[3816] 大和コンピューター の財務・株価分析レポート

過去の業績推移は?

以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

株価はどうなっている?

以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。

PER推移グラフ

事業内容は?

当社グループは、情報システムの構築・稼働を行うソフトウェア開発関連事業と、SaaS型ソフトウェアサービスを提供するサービスインテグレーション事業を主な事業としています。

事業セグメント

  • ソフトウェア開発関連事業: 顧客より請け負った受託開発業務を中心に、システム/ソフトウェアの設計・開発・導入、保守などのサービスを提供し、ソフトウェア開発プロセスの改善・CMMI導入コンサルテーションを通じて顧客の企業活動をサポートします。
  • サービスインテグレーション事業: SaaS型によるソフトウェアサービスの提供、関連するシステム/ソフトウェアのコンサルティングから設計・開発・導入、保守、ハードウェア販売/導入、サプライ供給を通じて、導入システムや企業活動をトータルにサポートします。
  • その他: 各メーカーのソフトウェアからハードウェアまでのシステム販売を行い、農業に関する活動として静岡県袋井市及び滋賀県近江八幡市で農作物の生産・加工・販売を行っています。

セグメント別の業績は?

セグメント別利益の推移グラフ

事業の特徴・強み

  • ソフトウェア開発関連事業では、受託開発業務を中心に顧客の企業活動をサポートするための包括的なサービスを提供しています。
  • サービスインテグレーション事業では、SaaS型サービスと関連するシステムのトータルサポートを行い、企業活動を支援しています。

今後の展開・方針

今後もソフトウェア開発関連事業とサービスインテグレーション事業を中心に、顧客の企業活動をサポートするためのサービスを強化し、農業に関する活動も継続して行います。

キャッシュフロー推移

以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。

キャッシュフロー推移グラフ

どんなことに設備投資している?

当社グループは、過去数年間にわたり主に新規事業に対する設備投資を継続して行ってきました。特にソフトウェア開発関連事業とサービスインテグレーション事業に重点を置き、毎年一定の投資を行っています。2019年には大規模な投資を行い、以降は安定した投資額を維持しています。

※過去の投資内容は下記のとおりです。

  • 2015-07-31 (5,003千円)
    目的: 設備更新
    詳細: 共通の事業における工具、器具及び備品
  • 2016-07-31 (10,292千円)
    目的: 新規事業
    詳細: ソフトウェア開発関連事業205千円、サービスインテグレーション事業1,378千円、その他8,708千円
  • 2017-07-31 (20,719千円)
    目的: 新規事業
    詳細: ソフトウェア開発関連事業11,735千円、サービスインテグレーション事業6,576千円、その他2,407千円
  • 2018-07-31 (2,814千円)
    目的: 新規事業
    詳細: ソフトウェア開発関連事業2,269千円、サービスインテグレーション事業422千円、その他123千円
  • 2019-07-31 (40,331千円)
    目的: 新規事業
    詳細: ソフトウェア開発関連事業15,474千円、サービスインテグレーション事業23,119千円、その他1,736千円
  • 2020-07-31 (13,397千円)
    目的: 新規事業
    詳細: ソフトウェア開発関連事業3,676千円、サービスインテグレーション事業8,661千円、その他1,059千円
  • 2021-07-31 (9,929千円)
    目的: 新規事業
    詳細: ソフトウェア開発関連事業4,371千円、サービスインテグレーション事業5,290千円、その他266千円
  • 2022-07-31 (5,432千円)
    目的: 新規事業
    詳細: ソフトウェア開発関連事業4,307千円、サービスインテグレーション事業867千円、その他257千円
  • 2023-07-31 (3,176千円)
    目的: 新規事業
    詳細: ソフトウェア開発関連事業1,877千円、サービスインテグレーション事業353千円、その他945千円
  • 2024-07-31 (24,305千円)
    目的: 新規事業
    詳細: ソフトウェア開発関連事業18,786千円、サービスインテグレーション事業3,772千円、その他1,746千円

負債・純資産と自己資本比率の推移

以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。

負債・純資産と自己資本比率の推移グラフ

貸借対照表の比較図

以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。

貸借対照表の比較図

純利益・配当推移

以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。

利益・配当推移グラフ

純利益と配当性向の散布図

以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。

純利益と配当性向の散布図

棚卸資産と在庫回転率の推移

以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。

棚卸資産と在庫回転率の推移グラフ

関連会社情報

以下は関連会社の情報です。

連結子会社

会社名 住所 資本金 事業内容 出資比率 役員兼任等
㈱フィット・コム 東京都港区 40,000千円 サービスインテグレーション事業 100.0% 役員の兼任あり
㈱ルーツ 静岡県袋井市 10,000千円 農作物の生産・加工・販売 100.0% 役員の兼任あり
浅小井農園㈱ 滋賀県近江八幡市 9,000千円 トマトの生産・加工・運搬・販売 100.0% 役員の兼任あり

持分法適用関連会社

持分法適用関連会社の情報がありません。

注釈

  • 注1.特定子会社に該当しております。
  • 注2.セグメントの名称を記載しております。