[3201] 日本毛織 の財務・株価分析レポート

日本毛織の2024年11月期の営業利益は11,640百万円、営業利益率は10.1%と前年比624百万円増、営業利益率は0.4%pt増です。

過去の業績推移は?

以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

株価はどうなっている?

以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。

PER推移グラフ

事業内容は?

当社グループは、衣料繊維製品の製造・販売、産業機材の設計・製造・販売、商業施設の開発・運営、生活雑貨の製造・販売など多岐にわたる事業を展開しています。

事業セグメント

  • 衣料繊維事業: 毛糸・毛織物などの衣料繊維製品の製造並びに販売、倉庫管理・構内運送を行っています。
  • 産業機材事業: 不織布・フェルトなどの繊維資材製品、テニス・バドミントンガット、釣糸、産業資材の製造・販売、産業向け機械の設計・製造・販売、環境・エネルギーシステムの設計・施工・メンテナンスを行っています。
  • 人とみらい開発事業: ショッピングセンターなど商業施設の開発・賃貸・運営、不動産の建設・販売・賃貸、乗馬・ゴルフ・テニス等のスポーツ施設運営、介護事業、保育事業、携帯電話販売を行っています。
  • 生活流通事業: 毛布・寝装用品、手編毛糸、家具、馬具・乗馬用品、スタンプ・スタンプインク、消費者向け家電商品の製造販売及び100円ショップ向け日用雑貨卸を行っています。

セグメント別の業績は?

セグメント別利益の推移グラフ

事業の特徴・強み

  • 多様な事業分野における製造・販売の専門性と、関連会社を通じた広範な事業展開が特徴です。

今後の展開・方針

今後も各事業分野での製品開発と市場拡大を目指し、持続可能な成長を図っていきます。

キャッシュフロー推移

以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。

キャッシュフロー推移グラフ

どんなことに設備投資している?

当社グループは長期的に収益が期待できる事業分野に重点的な設備投資を行い、生産工程の効率化や合理化、生産性向上を目的とした投資を継続的に実施してきました。各年度において、衣料繊維事業、産業機材事業、人とみらい開発事業、生活流通事業を中心に設備の新規導入や更新、施設のリニューアル、新規開業などを行い、総額数十億円規模の投資を行っています。

※過去の投資内容は下記のとおりです。

  • 2014-11-30 (61億円余)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 衣料繊維事業での製造設備の新設・保守、産業機材事業での生産設備導入、人とみらい開発事業での大規模太陽光発電設備の建設、コンシューマー事業での飲食事業の新規出店
  • 2015-11-30 (3,066百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 衣料繊維事業での製造設備・倉庫の新設・保守、産業機材事業での生産設備導入、人とみらい開発事業での賃貸物件・太陽光発電設備の建設、コンシューマー事業での飲食事業の新規出店
  • 2016-11-30 (5,966百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 衣料繊維事業での生産設備の導入、産業機材事業での産業用機械の組立工場新設、人とみらい開発事業での「ニッケパークタウン」の大規模リニューアル、生活流通事業での事業用設備の導入
  • 2017-11-30 (6,063百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 衣料繊維事業での生産設備の導入、産業機材事業での産業用機械の組立工場新設、人とみらい開発事業での「ニッケパークタウン」のリニューアル、生活流通事業での事業用設備の導入
  • 2018-11-30 (3,227百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 衣料繊維事業での生産設備の新規導入や更新、産業機材事業での生産設備の新規導入や更新、人とみらい開発事業でのカプセルホテル「ナインアワーズ新大阪駅」の新規開業、生活流通事業での事業用設備の導入や更新
  • 2019-11-30 (3,865百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 衣料繊維事業での生産設備の新規導入や更新、産業機材事業での生産設備の新規導入や更新、人とみらい開発事業での「ニッケコルトンプラザ」のリニューアル、生活流通事業での事業用設備の導入や更新
  • 2020-11-30 (3,562百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 衣料繊維事業での生産設備の新規導入や更新、産業機材事業での生産事業拠点の新規開設、人とみらい開発事業での「ニッケコルトンプラザ」の大規模改修、生活流通事業での事業用設備の導入や更新
  • 2021-11-30 (3,525百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 衣料繊維事業での生産設備の導入や更新、産業機材事業での工場建屋の建築・改修、人とみらい開発事業での介護施設の新規開業、生活流通事業での事業用設備の導入や更新
  • 2022-11-30 (4,652百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 衣料繊維事業での生産設備の導入や更新、産業機材事業での工場建屋の建築・改修、人とみらい開発事業での「ニッケコルトンプラザ」のリニューアル、生活流通事業での事業用設備の導入や更新
  • 2023-11-30 (3,447百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 衣料繊維事業での生産設備の導入や更新、産業機材事業での工場建屋の建築・改修、人とみらい開発事業での介護施設の新規開業、生活流通事業での事業用設備の導入や更新
  • 2024-11-30 (5,777百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 衣料繊維事業での生産設備の導入や更新、産業機材事業での工場集約、人とみらい開発事業での神戸本店ビルの大規模改修、生活流通事業での事業用設備の導入や更新

負債・純資産と自己資本比率の推移

以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。

負債・純資産と自己資本比率の推移グラフ

貸借対照表の比較図

以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。

貸借対照表の比較図

純利益・配当推移

以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。

利益・配当推移グラフ

純利益と配当性向の散布図

以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。

純利益と配当性向の散布図

棚卸資産と在庫回転率の推移

以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。

棚卸資産と在庫回転率の推移グラフ