[3267] フィル・カンパニー の財務・株価分析レポート

営業利益・純利益と営業利益率の推移

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

PER推移

PER推移グラフ

事業内容

当社グループは、空間ソリューション事業を展開し、土地オーナー、入居者、地域にとって三方良しとなる企画を提供しています。主な事業には「空中店舗フィル・パーク」や「プレミアムガレージハウス」があり、未活性空間の価値を最大化することで街の活性化を推進しています。

主な事業セグメント

  • 空間ソリューション事業: 「空中店舗フィル・パーク」や「プレミアムガレージハウス」などを企画・提供し、未活性空間の価値を最大化することで街の活性化を推進。土地オーナーに対し、設計・施工等の高い付加価値を持つサービスをワンストップで提供。

事業の特徴・強み

  • 土地活用方法の一形態として、事業メリットやテナントの賃貸需要を最大限に引き出す企画・提案を行い、設計・施工等についても高い付加価値を持つサービスを提供。駐車場収益を最大限に残す建築と連動し、費用対効果の最大化を図る建築ノウハウを構築。

今後の展開・方針

2025年1月10日に新規事業の開発を担うため、株式会社フィル・イノベーション・ラボに社名変更し、新規事業の推進を図る予定。

キャッシュフロー推移

キャッシュフロー推移グラフ

設備投資分析

分析要約

過去数年間にわたり、当社は主に生産能力の増強を目的とした設備投資を行ってきました。特に、フィル・パークシリーズの内装工事や新規施設の建設に注力してきました。近年では、効率化を目的とした事務機器の購入や、本社移転に伴う設備更新、新規事業としての木造ガレージハウスの開発投資も行っています。

過去の投資

  • 2016-11-30 (39,894千円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 自社所有の賃貸用設備フィル・パーク神楽坂
  • 2017-11-30 (201,837千円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: フィル・パークKaguLab.IIDABASHIの建設費用
  • 2018-11-30 (56,080千円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: フィル・パーク浅草橋及びフィル・パークKaguLab.IIDABASHIの内装工事費用
  • 2019-11-30 (28,212千円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: フィル・パークKaguLab.IIDABASHIの内装工事費用
  • 2020-11-30 (56,051千円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: フィル・パーク高島平及びフィル・パーク白山ヒルズなどの内装工事費用
  • 2021-11-30 (10,737千円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: フィル・パーク博多キャナルシティ前及びフィル・パーク京都四条河原町などの内装工事費用
  • 2022-11-30 (1,596千円)
    目的: 効率化
    詳細: パソコン等事務機器の購入費用
  • 2023-11-30 (178,634千円)
    目的: 設備更新
    詳細: 本社移転に伴う設備の新設
  • 2024-11-30 (17,683千円)
    目的: 新規事業
    詳細: 本社の内装設備の増設、CLTを用いた木造ガレージハウスの開発投資

負債・純資産推移

負債・純資産推移グラフ

貸借対照表比較

貸借対照表比較グラフ

利益・配当推移

利益・配当推移グラフ

利益・配当散布図

利益・配当散布図

在庫回転率の推移

在庫回転率の推移グラフ

関連会社情報

連結子会社

会社名 住所 資本金 事業内容 出資比率 役員兼任等
(株)フィル・コンストラクション 東京都中央区 20,000千円 建設業 100.0%
(株)プレミアムガレージハウス 東京都中央区 35,100千円 不動産業 100.0% 役員の兼任 1名
(株)フィルまちづくりファンディング 東京都中央区 3,000千円 不動産業 100.0% 役員の兼任 1名
(株)フィル事業承継・地域活性化プロジェクト 東京都中央区 50,000千円 コンサルティング業 100.0% 役員の兼任 1名
(株)ストラボ 東京都中央区 20,000千円 サービス業 100.0%

持分法適用関連会社

会社名 住所 資本金 事業内容 出資比率 役員兼任等
(株)玉栄 東京都新宿区 10,000千円 卸売業 49.0%
(株)プクプク亭 神奈川県横浜市港北区 1,500千円 飲食業 25.3%

注釈

  • 1.有価証券届出書又は有価証券報告書を提出している会社はありません。
  • 2.(株)フィル・コンストラクションについては、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。主要な損益情報等 ① 売上高 3,483,916 千円 ② 経常利益 137,028 千円 ③ 当期純利益 86,801 千円 ④ 純資産額 127,052 千円 ⑤ 総資産額 2,444,037 千円
  • 3.議決権の所有割合の()内は、間接所有割合で内数であります。