過去の業績推移は?
以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです
株価はどうなっている?
以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。
事業内容は?
当社グループは、連結子会社6社と持株会社で構成され、輸入車販売関連事業を中心に、新車・中古車の販売、車輌整備、損害保険代理店業を行っています。2024年5月に子会社化した株式会社ENGでは中古車輸出事業を展開しています。
事業セグメント
- 新車販売: 各連結子会社が正規ディーラーとして、インポーターから仕入れた新車を販売。各ブランドに応じた店舗を展開。
- 中古車販売: 高年式低走行の認定中古車を中心に販売。新車販売時の下取、買取、オートオークションで仕入れ。株式会社ENGは中古車をマレーシアに輸出。
- 業販: 下取した他社ブランドの中古車をオートオークションで販売。他社ディーラーからの依頼で新車・中古車を販売。
- 車輌整備: 販売した車輌を中心に整備、修理や車検を提供。ショールームと併設してサービス工場を設置。
- その他: 損害保険会社の代理店として自賠責保険や任意保険等を販売。
事業の特徴・強み
- 各ブランドに特化した正規ディーラー契約を持ち、広範な新車・中古車の販売ネットワークを展開。
- グループ全体でのリスク管理やコンプライアンスの強化に努め、経営管理を行う。
今後の展開・方針
グループとしての事業戦略の策定を行い、輸入車販売関連事業の強化を図る。2024年7月にStellantisジャパン販売株式会社を子会社化し、ブランドの多様化を進める。
キャッシュフロー推移
以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。
どんなことに設備投資している?
当社グループは、輸入車販売店舗の開設や改装を通じて販売能力の増強を図り、近年ではEV対応のための充電設備の導入を進めています。これにより、環境対応と販売能力の強化を両立させる戦略を継続的に実施しています。
※過去の投資内容は下記のとおりです。
- 2016-06-30 (247,661千円)
目的: 販売能力増強
詳細: 福岡県北九州市における店舗開設 - 2017-06-30 (575,860千円)
目的: 販売能力増強
詳細: 九州地区における新規出店並びに移転等に伴う店舗内装設備 - 2018-06-30 (254,424千円)
目的: 販売能力増強
詳細: 九州地区における新規出店並びに移転等に伴う店舗内装設備 - 2019-06-30 (982,601千円)
目的: 販売能力増強
詳細: 九州地区における新規出店並びに移転等に伴う店舗内装設備 - 2020-06-30 (1,136,694千円)
目的: 販売能力増強
詳細: CI変更による店舗改装及び移転等に伴う店舗内装設備 - 2021-06-30 (708,346千円)
目的: 販売能力増強
詳細: CI変更による店舗改装及び移転等に伴う店舗内装設備 - 2022-06-30 (194,343千円)
目的: 環境対応
詳細: EV対応のための充電設備等の店舗設備 - 2023-06-30 (354,331千円)
目的: 販売能力増強
詳細: 新規出店及びEV対応のための充電設備等の店舗設備 - 2024-06-30 (432,223千円)
目的: 販売能力増強
詳細: 新規出店及びEV対応のための充電設備等の店舗設備
負債・純資産と自己資本比率の推移
以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。
貸借対照表の比較図
以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。
純利益・配当推移
以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。
純利益と配当性向の散布図
以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。
棚卸資産と在庫回転率の推移
以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。
関連会社情報
以下は関連会社の情報です。
連結子会社
会社名 | 住所 | 資本金 | 事業内容 | 出資比率 | 役員兼任等 |
---|---|---|---|---|---|
ウイルプラスチェッカーモータース株式会社 | 東京都港区 | 50,000 | 輸入車販売関連事業 | 100.0 | 役員の兼任(4名) |
ウイルプラスモトーレン株式会社 | 東京都港区 | 50,000 | 輸入車販売関連事業 | 100.0 | 役員の兼任(4名) |
ウイルプラス帝欧オート株式会社 | 東京都港区 | 30,000 | 輸入車販売関連事業 | 100.0 | 役員の兼任(4名) |
ウイルプラスアインス株式会社 | 東京都港区 | 10,000 | 輸入車販売関連事業 | 100.0 | 役員の兼任(4名) |
ウイルプラスエンハン株式会社 | 東京都港区 | 10,000 | 輸入車販売関連事業 | 100.0 | 役員の兼任(5名) |
株式会社ENG | 東京都港区 | 10,000 | 中古車輸出事業、中古車国内販売事業 | 51.0 | 役員の兼任(4名) |
持分法適用関連会社
持分法適用関連会社の情報がありません。
注釈
- 1.特定子会社であります。
- 2.有価証券届出書又は有価証券報告書を提出している会社はありません。
- 3.2024年5月13日に㈱ENGの発行済株式の51%を取得し連結子会社といたしました。なお、みなし取得日を当連結会計年度末としたため、当連結会計年度は貸借対照表のみ連結しております。
- 4.ウイルプラスチェッカーモータース㈱、ウイルプラスモトーレン㈱、ウイルプラス帝欧オート㈱、ウイルプラスエンハンス㈱については、売上高(連結相互間の内部売上高を除く)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。