[3597] 自重堂 の財務・株価分析レポート

過去の業績推移は?

以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

株価はどうなっている?

以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。

PER推移グラフ

事業内容は?

当社グループは、株式会社自重堂を中心に、ユニフォーム及びメンズウェアの企画、製造、販売を行う企業グループであり、衣料品製造販売事業の単一セグメントを展開しています。

事業セグメント

  • 衣料品製造販売事業: ユニフォーム及びメンズウェアの一貫生産、パーツの組立て、販売、及び海外製品の開発輸入を行っています。

事業の特徴・強み

  • ユニフォーム及びメンズウェアの企画から製造、販売までを一貫して行う体制を持ち、関連会社との連携により効率的な事業運営を実現しています。

今後の展開・方針

今後も衣料品製造販売事業を中心に、関連会社との協力を強化し、海外製品の開発輸入を推進していく予定です。

キャッシュフロー推移

以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。

キャッシュフロー推移グラフ

どんなことに設備投資している?

過去から現在に至るまで、設備投資は主に効率化と設備更新を目的として行われてきました。特に物流センターや子会社の業務効率化に重点を置き、時には生産能力の増強を図るための大規模な投資も実施されました。

※過去の投資内容は下記のとおりです。

  • 2015-06-30 (177百万円)
    目的: 設備更新
    詳細: 社員駐車場用地の取得
  • 2016-06-30 (87百万円)
    目的: 効率化
    詳細: 物流センターのエレベーター設備の増設
  • 2017-06-30 (13百万円)
    目的: 効率化
    詳細: 子会社の業務効率化を目的としたシステム開発
  • 2018-06-30 (14百万円)
    目的: 効率化
    詳細: 子会社の業務効率化を目的としたシステム開発
  • 2019-06-30 (414百万円)
    目的: 設備更新
    詳細: 子会社において賃貸していた本社・店舗用土地の取得
  • 2020-06-30 (56百万円)
    目的: 設備更新
    詳細: 子会社において賃貸していた本社・店舗用土地の取得
  • 2021-06-30 (1,141百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 物流倉庫の新設
  • 2022-06-30 (23百万円)
    目的: 設備更新
    詳細: 土地の取得
  • 2023-06-30 (39百万円)
    目的: 効率化
    詳細: 物流センターの空調設備改修
  • 2024-06-30 (23百万円)
    目的: 効率化
    詳細: 物流センターのエレベーター改修

負債・純資産と自己資本比率の推移

以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。

負債・純資産と自己資本比率の推移グラフ

貸借対照表の比較図

以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。

貸借対照表の比較図

純利益・配当推移

以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。

利益・配当推移グラフ

純利益と配当性向の散布図

以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。

純利益と配当性向の散布図

棚卸資産と在庫回転率の推移

以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。

棚卸資産と在庫回転率の推移グラフ

関連会社情報

以下は関連会社の情報です。

連結子会社

会社名 住所 資本金 事業内容 出資比率 役員兼任等
㈱玄海ソーイング 長崎県松浦市 10,000千円 縫製業 100% 2
㈱ライオン屋 兵庫県尼崎市 10,000千円 作業服及び作業用品の販売 100% 2

持分法適用関連会社

会社名 住所 資本金 事業内容 出資比率 役員兼任等
南山自重堂防護科技有限公司 中国龍口市 328,600千円 ユニフォームの企画製造販売 40% 2

注釈

  • ㈱ライオン屋については、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。
  • 連結子会社のうち有価証券届出書又は有価証券報告書を提出している会社はありません。