過去の業績推移は?
以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです
株価はどうなっている?
以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。
事業内容は?
当社グループは、川田工業株式会社の純粋持株会社として設立され、鉄構、土木、建築、ソリューション及びその他の事業を展開しています。グループ全体の経営計画管理、調整・指導及び研究開発等を行います。
事業セグメント
- 鉄構セグメント: 鋼製橋梁(鋼橋)及び建築鉄骨の設計・製作・架設据付、鋼材製品の販売を行います。主要な会社は川田工業㈱、富士前鋼業㈱です。
- 土木セグメント: PC橋梁、プレビーム橋梁の設計・製作・架設据付及び橋梁保全工事請負を行います。主要な会社は川田建設㈱です。
- 建築セグメント: 一般建築及び国内におけるシステム建築の設計・工事請負を行います。主要な会社は川田工業㈱です。
- ソリューションセグメント: ソフトウエアの開発・販売及びシステム機器の販売、橋梁等の構造解析及び設計・製図を行います。主要な会社は川田テクノシステム㈱です。
- その他事業: 次世代型産業用ロボット等の製造及び販売、橋梁付属物の販売、航空機使用事業、建設工事の請負並びに企画、設計、監理及びコンサルティングを行います。主要な会社はカワダロボティクス㈱、㈱橋梁メンテナンス、東邦航空㈱、新中央航空㈱、佐藤工業㈱です。
セグメント別の業績は?
事業の特徴・強み
- 当社グループは多様な事業セグメントを持ち、各分野での専門的な知識と技術を活用した事業活動を展開しています。
今後の展開・方針
当社はグループ全体の経営計画管理を通じて、各事業の調整・指導及び研究開発を進め、持続的な成長を目指します。
キャッシュフロー推移
以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。
どんなことに設備投資している?
過去から現在に至るまで、当社グループは生産能力の増強、新規事業の展開、設備の更新、効率化を目的とした多様な設備投資を行ってきました。特に、工場の設備更新や新規取得、航空機関連の投資、情報システムの導入などを通じて、事業の拡大と効率化を図っています。
※過去の投資内容は下記のとおりです。
- 2015-03-31 (648百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 四国工場における220t移動式クレーンの新規取得 - 2015-03-31 (312百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 現場用架設機材の新設 - 2015-03-31 (2,007百万円)
目的: 新規事業
詳細: ドクターヘリ1機及び物資輸送用ヘリ1機の新規取得 - 2015-03-31 (138百万円)
目的: 設備更新
詳細: 消火栓設置工事及び電子計算機の購入 - 2016-03-31 (669百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 四国工場における130t移動式クレーンの新規取得 - 2016-03-31 (214百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 九州工場における移動式上屋の新設 - 2016-03-31 (1,312百万円)
目的: 新規事業
詳細: ヘリコプター1機の新規取得 - 2016-03-31 (90百万円)
目的: 設備更新
詳細: 本社管理施設の空調設備の取り替え及び技術研究所で機器制御装置の購入 - 2017-03-31 (998百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 栃木工場におけるライン改造に伴う工場棟の新設 - 2017-03-31 (921百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 新関東機材センターの用地取得 - 2017-03-31 (8百万円)
目的: 効率化
詳細: 従業員用のモバイルノートパソコン及び設計関連ソフトウエアの購入 - 2017-03-31 (1,999百万円)
目的: 新規事業
詳細: 航空機・装備品及び仙台空港格納庫新設のための用地取得 - 2017-03-31 (49百万円)
目的: 設備更新
詳細: 大阪支社の移転に伴う事務所内装費用、備品等の購入 - 2018-03-31 (1,655百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 栃木工場のライン改造に伴う機械装置等の取得 - 2018-03-31 (643百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 関東機材センターの建物及び機械装置等の取得 - 2018-03-31 (0百万円)
目的: 効率化
詳細: 施工現場で使用するドローン及び従業員用のモバイルノートパソコンの取得 - 2018-03-31 (1,384百万円)
目的: 新規事業
詳細: 新事業所に係る建物・構築物等の取得及び航空機・装備品の取得 - 2018-03-31 (71百万円)
目的: 効率化
詳細: 勤怠管理システムのライセンス購入 - 2019-03-31 (1,180百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 四国工場の事務所棟や孔明機、富山工場の橋形クレーン及びKKF、ハイパー・ブレース加工ラインの取得 - 2019-03-31 (382百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 那須工場の橋形クレーンの取得 - 2019-03-31 (6百万円)
目的: 効率化
詳細: 大型タッチ式ディスプレイ及び従業員用のノートパソコンの取得 - 2019-03-31 (924百万円)
目的: 新規事業
詳細: ソフトウエアの機能改良及び航空機・装備品の取得 - 2019-03-31 (269百万円)
目的: 設備更新
詳細: システムサーバーの増強及び賃貸用資産の改修 - 2020-03-31 (1,647百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 四国工場のジブクレーン、レーザー・トラッカー及びフェーシングマシンの取得 - 2020-03-31 (1,073百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 関東機材センターの倉庫増設、九州工場のプレテンションラインの増築及び工事用機材の補充 - 2020-03-31 (32百万円)
目的: 効率化
詳細: 事務所移転に伴う賃借建物の内部造作工事及び従業員用のノートパソコンの取得 - 2020-03-31 (853百万円)
