[3199] 綿半ホールディングス の財務・株価分析レポート

綿半ホールディングスの2025年03月期の営業利益は3,501百万円、営業利益率は2.6%と前年比679百万円増、営業利益率は0.4%pt増です。

過去の業績推移は?

以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

株価はどうなっている?

以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。

PER推移グラフ

事業内容は?

綿半グループは、当社及び当社連結子会社18社によって構成され、小売事業、建設事業、貿易事業を主に展開しています。

事業セグメント

  • 小売事業: スーパーセンター、ホームセンター、食品スーパー、ドラッグストア、インターネット通販などを展開し、生活必需品を低価格で提供するEDLP戦略を推進しています。
  • 建設事業: 木造建築、建築鉄骨の工場加工製作、内外装工事、自走式立体駐車場建設、土木緑化等を行い、効率的な管理と生産性向上を図っています。
  • 貿易事業: 医薬品原料や化成品原料の輸入販売を行い、自然派オーガニック商品の開拓や不妊治療薬の原薬製造を進めています。

セグメント別の業績は?

セグメント別利益の推移グラフ

事業の特徴・強み

  • 共同仕入れによる原価低減、地域一番の安さの実現、鮮魚や野菜の産地直送、直営農場の生鮮食品の流通、環境にやさしいオリジナル商品の開発を進めています。
  • 木造建築における自社一貫生産体制、建築鉄骨の効率的な管理、独自の屋根改修工法、ロングスパンタイプの駐車場建設など、技術力と効率性を強みとしています。
  • 医薬品原料や化成品原料の輸入販売におけるシナジー効果を活かした商品作りを進めています。

今後の展開・方針

低価格・高品質で環境にやさしいオリジナル商品の開発を加速し、取扱商品の拡大を図るとともに、建設事業においては施工期間の短縮化と施工コストの削減を進めます。

キャッシュフロー推移

以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。

キャッシュフロー推移グラフ

どんなことに設備投資している?

過去から現在に至るまで、設備投資は主に新規店舗の建設や既存店舗の改装、工場設備の更新を中心に行われてきました。特に小売事業においては、新規出店やリニューアルオープンを通じて事業拡大を図り、建設事業では工場設備の更新や新築を通じて生産能力の向上を目指しています。

※過去の投資内容は下記のとおりです。

  • 2015-03-31 (18億80百万円)
    目的: 新規事業
    詳細: ホームセンター事業で新規店舗の建設、綿半テクノス株式会社の飯田工場及び静岡工場の機械設備の入替、製薬研究所の機械設備の入替、賃貸不動産の防水工事及び内装工事、本社建物の防水工事及び内装工事
  • 2016-03-31 (22億87百万円)
    目的: 新規事業
    詳細: スーパーセンター事業で綿半スーパーセンター豊科店及び塩尻店の新規2店舗の建設、鉄構工場及び基幹システムへの入替
  • 2017-03-31 (7億44百万円)
    目的: 設備更新
    詳細: スーパーセンター事業で綿半ホームエイド庄内店改装及びスーパーセンター4店舗のセルフレジ入替、静岡工場改修及び機械設備への投資
  • 2018-03-31 (10億92百万円)
    目的: 設備更新
    詳細: スーパーセンター事業で綿半スーパーセンター東村山店及び国分寺店改装及び基幹システムの入替、鉄構工場の機械設備への投資
  • 2019-03-31 (1,960百万円)
    目的: 新規事業
    詳細: 小売事業で綿半スーパーセンター可児店の新規出店及び富士河口湖店の改装、鉄構工場の機械設備への投資
  • 2020-03-31 (1,304百万円)
    目的: 設備更新
    詳細: 小売事業で綿半スーパーセンター中野店の移転リニューアルオープン及び各店舗の改装、建築鉄骨工場、事務所修繕等への投資
  • 2021-03-31 (1,420百万円)
    目的: 設備更新
    詳細: 小売事業で綿半スーパーセンター中野店の移転リニューアルオープン及び各店舗の改装、建築鉄骨工場、事務所修繕等への投資
  • 2022-03-31 (4,331百万円)
    目的: 新規事業
    詳細: 小売事業で綿半スーパーセンター上田店の建設、八田店のリニューアルオープン、鉄構工場の新築及び機械設備等への投資
  • 2023-03-31 (3,737百万円)
    目的: 新規事業
    詳細: 小売事業で綿半スーパーセンター上田店及び権堂店の新規出店、綿半グループ飯田物流センターの新設、その他各店舗の改装
  • 2024-03-31 (1,911百万円)
    目的: 新規事業
    詳細: 綿半グループ飯田物流センターの新設、その他各店舗の改装、工場設備等への投資

負債・純資産と自己資本比率の推移

以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。

負債・純資産と自己資本比率の推移グラフ

貸借対照表の比較図

以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。

貸借対照表の比較図

純利益・配当推移

以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。

利益・配当推移グラフ

純利益と配当性向の散布図

以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。

純利益と配当性向の散布図

棚卸資産と在庫回転率の推移

以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。

棚卸資産と在庫回転率の推移グラフ