[3242] アーバネットコーポレーション の財務・株価分析レポート

営業利益・純利益と営業利益率の推移

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

PER推移

PER推移グラフ

事業内容

当社グループは、東京23区内の駅徒歩10分以内の立地にこだわり、投資用ワンルームマンションの開発・販売を基軸とした不動産事業を展開しています。また、ホテル開発事業にも参入し、事業領域を拡大しています。

主な事業セグメント

  • 不動産事業: 東京23区内の駅徒歩10分以内の立地に特化し、投資用ワンルームマンションの開発・販売、分譲用マンション及び戸建住宅の開発・分譲、アパートの開発・販売、事業用地の仕入販売、不動産売買の仲介、不動産賃貸業を行っています。
  • ホテル事業: 2020年10月に東京・蒲田駅前で自社保有ホテル「ホテルアジール東京蒲田」を開業し、ホテル開発・運営のノウハウを蓄積しています。

事業の特徴・強み

  • 設計事務所からスタートしたデベロッパーとして、効率性と芸術性の融合を目指し、デザイン性やアートを加えた独自性のあるブランドを確立しています。
  • 少人数体制とアウトソーシングを活用した効率的かつリスクの少ないビジネスモデルを構築し、強い財務体質を持っています。

今後の展開・方針

今後は、DINKS向けやファミリータイプのプランを組み込んだ複合型マンションの開発を推進し、都市型賃貸マンションとして展開します。また、株式会社ケーナインを子会社化し、東京・川崎・横浜での戸建・テラスハウス分譲及びアパート開発を進め、事業領域を拡大しています。

キャッシュフロー推移

キャッシュフロー推移グラフ

設備投資分析

分析要約

過去から現在に至るまで、当社は主に賃貸用不動産の取得とホテル事業関連の設備投資を行ってきました。2015年から2017年にかけては、主に東京都内の賃貸用不動産の取得に注力し、2018年以降はホテル事業用地の取得や建設工事に投資を行っています。2021年以降は、賃貸用不動産の取得による固定収入の拡大を図りつつ、車両リース資産やソフトウエアの取得を通じて効率化を進めています。

過去の投資

  • 2015-06-30 (446,164千円)
    目的: その他賃貸用不動産
    詳細: アリシアコート八丁畷(神奈川県川崎市川崎区)の建物と土地の取得
  • 2016-06-30 (1,029,398千円)
    目的: その他賃貸用不動産
    詳細: アジールコート品川中延(東京都品川区中延)とアリシアコート多摩川(東京都大田区矢口)の建物及び土地の取得
  • 2017-06-30 (890,004千円)
    目的: その他賃貸用不動産
    詳細: アジールコート北品川(東京都品川区北品川)の建物及び土地の取得
  • 2018-06-30 (1,400百万円)
    目的: その他事業関連
    詳細: 賃貸事業用土地建物(神奈川県川崎市)とホテル事業用地(東京都大田区)の取得
  • 2019-06-30 (209百万円)
    目的: その他事業関連
    詳細: ホテル事業用建設工事他(東京都大田区)
  • 2020-06-30 (841百万円)
    目的: その他事業関連
    詳細: ホテル事業用建設工事他(東京都大田区)
  • 2021-06-30 (392百万円)
    目的: 賃貸用不動産の取得
    詳細: マーシャルハイツ杉並の土地並びに建物及び構築物の取得とホテルアジール東京蒲田の設備整備
  • 2022-06-30 (394百万円)
    目的: 賃貸用不動産の取得
    詳細: パークリュクス蒲田の土地並びに建物及び構築物の取得
  • 2023-06-30 (45百万円)
    目的: 本社の車両リース資産の取得
    詳細: 本社の車両に係るリース資産の取得
  • 2024-06-30 (15百万円)
    目的: ソフトウエアの取得
    詳細: ソフトウエアの取得

負債・純資産推移

負債・純資産推移グラフ

貸借対照表比較

貸借対照表比較グラフ

利益・配当推移

利益・配当推移グラフ

利益・配当散布図

利益・配当散布図

在庫回転率の推移

在庫回転率の推移グラフ

セグメント別利益の推移

セグメント別利益の推移グラフ

関連会社情報

連結子会社

会社名 住所 資本金 事業内容 出資比率 役員兼任等
株式会社アーバネットリビング 東京都千代田区 80,000 不動産事業ホテル事業 100.0 役員の兼任
株式会社ケーナイン 東京都世田谷区 20,000 不動産事業 100.0 役員の兼任

持分法適用関連会社

持分法適用関連会社の情報がありません。

注釈

  • 「主要な事業の内容」欄には、セグメントの名称を記載しております。
  • 2024年2月29日に株式会社ケーナインの全株式を取得し、同社を連結子会社といたしました。