[3778] さくらインターネットの財務・株価分析レポート

過去の業績推移は？

以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです

株価はどうなっている？

以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。

事業内容は？

当社グループは、クラウド・インターネットインフラサービスを提供する事業を行っており、国内のデータセンターを活用しています。

事業セグメント

クラウドサービス: インターネット上で多彩なITインフラ構成を実現できるパブリッククラウドサービスや、サーバーを複数人で共同利用するスタンダードな共有ホスティングサービスを提供。個人から法人、文教・公共分野まで対応。
物理基盤サービス: データセンター内に顧客所有の通信機器を設置できるスペースとインターネット接続に必要な回線や電源を貸与するハウジングサービス、及び当社グループ所有の物理サーバーを専用で利用できるサービスを提供。
その他: 主たる業務に付帯するサービス。

事業の特徴・強み

国内のデータセンターを活用したクラウド・インターネットインフラサービスの提供。

今後の展開・方針

株式会社Tellusを2024年4月1日付で連結範囲に含める予定。

キャッシュフロー推移

以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。

どんなことに設備投資している？

当社グループは、データセンター設備の高い稼働率を維持することを目的として、継続的に設備投資を行ってきました。毎年、各データセンターの設備強化や機材調達を中心に投資を行い、特に2017年には石狩データセンター３号棟の建設を実施しました。これにより、安定したサービス提供を可能にし、競争力を維持しています。

※過去の投資内容は下記のとおりです。

2016-03-31 (2,795,182千円)
目的: 生産能力増強
詳細: 各データセンターの設備強化や機材調達
2017-03-31 (8,217,823千円)
目的: 生産能力増強
詳細: 石狩データセンター３号棟建設、各データセンターの設備強化や機材調達
2018-03-31 (2,603,293千円)
目的: 生産能力増強
詳細: 本社の移転、各データセンターの設備強化や機材調達
2019-03-31 (5,383,853千円)
目的: 生産能力増強
詳細: 各データセンターの設備強化や機材調達
2020-03-31 (1,553,755千円)
目的: 生産能力増強
詳細: 各データセンターの設備強化や機材調達
2021-03-31 (2,212,609千円)
目的: 生産能力増強
詳細: 各データセンターの設備強化や機材調達
2022-03-31 (1,676,606千円)
目的: 生産能力増強
詳細: 各データセンターの設備強化や機材調達
2023-03-31 (1,975,106千円)
目的: 生産能力増強
詳細: 各データセンターの設備強化や機材調達
2024-03-31 (6,943,180千円)
目的: 生産能力増強
詳細: 各データセンターの設備強化や機材調達

負債・純資産と自己資本比率の推移

以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。

貸借対照表の比較図

以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力（安全性）が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。

純利益・配当推移

以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。

純利益と配当性向の散布図

以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力（純利益）と、その利益をどの程度株主に還元しているか（配当性向）の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。

棚卸資産と在庫回転率の推移

以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。

会社名	住所	資本金	事業内容	出資比率	役員兼任等
ゲヒルン株式会社	東京都千代田区	41,430千円	ホスティング事業等	100.00%	役員の兼任　１名
櫻花移動電信有限公司	香港	750,000香港ドル	電気通信事業、コンサルティング事業	100.00%	役員の兼任　２名
アイティーエム株式会社	東京都新宿区	100,000千円	ハウジング事業、ホスティング事業等	80.00%	役員の兼任　３名
ビットスター株式会社	札幌市中央区	10,000千円	インターネットサービス事業	60.00% [40.00%]	役員の兼任　４名
プラナスソリューションズ株式会社	東京都新宿区	100,000千円	システムインテグレーション事業	100.00%	役員の兼任　１名
IzumoBASE株式会社	東京都新宿区	10,000千円	ストレージソフトウェア製品の開発・販売事業	100.00%	役員の兼任　３名

[3778] さくらインターネットの財務・株価分析レポート

過去の業績推移は？

株価はどうなっている？