[3544] サツドラホールディングス の財務・株価分析レポート

過去の業績推移は?

以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

株価はどうなっている?

以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。

PER推移グラフ

事業内容は?

当社グループは、主にドラッグストアと調剤薬局の運営を行うリテール事業を中心に、関連会社とともに構成されています。

事業セグメント

  • リテール事業: ドラッグストアの運営、調剤薬局の運営、及び健康サービスの提供を行っています。
  • その他事業: POSアプリケーションの開発及び販売、マーケティングやインバウンド関連の支援サービス、プログラミングスクールの運営、インターネットを利用した情報提供サービス、不動産のアセットマネジメント業、スタートアップ企業への出資及び支援を行っています。

事業の特徴・強み

  • 当社は、ドラッグストアと調剤薬局の運営を通じて、健康サービスを提供するリテール事業に強みを持っています。

今後の展開・方針

今後もリテール事業を中心に、その他事業分野でのサービス拡充や新規事業の展開を図る予定です。

キャッシュフロー推移

以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。

キャッシュフロー推移グラフ

どんなことに設備投資している?

過去数年間にわたり、主にリテール事業における新規店舗の出店を通じて販売能力の増強を図ってきた。特に新本社社屋の建設を含む設備投資も行われ、固定資産の売却による資産の最適化も進められている。

※過去の投資内容は下記のとおりです。

  • 2017-05-15 (18億24百万円)
    目的: 販売能力増強
    詳細: 新規19店舗の出店
  • 2018-05-15 (20億94百万円)
    目的: 販売能力増強
    詳細: 新規18店舗の出店
  • 2019-05-15 (2,529百万円)
    目的: 販売能力増強
    詳細: 新規20店舗の出店
  • 2020-05-15 (2,389百万円)
    目的: 販売能力増強
    詳細: リテール事業における新規5店舗の出店及び新本社社屋建設
  • 2021-05-15 (2,145百万円)
    目的: 販売能力増強
    詳細: リテール事業における新規4店舗の出店及び新本社社屋建設
  • 2022-05-15 (2,615百万円)
    目的: 販売能力増強
    詳細: リテール事業における新規7店舗の出店
  • 2023-05-15 (2,540百万円)
    目的: 販売能力増強
    詳細: リテール事業における新規8店舗の出店
  • 2024-05-15 (2,612百万円)
    目的: 販売能力増強
    詳細: リテール事業における新規7店舗の出店

負債・純資産と自己資本比率の推移

以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。

負債・純資産と自己資本比率の推移グラフ

貸借対照表の比較図

以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。

貸借対照表の比較図

純利益・配当推移

以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。

利益・配当推移グラフ

純利益と配当性向の散布図

以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。

純利益と配当性向の散布図

棚卸資産と在庫回転率の推移

以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。

棚卸資産と在庫回転率の推移グラフ

関連会社情報

以下は関連会社の情報です。

連結子会社

会社名 住所 資本金 事業内容 出資比率 役員兼任等
株式会社サッポロドラッグストアー 札幌市東区 100百万円 地域医療対応型ドラッグストアチェーンの営業、運営 100.0 役員の兼任あり
Creare株式会社 札幌市東区 10百万円 物品の輸出入、製造、卸売、販売 100.0(100.0) 役員の兼任あり
株式会社リージョナルマーケティング 札幌市東区 156百万円 共通ポイントカード事業、決済サービス事業、インバウンドマーケティング事業、コミュニティ事業、メディア事業、イベント関連事業 68.2 役員の兼任あり
GRIT WORKS株式会社 札幌市東区 10百万円 チェーンストア向けクラウドPOSアプリ開発及び売上管理・マスタメンテナンス等の支援システム開発、POS周辺機器販売、分析ツールの基盤構築支援、システムコンサルティング業務 66.0 役員の兼任あり
台湾札幌薬粧有限公司 台湾 145百万新台湾ドル 台湾地域における化粧品、食料品、日用雑貨等の卸売業務 100.0(100.0) 役員の兼任あり
株式会社シーラクンス 札幌市東区 25百万円 デジタルスクール事業(プログラミング、起業家・エンジニア養成)、シェアオフィス事業 100.0 役員の兼任あり
RxR Innovation Initiative株式会社 札幌市東区 13百万円 企業コミュニティ向けのインターネットを利用した各種提供サービス、イベント及びセミナーの企画、制作、運営等 55.6 役員の兼任あり
株式会社Sアセット 札幌市東区 50百万円 不動産のアセットマネジメント業 100.0(100.0) 役員の兼任あり
株式会社S Ventures 札幌市東区 50百万円 スタートアップ企業への出資及び支援、ベンチャーキャピタルへの出資、スタートアップ企業と当社グループとの協業支援 100.0 役員の兼任あり

持分法適用関連会社

持分法適用関連会社の情報がありません。

注釈

  • 1.「議決権の所有(又は被所有)割合」欄の(内書)は間接所有であります。
  • 2.特定子会社であります。
  • 3.株式会社サッポロドラッグストアーについては、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。主要な損益情報等 ①売上高       93,972百万円②経常利益     1,273 ③当期純利益     451④純資産額        8,522⑤総資産額     40,790