[3159] 丸善CHIホールディングス の財務・株価分析レポート

丸善CHIホールディングスの2025年01月期の営業利益は3,395百万円、営業利益率は2.1%と前年比222百万円減、営業利益率は0.2%pt減です。

過去の業績推移は?

以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

株価はどうなっている?

以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。

PER推移グラフ

事業内容は?

当社は、丸善株式会社と株式会社図書館流通センターの共同株式移転により設立された共同持株会社であり、文教市場販売事業、店舗・ネット販売事業、図書館サポート事業、出版事業及びその他事業を展開しています。

事業セグメント

  • 文教市場販売事業: 大学、官庁付置研究機関、企業資料室、公共図書館等への学術情報を中心にした書籍販売や、図書館・教室などの建築及び内装設備の設計施工を行っています。
  • 店舗・ネット販売事業: 主要都市に店舗を設け、書籍や文具等の複合的な店舗販売及び通信ネットワークを利用した情報提供サービスを行っています。
  • 図書館サポート事業: 公共図書館、大学図書館を中心とした図書館運営業務の受託や、指定管理者制度による図書館運営を行っています。
  • 出版事業: 学術専門書や児童図書及び図書館向け図書の出版業を行い、出版に係る企画、編集、製作等の請負も行っています。
  • その他事業: 書店・文具店など文化系小売業の店舗設備の設計施工、書籍の入出荷業務、通信機器の修理、ネットワーク設定、保育士派遣、保育園・託児所運営業務請負、クラウド型リサーチツールの企画・運営を行っています。

セグメント別の業績は?

セグメント別利益の推移グラフ

事業の特徴・強み

  • 効率的な運営とブランド力の発揮による成長と収益拡大を図るための合併や分社化を行い、幅広い事業分野での専門性を持っています。

今後の展開・方針

2024年8月1日付で、㈱図書館流通センターを存続会社とする吸収合併を行い、事業の効率化を図っています。また、2025年1月31日に雄松堂ビルディング㈱の清算を完了し、事業構造の最適化を進めています。

キャッシュフロー推移

以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。

キャッシュフロー推移グラフ

どんなことに設備投資している?

当社グループは、競争力と収益性の向上を目的として、文教市場販売事業、店舗・ネット販売事業、図書館サポート事業などにおいて、ソフトウェア、店舗設備、土地建物、リース資産などへの設備投資を継続的に行ってきました。特に、㈱丸善ジュンク堂書店や㈱図書館流通センターにおける設備投資が重要な役割を果たしています。

※過去の投資内容は下記のとおりです。

  • 2015-01-31 (1,544百万円)
    目的: 競争力と収益性の向上
    詳細: 文教市場販売事業ではソフトウェア、㈱ジュンク堂書店では店舗設備、㈱図書館流通センターでは土地に関わる設備投資
  • 2016-01-31 (2,123百万円)
    目的: 競争力と収益性の向上
    詳細: 文教市場販売事業ではソフトウェア、㈱丸善ジュンク堂書店では店舗設備、㈱図書館流通センターでは事務所設備に関わる設備投資
  • 2017-01-31 (3,095百万円)
    目的: 競争力と収益性の向上
    詳細: 文教市場販売事業ではソフトウェア、㈱丸善ジュンク堂書店では店舗設備、㈱図書館流通センターでは土地建物に関わる設備投資
  • 2018-01-31 (2,595百万円)
    目的: 競争力と収益性の向上
    詳細: 文教市場販売事業ではソフトウェア、㈱丸善ジュンク堂書店では店舗設備、㈱図書館流通センターでは土地建物に関わる設備投資
  • 2019-01-31 (2,694百万円)
    目的: 競争力と収益性の向上
    詳細: 文教市場販売事業では土地、全社ではソフトウエアに関わる設備投資
  • 2020-01-31 (2,098百万円)
    目的: 競争力と収益性の向上
    詳細: 文教市場販売事業では建設中の工場、全社では土地及び建物に関わる設備投資
  • 2021-01-31 (4,064百万円)
    目的: 競争力と収益性の向上
    詳細: 文教市場販売事業ではリース資産及びソフトウエア、その他事業では土地及び建物の取得に関わる設備投資
  • 2022-01-31 (1,264百万円)
    目的: 競争力と収益性の向上
    詳細: 店舗・ネット販売事業では建物、工具器具及び備品、文教市場販売事業ではソフトウエア及びリース資産の取得に関わる設備投資
  • 2023-01-31 (1,339百万円)
    目的: 競争力と収益性の向上
    詳細: 文教市場販売事業ではソフトウエア及びリース資産、店舗・ネット販売事業では建物、工具器具及び備品の取得に関わる設備投資
  • 2024-01-31 (1,210百万円)
    目的: 競争力と収益性の向上
    詳細: 店舗・ネット販売事業では建物、工具器具及び備品の取得に関わる設備投資
  • 2025-01-31 (2,288百万円)
    目的: 競争力と収益性の向上
    詳細: 店舗・ネット販売事業では建物、工具器具及び備品の取得に関わる設備投資

負債・純資産と自己資本比率の推移

以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。

負債・純資産と自己資本比率の推移グラフ

貸借対照表の比較図

以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。

貸借対照表の比較図

純利益・配当推移

以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。

利益・配当推移グラフ

純利益と配当性向の散布図

以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。

純利益と配当性向の散布図

棚卸資産と在庫回転率の推移

以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。

棚卸資産と在庫回転率の推移グラフ