[3697] SHIFT の財務・株価分析レポート

過去の業績推移は?

以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

株価はどうなっている?

以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。

PER推移グラフ

事業内容は?

当社グループは、ソフトウェアテスト・品質保証サービスを中心に、ソフトウェア開発関連サービスやその他近接サービスを提供し、新しい価値の概念を追求し、誠実に世の中に価値を提供することを企業理念としています。

事業セグメント

  • ソフトウェアテスト関連サービス: ソフトウェアテスト・品質保証、コンサルティング・PMO、カスタマーサポート、セキュリティといったサービスを提供。
  • ソフトウェア開発関連サービス: システム開発、システム性能改善、IT戦略策定、システム企画・設計、エンジニアマッチングプラットフォーム、データ分析などのサービスを提供。
  • その他近接サービス: Web企画制作、マーケティング、キッティング、クラウドサービス、ローカライズ、M&A/PMI、バイリンガル人材紹介などのサービスを提供。

事業の特徴・強み

  • ソフトウェアテスト業務の効率化・標準化を実現し、独自の検定制度「CAT検定」により高品質なテスト実行業務を提供。
  • 独自開発のテスト支援ツール「CAT」により、テスト実行の進捗状況・問題工程をリアルタイムで可視化し、迅速な問題発見を可能にする。

今後の展開・方針

発展的成長が見込まれる市場に対し、独自の方法論に基づき標準化された高品質かつ費用対効果の高いテストのアウトソースを実現し、品質保証の観点に基づいたサービスを提供。生成AIを利活用したサービスなども手掛け、多様な顧客ニーズに対応できる体制を拡充。

キャッシュフロー推移

以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。

キャッシュフロー推移グラフ

どんなことに設備投資している?

過去から現在に至るまで、当社は業務拡大と効率化を目的に、テストセンターの増床やソフトウェアテストツールの開発、PCやタブレット端末の取得を中心に設備投資を行ってきました。特に近年では、在宅勤務対応や本社移転に伴う設備投資が増加しています。

※過去の投資内容は下記のとおりです。

  • 2015-08-31 (110,799千円)
    目的: 業務拡大
    詳細: 福岡テストセンターの移転工事、ソフトウェアテストツールの開発
  • 2016-08-31 (130,067千円)
    目的: 業務拡大
    詳細: 東京テストセンターの増床工事、ソフトウェアテストツールの開発
  • 2017-08-31 (163,972千円)
    目的: 業務拡大と効率化
    詳細: 東京テストセンターの増床、テスト支援ツール「CAT」の機能追加
  • 2018-08-31 (273,650千円)
    目的: 業務拡大と効率化
    詳細: 東京テストセンターの増床、テスト支援ツール「CAT」の機能追加、国内子会社ALH㈱の増床
  • 2019-08-31 (256,727千円)
    目的: 業務拡大と効率化
    詳細: 札幌テストセンターと東京テストセンターの増床、テスト支援ツール「CAT」の機能追加
  • 2020-08-31 (451,225千円)
    目的: 業務拡大と効率化
    詳細: 在宅勤務対応のためのPC取得、東京、名古屋、福岡、大阪のオフィス増床、テスト支援ツール「CAT」の機能追加
  • 2021-08-31 (434,123千円)
    目的: 業務拡大と効率化
    詳細: PCやタブレット端末の取得、テスト支援ツール「CAT」の機能追加
  • 2022-08-31 (730,130千円)
    目的: 業務拡大
    詳細: PCやタブレット端末の取得、オフィス増床
  • 2023-08-31 (1,257百万円)
    目的: 業務拡大と効率化
    詳細: 拠点の増床、PCやタブレット端末の取得、本社移転及び拠点新設、ソフトウェア等の取得
  • 2024-08-31 (5,712百万円)
    目的: 業務拡大と効率化
    詳細: 拠点の増床、PCやタブレット端末の取得、本社移転等に伴う内装設備工事や備品の取得

負債・純資産と自己資本比率の推移

以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。

負債・純資産と自己資本比率の推移グラフ

貸借対照表の比較図

以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。

貸借対照表の比較図

純利益・配当推移

以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。

利益・配当推移グラフ

純利益と配当性向の散布図

以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。

純利益と配当性向の散布図

棚卸資産と在庫回転率の推移

以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。

棚卸資産と在庫回転率の推移グラフ

関連会社情報

以下は関連会社の情報です。

連結子会社

会社名 住所 資本金 事業内容 出資比率 役員兼任等
ALH株式会社 東京都目黒区 9百万円 ソフトウェア開発関連サービス 100.0[100.0]% 役員の兼任 1名
株式会社ホープス 東京都中央区 50百万円 ソフトウェア開発関連サービス 100.0[100.0]% なし
株式会社システムアイ 神奈川県横浜市西区 25百万円 ソフトウェア開発関連サービス 100.0% なし
株式会社エスエヌシー 大阪府大阪市中央区 50百万円 その他近接サービス 100.0% 役員の兼任 1名
株式会社クレイトソリューションズ 東京都千代田区 98百万円 ソフトウェア開発関連サービス 100.0[100.0]% なし

持分法適用関連会社

持分法適用関連会社の情報がありません。

注釈

  • 1.「主要な事業の内容」欄には、セグメント情報に記載された名称を記載しております。
  • 2.「議決権の所有割合」欄の[内書]は間接所有であります。
  • 3.特定子会社であります。
  • 4.有価証券届出書又は有価証券報告書を提出している会社はありません。