[3288] オープンハウスグループ の財務・株価分析レポート

営業利益・純利益と営業利益率の推移

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

PER推移

PER推移グラフ

事業内容

当社は、株式会社三栄建築設計(メルディア社)を完全子会社化し、事業ラインナップの拡充とコスト競争力の向上を図っています。事業セグメントは、戸建関連事業、マンション事業、収益不動産事業、その他の事業、プレサンスコーポレーション、メルディアの6つで構成されています。

主な事業セグメント

  • 戸建関連事業: 新築一戸建住宅の売買仲介、戸建分譲、建築請負を行い、製販一体型の事業運営をしています。
  • マンション事業: 新築マンションの開発及び分譲を行い、コスト管理を徹底し、リーズナブルな価格で提供しています。
  • 収益不動産事業: 国内収益不動産の取得・運用・販売を行い、資産価値を高めた後、投資用不動産として販売しています。
  • その他の事業: アメリカ不動産事業や住宅関連ローン事業を展開しています。
  • プレサンスコーポレーション: ワンルームマンション及びファミリーマンションの企画開発と販売を行っています。
  • メルディア: 戸建分譲住宅の販売を主たる事業としており、関東圏・東海圏で展開しています。

事業の特徴・強み

  • 製販一体型の事業運営により、効率的な事業運営を実現しています。
  • 都心部での利便性の高い住宅をリーズナブルな価格で提供しています。

今後の展開・方針

今後も複数店舗の出店を通じて事業展開エリアの拡大を図り、仕入及び建設機能を強化し、利益を最大化するために小規模かつ短期間での販売が見込める物件を中心として事業を進めていきます。

キャッシュフロー推移

キャッシュフロー推移グラフ

設備投資分析

分析要約

当社グループは、2014年から2024年にかけて、主に新規事業の拡大を目的とした設備投資を継続的に行ってきました。これには営業センターの新設や不動産の取得、子会社化による事業拡大が含まれ、特に2018年には大規模な子会社化を通じて事業を拡大しました。最近では賃貸不動産の取得や本社の移転も行い、事業基盤の強化を図っています。

過去の投資

  • 2014-09-30 (544百万円)
    目的: 新規事業
    詳細: 本社接客室の造作工事、笹塚営業センターの新設、北千住営業センターの新設、研修センターの購入
  • 2015-09-30 (4,061百万円)
    目的: 新規事業
    詳細: 本社造作工事、吉祥寺営業センターの新設、自由が丘営業センターの新設、建設事業部事務所増床、大阪事務所の新設、名古屋事務所の新設、子会社化による取得
  • 2016-09-30 (697百万円)
    目的: 新規事業
    詳細: 社員寮の取得、練馬営業センターの新設、栄営業センターの新設、展示場の取得
  • 2017-09-30 (1,122百万円)
    目的: 新規事業
    詳細: 社員寮の取得、営業センターの新設、ショールームの新設
  • 2018-09-30 (18,238百万円)
    目的: 新規事業
    詳細: 社員寮の取得、㈱ホーク・ワンを子会社化したことによる株式取得、営業センターの新設
  • 2019-09-30 (1,205百万円)
    目的: 新規事業
    詳細: 営業センターの新設
  • 2020-09-30 (691百万円)
    目的: 新規事業
    詳細: 営業センターの新設
  • 2021-09-30 (1,936百万円)
    目的: 新規事業
    詳細: 営業センターの新設
  • 2022-09-30 (3,605百万円)
    目的: 新規事業
    詳細: 営業センターの新設、賃貸等不動産の取得
  • 2023-09-30 (6,933百万円)
    目的: 新規事業
    詳細: 営業センターの新設、賃貸等不動産の取得、本社の移転
  • 2024-09-30 (5,358百万円)
    目的: 新規事業
    詳細: 営業センターの新設、賃貸等不動産の取得

負債・純資産推移

負債・純資産推移グラフ

貸借対照表比較

貸借対照表比較グラフ

利益・配当推移

利益・配当推移グラフ

利益・配当散布図

利益・配当散布図

在庫回転率の推移

在庫回転率の推移グラフ

セグメント別利益の推移

セグメント別利益の推移グラフ

関連会社情報

連結子会社

会社名 住所 資本金 事業内容 出資比率 役員兼任等
株式会社オープンハウス 東京都渋谷区 100百万円 戸建関連事業その他 100.0% 役員の兼任3名
株式会社オープンハウス・ディベロップメント 東京都千代田区 101百万円 戸建関連事業マンション事業 100.0% 役員の兼任3名
株式会社オープンハウス・リアルエステート 東京都千代田区 101百万円 収益不動産事業 100.0% 役員の兼任4名
Open House Realty & Investments, Inc. 米国カリフォルニア州ロサンゼルス 84百万円 その他 100.0% 役員の兼任2名
Open House Texas Realty & Investments LLC 米国テキサス州ダラス 306百万円 その他 100.0% 役員の兼任1名
株式会社アイビーネット 大阪市淀川区 101百万円 その他 100.0% 役員の兼任1名
株式会社オープンハウス・アーキテクト 東京都中野区 101百万円 戸建関連事業 100.0% 役員の兼任2名
株式会社ホーク・ワン 東京都杉並区 101百万円 戸建関連事業 100.0% 役員の兼任2名
株式会社プレサンスコーポレーション 大阪府大阪市中央区 7,886百万円 プレサンスコーポレーション 63.0% 役員の兼任1名
株式会社メルディア 東京都新宿区 1,340百万円 メルディア 100.0% 役員の兼任1名

持分法適用関連会社

持分法適用関連会社の情報がありません。

注釈

  • 1.「主要な事業の内容」欄には、セグメントの名称を記載しております。
  • 2.特定子会社であります。
  • 3.当社よりシェアードサービスの提供を行っております。
  • 4.当社とコーポレートブランド使用等にかかるロイヤリティー契約を締結しております。
  • 5.議決権の所有割合の( )内は、間接保有割合で内数であります。
  • 6.株式会社オープンハウス・ディベロップメント、株式会社オープンハウス・リアルエステート及び株式会社ホーク・ワンは、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。主要な損益情報等は、次のとおりであります。連結子会社株式会社オープンハウス・ディベロップメント株式会社オープンハウス・リアルエステート株式会社ホーク・ワン決算期2024年9月期2024年9月期2024年9月期主要な損益情報等 ① 売上高  (百万円)498,767172,384146,138② 経常利益 (百万円)46,76116,9507,602③ 当期純利益(百万円)32,94311,8695,301④ 純資産額 (百万円)112,23612,90038,849⑤ 総資産額 (百万円)455,22393,193105,228
  • 7.有価証券報告書を提出しております。
  • 8.株式会社プレサンスコーポレーションの売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)は、連結売上高に占める割合が10%を超えておりますが、有価証券報告書の提出会社であるため、主要な損益情報等の記載を省略しております。