過去の業績推移は?
以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです
株価はどうなっている?
以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。
事業内容は?
当社グループは、建設用資機材の製造・販売、建築用資材の製造・販売、建設コンサルタント、補修・補強工事の4つの事業を主に展開しています。
事業セグメント
- 建設用資機材の製造・販売事業: 土木建設資材であるアンカー、落橋防止装置、PC用ケーブル、外ケーブル、斜材などのケーブル製品、鉄鋼製品であるKIT受圧板、変位制限装置、土木耐震金物、ならびにESCONを含むコンクリート製品を製造・販売しています。
- 建築用資材の製造・販売事業: 建物に用いられる建築資材であるセパレーター、吊りボルト等の製造・販売、ならびに鉄骨工事および建築部材・建築耐震金物等を製造・販売しています。
- 建設コンサルタント事業: 国内建設コンサルタント業務および海外での道路、橋梁、建機、水、エネルギー、開発調査等に係るODA市場他での幅広い建設コンサルタントサービスを提供しています。
- 補修・補強工事業: 補修・補強工事(橋梁構造物・トンネル等)を中心とした土木・建築請負業の施工及び点検・調査業務を行っています。
セグメント別の業績は?
事業の特徴・強み
- 当社の製品は、地すべり防止、急傾斜地の崩落防止、送電用鉄塔の補強、港湾岸壁の耐震補強、宅地盛土の耐震補強など、様々な用途に対応しています。
- 落橋防止装置や変位制限装置など、大きな地震に対する防災機能を持つ製品を提供しています。
- ケーブル製品は施工性が高く、防錆性に優れ、港湾・漁港、河川の護岸、鉄道・道路盛土の補強等、幅広い分野で使用されています。
今後の展開・方針
今後も国内外での建設コンサルタントサービスを拡大し、ODA市場でのプレゼンスを強化していく予定です。また、耐震補強製品の開発を進め、より安全性の高い建設資材の提供を目指します。
キャッシュフロー推移
以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。
どんなことに設備投資している?
当社グループは、過去数年間にわたり、生産能力の増強を目的とした設備投資を継続的に行ってきました。これには、工場の新設や増設、製造設備の取得、研究開発設備の導入などが含まれます。2024年度には、効率化を目的としたシステム強化や工場リニューアルも実施しています。
※過去の投資内容は下記のとおりです。
- 2015-03-31 (3億74百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 建設用資機材の製造・販売事業における工場の製造設備の取得、エスイー鉄建株式会社の子会社化に伴う工場設備増強、建築用資材の製造・販売事業での設備投資 - 2016-03-31 (2億34百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 建設用資機材の製造・販売事業における工場の製造設備の取得、建築用資材の製造・販売事業での設備投資 - 2017-03-31 (9億11百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 建築用資材の製造・販売事業における事業譲受による資産増加、新工場の一部取得 - 2018-03-31 (3億97百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 建設用資機材の製造・販売事業における工場設備の配置転換・増設、建築用資材の製造・販売事業での新工場完成 - 2019-03-31 (520百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 建設用資機材の製造・販売事業における研究開発設備、工場設備の配置転換・増設、建築用資材の製造・販売事業での新規機械等の設備 - 2020-03-31 (1,149百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: A&Kホンシュウ株式会社の新工場完成、エスイー鉄建株式会社の工場設備増設 - 2021-03-31 (842百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: エスイー鉄建株式会社における工場増設及びその他工場設備の増設 - 2022-03-31 (666百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 株式会社エスイーの工場設備の配置転換・増設、研究開発資産 - 2023-03-31 (1,046百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 株式会社エスイーの工場設備・研究施設の増設、エスイー鉄建株式会社の工場取得 - 2024-03-31 (1,254百万円)
目的: 効率化
詳細: 株式会社エスイーのシステム強化のためのソフトウエア投資、A&Kホンシュウ株式会社の天栄工場リニューアル
負債・純資産と自己資本比率の推移
以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。
貸借対照表の比較図
以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。
純利益・配当推移
以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。
純利益と配当性向の散布図
以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。
棚卸資産と在庫回転率の推移
以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。
関連会社情報
以下は関連会社の情報です。
連結子会社
会社名 | 住所 | 資本金 | 事業内容 | 出資比率 | 役員兼任等 |
---|---|---|---|---|---|
株式会社アンジェロセック | 東京都新宿区 | 100,000千円 | 建設コンサルタント事業 | 85.0% | 役員の兼任等あり |
A&Kホンシュウ株式会社 | 福島県須賀川市 | 90,000千円 | 建築用資材の製造・販売事業建設用資機材の製造・販売事業 | 100.0% | 役員の兼任等あり |
エスイーリペア株式会社 | 福岡県福岡市南区 | 30,000千円 | 補修・補強工事業 | 100.0% | 役員の兼任等あり |
エスイー鉄建株式会社 | 鳥取県西伯郡大山町 | 20,000千円 | 建設用資機材の製造・販売事業建築用資材の製造・販売事業 | 100.0% | 役員の兼任等あり |
持分法適用関連会社
会社名 | 住所 | 資本金 | 事業内容 | 出資比率 | 役員兼任等 |
---|---|---|---|---|---|
有限会社エヌセック | 東京都杉並区 | 3,000千円 | 資産管理等 | 36.3% | 役員の兼任等あり |
注釈
- 1.「主要な事業の内容」欄には、セグメントの名称を記載しております。
- 2.特定子会社に該当しております。
- 3.A&Kホンシュウ株式会社については、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く。)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。主要な損益情報等 (1) 売上高 8,712,453千円 (2) 経常利益 398,458千円 (3) 当期純利益 263,441千円 (4) 純資産額 3,433,641千円 (5) 総資産額 7,281,997千円
- 4.エスイー鉄建株式会社については、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く。)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。主要な損益情報等 (1) 売上高 6,871,642千円 (2) 経常利益 451,427千円 (3) 当期純利益 339,434千円 (4) 純資産額 1,684,120千円 (5) 総資産額 5,179,405千円
- 5.当社グループは、CMS(キャッシュ・マネジメント・システム)を通じて当社グループ企業相互間で余剰・不足資金を融通し、資金の効率化を図っております。