浪速区 100百万円 繊維 100.0%
大阪染工㈱ 大阪府三島郡 90百万円 繊維 100.0%
ユニチカスピニング㈱ 長崎県松浦市 90百万円 繊維 100.0%
テラボウ㈱ 大阪府貝塚市 90百万円 高分子 100.0%
ユニチカグラスファイバー㈱ 京都府宇治市 90百万円 機能資材 100.0%
ユニチカガラスビーズ㈱ 大阪府枚方市 90百万円 機能資材 100.0%
㈱ユニチカテクノス 京都府宇治市 80百万円 繊維 100.0%
ユーシーエス㈱ 京都府久世郡 50百万円 高分子 60.0%
ユニチカスパークライト㈱ 京都府南丹市 40百万円 機能資材 100.0%
㈱上條精機 京都府宇治市 30百万円 繊維 100.0%
P.T.EMBLEM ASIA インドネシア 千USD43,800 高分子 87.3%
THAI UNITIKA SPUNBOND CO.,LTD. タイ 百万THB631 機能資材 94.6%
UNITIKA AMERICA CORPORATION アメリカ 千USD648 高分子 100.0%
UNITIKA (HONG KONG) LTD. 中国 百万HKD18.8 高分子 100.0%
尤尼吉可(上海)貿易有限公司 中国 百万CNY9.4 高分子 100.0%
UNITIKA DO BRASIL INDUSTRIA TEXTIL LTDA. ブラジル 千BRL1,500 その他 100.0%
BRAZCOT LTDA. ブラジル 千BRL100 その他 100.0%
尤尼吉可(北京)貿易有限公司 中国 百万CNY2.8 繊維 100.0%
P.T.UNITEX インドネシア 千USD8,821 繊維 81.4%
UNITIKA TRADING VIETNAM CO.,LTD. ベトナム 百万VND7,573 繊維 100.0%
PT.UNITIKA TRADING INDONESIA インドネシア 千USD1,250 繊維 100.0%
UNITIKA ADVANCE(THAILAND)CO.,LTD. タイ 百万THB45 高分子 90.0%
UNITIKA EUROPE GmbH ドイツ 千EURO834 高分子 100.0%

持分法適用関連会社

持分法適用関連会社の情報がありません。

注釈

  • 主要な事業の内容欄には、セグメントの名称を記載している。
  • 特定子会社に該当する。
  • 議決権の所有割合の( )は、間接所有割合で内数である。
  • 上記各社は、有価証券届出書または有価証券報告書を提出していない。
  • 上記のうち、重要な債務超過会社は、ユニチカテキスタイル㈱、THAI UNITIKA SPUNBOND CO.,LTD.及びP.T.UNITEXである。債務超過額は、ユニチカテキスタイル㈱3,956百万円、THAI UNITIKA SPUNBOND CO.,LTD.3,779百万円及びP.T.UNITEX4,951百万円である。
  • 上記のうち、ユニチカトレーディング㈱は連結売上高に占める売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)の割合が10%を超えている。主要な損益情報等は以下のとおりである。ユニチカトレーディング㈱売上高26,480百万円経常損益△525百万円当期純損益△460百万円純資産額8,395百万円総資産額16,576百万円