過去の業績推移は?
以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです
株価はどうなっている?
以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。
事業内容は?
当社グループは、情報処理事業を公共分野と産業分野の2つのセグメントに分けて展開し、情報処理・通信サービス、ソフトウェア開発・システム提供サービス、システム機器販売等を主な業務としています。
事業セグメント
- 公共分野: 地方公共団体及び関係する諸団体向けに、システム提供サービス、機器システム・用品販売、情報処理サービス及びデータセンターサービス等の各種サービスを提供。
- 産業分野: 民間企業及び医療・福祉機関向けに、ソフトウェア開発、機器システム・用品販売、情報処理サービス及びデータセンターサービス等の各種サービスを提供。一般個人向けにインターネットサービスも提供。
セグメント別の業績は?
事業の特徴・強み
- 顧客のICTライフサイクルに対し、一貫してサービスを提供するワンストップトータルソリューションを提供。
- 強固なセキュリティマネジメントシステムと耐震免震構造を備えたデータセンターによるサービス提供。
- 自社開発の総合行政情報システム「Reams」は、頻繁な法制度改正に対して迅速なシステム変更が可能。
今後の展開・方針
全国レベルでの事業展開を図るため、子会社と連携した提案活動や、提携パートナーによる販売を行い、販路拡大を推進。
キャッシュフロー推移
以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。
どんなことに設備投資している?
過去数年間にわたり、設備更新を中心に投資を行い、特にデータセンター関連の設備やシステム開発に注力してきました。毎年、無形固定資産を含む多様な設備の更新や新設を行い、効率化と生産能力の向上を図っています。
※過去の投資内容は下記のとおりです。
- 2019-03-31 (778百万円)
目的: 設備更新
詳細: 無停電電源装置更新、総合行政情報システム開発、クラウド仮想基盤用サーバ更新、高速連帳プリンタ更新、中央監視設備更新、データセンター監視カメラシステム設備更新 - 2020-03-31 (507百万円)
目的: 設備更新
詳細: サーバ室空調機更新工事、サーバ室電源設備増設工事、Reams/SaaS-Oracle専用基盤追加、火災報知設備更新 - 2021-03-31 (601百万円)
目的: 設備更新
詳細: データセンター空調機更新、データセンター非常用発電設備部品交換、レセプトOCRシステム更新、SSEV公共-高速ストレージ新設、Reams/SaaS向け機器新設 - 2022-03-31 (347百万円)
目的: 設備更新
詳細: データセンター空調機更新、汎用機システムリプレイス、データセンターUPS蓄電池更新、本社ネットワーク機器更新 - 2023-03-31 (488百万円)
目的: 設備更新
詳細: データセンター燃料タンク増設工事、データセンター封入封緘機用装置更新 - 2024-03-31 (910百万円)
目的: 設備更新
詳細: 本社標準準拠システム開発、データセンターReams/SaaS向け機器新設、本社ネットワーク機器更新、データセンター仮想基盤用サーバ・ストレージ更新、本社PBX(電話交換機)更新工事
負債・純資産と自己資本比率の推移
以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。
貸借対照表の比較図
以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。
純利益・配当推移
以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。
純利益と配当性向の散布図
以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。
棚卸資産と在庫回転率の推移
以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。
関連会社情報
以下は関連会社の情報です。
連結子会社
会社名 | 住所 | 資本金 | 事業内容 | 出資比率 | 役員兼任等 |
---|---|---|---|---|---|
株式会社ティー・エム・アール・システムズ | 東京都中央区 | 30百万円 | 産業分野 | 100% | 役員の兼任あり |
持分法適用関連会社
会社名 | 住所 | 資本金 | 事業内容 | 出資比率 | 役員兼任等 |
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信越放送株式会社 | 長野県長野市 | 450百万円 | 放送事業 | 37.7% (2.3%) | 役員の兼任あり |
注釈
- 株式会社ティー・エム・アール・システムズの主要な事業の内容欄には、セグメントの名称を記載しております。
- 信越放送株式会社は、有価証券報告書を提出しております。
- 「議決権の所有割合又は被所有割合」の( )内は、間接所有割合で内数であります。
- 2024年6月27日付で、TOPPANエッジ株式会社がその他の関係会社に該当しております。