[3727] アプリックス の財務・株価分析レポート

過去の業績推移は?

以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

株価はどうなっている?

以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。

PER推移グラフ

事業内容は?

当社グループは、ICTと最新テクノロジーの融合による豊かな生活体験の創出を目指し、ワンストップでシステム開発サービスや通信サービス、車両運行管理サービス、リテールメディアプラットフォームなど多様なサービスを提供しています。

事業セグメント

  • ストックビジネス事業: 継続課金モデルの製品・サービス等の開発・提供を推進し、業績の安定化を図る事業。
  • システム開発事業: 自社及び他社からの受託開発経験で培った知見を最大限に活かすことができる事業。

セグメント別の業績は?

セグメント別利益の推移グラフ

事業の特徴・強み

  • 組込み&エッジからクラウドまでワンストップで開発できるシステム開発サービスを提供。
  • MVNO・光プロバイダーなどの通信サービスを提供。
  • 車両運行管理サービス「AORINO」やリテールメディアプラットフォーム「BRIDGE AD」など多様なサービスを展開。

今後の展開・方針

継続課金モデルの製品・サービスの開発・提供を推進し、業績の安定化を図る。

キャッシュフロー推移

以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。

キャッシュフロー推移グラフ

どんなことに設備投資している?

2014年から2015年にかけて、主に自社開発ソフトウェアと知的財産関連に対する設備投資を実施しました。その後、2019年から2024年にかけては特筆すべき設備投資は行われていません。

※過去の投資内容は下記のとおりです。

  • 2014-12-31 (717,878千円)
    目的: 新規事業
    詳細: 自社開発による市場販売目的のソフトウェアへの投資
  • 2015-12-31 (76,774千円)
    目的: 知的財産関連
    詳細: 知的財産関連への投資、特許権及び商標権の登録

負債・純資産と自己資本比率の推移

以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。

負債・純資産と自己資本比率の推移グラフ

貸借対照表の比較図

以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。

貸借対照表の比較図

純利益・配当推移

以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。

利益・配当推移グラフ

純利益と配当性向の散布図

以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。

純利益と配当性向の散布図

棚卸資産と在庫回転率の推移

以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。

棚卸資産と在庫回転率の推移グラフ

関連会社情報

以下は関連会社の情報です。

連結子会社

会社名 住所 資本金 事業内容 出資比率 役員兼任等
スマートモバイルコミュニケーションズ株式会社 東京都新宿区西早稲田二丁目20番9号 10,000千円 電気通信事業法に定める電気通信事業情報処理サービス業ならびに情報提供サービス業MVNO事業 100% 役員の兼任あり
株式会社H2 東京都新宿区西早稲田二丁目20番9号 80,000千円 光回線・プロバイダーサービスの提供 100% 役員の兼任あり

持分法適用関連会社

持分法適用関連会社の情報がありません。

注釈

  • 有価証券届出書又は有価証券報告書を提出している会社はありません。
  • 特定子会社に該当しております。
  • 株式会社H2は、2025年1月1日付でスマートモバイルコミュニケーションズ株式会社を存続会社、株式会社H2を消滅会社とする吸収合併を実施したことにより、株式会社H2は同日付で消滅しております。
  • スマートモバイルコミュニケーションズ株式会社については、売上収益(連結会社相互間の内部売上収益を除く)の連結売上収益に占める割合が10%を超えております。なお、同社については、代理人取引に該当する取引が一部存在するため、当社連結グループ決算数値においては純額表示を適用し、当該取引より発生する収益を除いた数値を当社連結グループ数値に取り込んでおります。
  • 株式会社H2については、売上収益(連結会社相互間の内部売上収益を除く)の連結売上収益に占める割合が10%を超えております。