目的: 新規事業
詳細: 航空装備品の取得 - 2020-03-31 (237百万円)
目的: 設備更新
詳細: 本社建物設備の取得並びに会計基幹システムのバージョンアップ及びサーバーの更新 - 2021-03-31 (1,261百万円)
目的: 設備更新
詳細: 富山工場のハンガーブラスト機の更新、栃木工場の溶接ロボット、クレーン及びプレス機等の取得 - 2021-03-31 (920百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 従業員向け研修センターの新設、土地の取得及び工事用機材の補充 - 2021-03-31 (3百万円)
目的: 効率化
詳細: 従業員用ノートパソコンの取得及びWEB会議カメラの取得等 - 2021-03-31 (1,060百万円)
目的: 新規事業
詳細: 航空装備品の取得 - 2021-03-31 (78百万円)
目的: 設備更新
詳細: 壁面緑化コンテナ用金型の取得及び従業員用独身寮設備の改修 - 2022-03-31 (897百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 四国工場にて多電極溶接装置の取得、栃木工場にてSAW溶接装置、パイプ・コラム柱溶接ロボット及びBOX反転台車の取得 - 2022-03-31 (580百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 那須工場にて事務所の増築及び工事用機材の補充 - 2022-03-31 (31百万円)
目的: 効率化
詳細: 情報共有システムの取得 - 2022-03-31 (596百万円)
目的: 新規事業
詳細: 事務所移転に伴う内装工事及び什器の取得並びに社内利用ソフトウエアの製作 - 2022-03-31 (372百万円)
目的: 新規事業
詳細: 航空装備品の取得 - 2022-03-31 (75百万円)
目的: 効率化
詳細: 資産管理システムのライセンス購入及び会計基幹システムの改修 - 2023-03-31 (681百万円)
目的: 設備更新
詳細: 富山工場にてホイスト式橋形クレーンの更新、栃木工場にてBOX反転台車及び制震壁加熱装置の取得 - 2023-03-31 (182百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 現場機材として鋼桁ケレン装置用の高圧ポンプ及び鋼桁用の手延機の取得 - 2023-03-31 (5百万円)
目的: 効率化
詳細: 構造計算用ソフトウエアのライセンス購入 - 2023-03-31 (533百万円)
目的: 新規事業
詳細: DX関連の設備及び機器の取得、並びに社内利用ソフトウエアの製作 - 2023-03-31 (2,577百万円)
目的: 新規事業
詳細: 航空機のリース及び航空機装備品の取得 - 2023-03-31 (107百万円)
目的: 効率化
詳細: 賃貸用資産の改修及び経費精算システムの導入 - 2024-03-31 (1,966百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 四国工場にて全天候型塗装ヤード建屋の新設及び塗装ブースの取得、栃木工場にて工場建屋の延長、並びに天井クレーンの取得 - 2024-03-31 (449百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 現場機材として鋼桁用の手延機及びセグメント接合台車の取得 - 2024-03-31 (18百万円)
目的: 効率化
詳細: 情報共有システムの取得 - 2024-03-31 (551百万円)
目的: 新規事業
詳細: DX関連の設備及び機器の取得、並びに社内利用ソフトウエアの製作 - 2024-03-31 (720百万円)
目的: 新規事業
詳細: 航空機のリース及び航空機装備品の取得 - 2024-03-31 (186百万円)
目的: 効率化
詳細: 賃貸用資産の改修及び会計基幹システムのサーバ入替
負債・純資産と自己資本比率の推移
以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。
貸借対照表の比較図
以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。
純利益・配当推移
以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。
純利益と配当性向の散布図
以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。
棚卸資産と在庫回転率の推移
以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。
関連会社情報
以下は関連会社の情報です。
連結子会社
会社名 | 住所 | 資本金 | 事業内容 | 出資比率 | 役員兼任等 |
---|---|---|---|---|---|
川田工業㈱ | 富山県南砺市 | 9,601百万円 | 鉄構、建築 | 100.0 | 役員の兼任 5名 |
川田建設㈱ | 東京都北区 | 1,669百万円 | 土木 | 100.0(100.0) | 役員の兼任 3名 |
川田テクノシステム㈱ | 東京都千代田区 | 399百万円 | ソリューション | 100.0(100.0) | 役員の兼任 2名 |
㈱橋梁メンテナンス | 東京都北区 | 93百万円 | その他 | 100.0(100.0) | 役員の兼任 2名 |
富士前鋼業㈱ | 東京都北区 | 10百万円 | 鉄構 | 100.0(100.0) | 役員の兼任 1名 |
東邦航空㈱ | 東京都江東区 | 180百万円 | その他 | 66.6(66.6) | 役員の兼任 1名 |
新中央航空㈱ | 茨城県龍ヶ崎市 | 180百万円 | その他 | 100.0(100.0) | 役員の兼任 1名 |
カワダロボティクス㈱ | 東京都台東区 | 100百万円 | ソリューション | 100.0(100.0) | 役員の兼任 2名 |
持分法適用関連会社
会社名 | 住所 | 資本金 | 事業内容 | 出資比率 | 役員兼任等 |
---|---|---|---|---|---|
佐藤工業㈱ | 東京都中央区 | 3,000百万円 | その他 | 49.9 | 役員の兼任 2名 |
注釈
- 1 主要な事業の内容欄には、セグメント情報に記載された名称を記載しています。
- 2 ※1:特定子会社に該当します。
- 3 議決権の所有割合の( )内は、間接所有で内数であります。
- 4 ※2:川田工業㈱及び川田建設㈱については、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)の連結売上高に占める割合が10%を超えています。