[3420] ケー・エフ・シー の財務・株価分析レポート

過去の業績推移は?

以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

株価はどうなっている?

以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。

PER推移グラフ

事業内容は?

当社グループは、建設資材の販売・設計・施工及び遮水シート、防水シートの輸入販売・設計・施工を行っています。

事業セグメント

  • ファスナー事業: 主に「あと施工アンカー」に係る建設資材の販売及び耐震関連工事を行っています。
  • 土木資材事業: 主にトンネル掘削資材の販売を行い、唐山日翔建材科技有限公司ではトンネル支保材の製造・販売を行っています。
  • 建設事業: 当社及びアールシーアイ株式会社は主にトンネル内装・リニューアル工事を行っています。

事業の特徴・強み

  • 多様な建設資材の販売と設計・施工の一貫したサービスを提供しています。

今後の展開・方針

今後の展開については具体的な記載がありません。

キャッシュフロー推移

以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。

キャッシュフロー推移グラフ

どんなことに設備投資している?

当社グループは、生産性向上や効率化を目的として、土木資材事業における機械装置や運搬具、物流倉庫の維持管理、基幹システムの更新などに継続的に設備投資を行ってきました。また、効率化の一環として札幌営業所や関東流通センターの土地の売却も行い、財務体質の改善を図っています。

※過去の投資内容は下記のとおりです。

  • 2015-03-31 (133,154千円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 土木資材事業に係る機械装置及び運搬具の設備投資
  • 2015-03-31 (178,233千円)
    目的: 効率化
    詳細: 札幌営業所の土地及び建物の売却
  • 2016-03-31 (239,673千円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 土木資材事業に係る機械装置及び運搬具の設備投資
  • 2016-03-31 (952,006千円)
    目的: 効率化
    詳細: 関東流通センターの土地の売却
  • 2017-03-31 (115,294千円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 土木資材事業に係る機械装置及び運搬具の設備投資
  • 2018-03-31 (122,903千円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 土木資材事業に係る機械装置及び運搬具の設備投資
  • 2019-03-31 (151,506千円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 土木資材事業に係る機械装置及び運搬具の設備投資
  • 2020-03-31 (108,250千円)
    目的: 効率化
    詳細: 物流倉庫の維持管理に係る建物及び構築物の設備投資
  • 2021-03-31 (203,815千円)
    目的: 設備更新
    詳細: 土木資材事業に係る機械装置及び基幹システム更新に係るソフトウエアの設備投資
  • 2022-03-31 (526,189千円)
    目的: 設備更新
    詳細: 土木資材事業に係る機械装置及び基幹システム更新に係るソフトウエアの設備投資
  • 2023-03-31 (608,715千円)
    目的: 設備更新
    詳細: 関東流通センターの土地及び基幹システム更新に係るソフトウエアの設備投資
  • 2024-03-31 (168,643千円)
    目的: 設備更新
    詳細: 事務所内備品や測定機器などの工具器具備品及び基幹システムに係るソフトウエアの設備投資

負債・純資産と自己資本比率の推移

以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。

負債・純資産と自己資本比率の推移グラフ

貸借対照表の比較図

以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。

貸借対照表の比較図

純利益・配当推移

以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。

利益・配当推移グラフ

純利益と配当性向の散布図

以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。

純利益と配当性向の散布図

棚卸資産と在庫回転率の推移

以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。

棚卸資産と在庫回転率の推移グラフ

関連会社情報

以下は関連会社の情報です。

連結子会社

会社名 住所 資本金 事業内容 出資比率 役員兼任等
アールシーアイ株式会社 大阪市北区 74,000千円 建設事業 100% 役員の兼任があります

持分法適用関連会社

持分法適用関連会社の情報がありません。

注釈

  • 「主要な事業の内容」欄には、セグメントの名称を記載しております。
  • 特定子会社に該当しております。
  • 上記子会社は、有価証券届出書又は、有価証券報告書を提出しておりません。
  • 上記子会社は、連結売上高に占める売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く。)の割合が10%以下であるため、主要な損益情報等の記載を省略しております。