過去の業績推移は?
以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです
株価はどうなっている?
以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。
事業内容は?
当社は持株会社として、グループの経営管理および関連業務を行い、主にFC方式による喫茶店展開事業を行っています。経営理念に基づき、居心地の良い店舗作りや食材の品質向上に努めています。
事業セグメント
- 喫茶店のFC事業: 「珈琲所コメダ珈琲店」及び「おかげ庵」のブランドで喫茶店のFC事業を展開し、FC加盟者に対し、出店物件選定、店舗設計施工ノウハウ提供、喫茶店運営指導、食資材の製造・卸売、店舗建物の転貸等を行っています。
事業の特徴・強み
- 独自フォーマットでの高付加価値提供により、店舗の集客力と成長性を確保しています。温かみのある居心地良い店内空間や自然で心のこもった接客を提供し、幅広い顧客層を獲得しています。
- 長期安定的なFC店舗の収益性を実現し、安定した売上と利益を確保しています。低コストでの店舗運営が可能で、FC加盟店経営者のモチベーションを高く維持しています。
- 独自のFCシステムにより、本部の安定した高収益力とキャッシュ・フロー創出力を持っています。食資材の製造・卸売やロイヤルティにより安定した収益を獲得しています。
今後の展開・方針
新業態として、2019年に「BAKERY ADEMOK」、2020年に「KOMEDA is □」、2022年にテイクアウト専門店「大餡吉日」を立ち上げ、さらなる事業拡大を図っています。
キャッシュフロー推移
以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。
どんなことに設備投資している?
過去数年間にわたり、設備投資は新規事業の展開、生産能力の増強、既存店舗や工場の品質向上、職場環境改善、及びDXプロジェクトの推進を中心に行われてきました。特に新規店舗の出店や工場の新設、アプリ開発を通じて、顧客利便性の向上と効率性の改善に注力しています。
※過去の投資内容は下記のとおりです。
- 2020-02-29 (1,376百万円)
目的: 新規事業
詳細: 沖縄に出店した石窯パン工房ADEMOKや東京都内に旗艦店として出店したコメダ珈琲店とおかげ庵の併設店舗の直営店舗の出店、生産効率・職場環境改善のための工場投資及びその他改修工事 - 2021-02-28 (1,484百万円)
目的: 新規事業
詳細: 新ブランド「KOMEDA is □」などの直営店舗の出店、工場における品質向上・生産効率・職場環境改善のための投資及びその他改修工事 - 2022-02-28 (1,286百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 店舗拡大に対応するための沖縄コーヒー工場の新設、既存工場における品質向上・生産効率及び職場環境改善のための投資、BAKERY ADEMOKや台湾における直営店舗の出店、新アプリの開発等DXプロジェクト - 2023-02-28 (1,269百万円)
目的: 設備更新
詳細: コメダ珈琲店本店リニューアルのための建替工事、おかげ庵本店の出店、既存工場における品質向上・生産効率及び職場環境改善のための投資、台湾・インドネシアにおける直営店舗の出店、新アプリの開発等DXプロジェクト - 2024-02-29 (1,103百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 九州及び山口県の一部店舗に製品を供給する九州コーヒー工場の新設、既存工場における品質向上・生産効率及び職場環境改善のための投資、インドネシアにおける直営店舗の出店、新公式モバイルアプリの開発等DX投資
負債・純資産と自己資本比率の推移
以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。
貸借対照表の比較図
以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。
純利益・配当推移
以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。
純利益と配当性向の散布図
以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。
棚卸資産と在庫回転率の推移
以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。
関連会社情報
以下は関連会社の情報です。
連結子会社
会社名 | 住所 | 資本金 | 事業内容 | 出資比率 | 役員兼任等 |
---|---|---|---|---|---|
株式会社コメダ | 名古屋市東区 | 196百万円 | FC事業 | 100 | 役員の兼任あり |
台灣客美多股份有限公司 | 台湾台北市松山區 | 36,500千台湾ドル | FC事業 | 100(100.0) | 役員の兼任あり |
PT KOMEDA COFFEE INDONESIA | インドネシアバリ州バドゥン県 | 322億ルピア | FC事業 | 100(99.7) | 役員の兼任あり |
持分法適用関連会社
持分法適用関連会社の情報がありません。
注釈
- 1.特定子会社に該当しております。
- 2.議決権の所有割合の( )内は、間接所有割合を内数で記載しております。
- 3.台灣客美多股份有限公司については、当連結会計年度において株式会社コメダが非支配株主から全株式を取得して完全子会社化するとともに、社名を客美多好食股份有限公司から変更しました。
- 4.株式会社コメダについては、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く。)の連結売上収益に占める割合が10%を超えております。しかし、当該子会社の売上高(セグメント間の内部売上高又は振替高を含む。)の連結売上収益に占める割合が90%を超えているため、主要な損益情報等の記載は省略しております。