[3840] パス の財務・株価分析レポート

パスの2025年03月期の営業利益は-208百万円、営業利益率は-9.2%と前年比36百万円減、営業利益率は1.8%pt減です。

過去の業績推移は?

以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

株価はどうなっている?

以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。

PER推移グラフ

事業内容は?

当社グループは、パス株式会社とその子会社4社で構成され、コスメ・ビューティ&ウエルネス事業を主たる業務としています。事業譲渡により、再生医療関連事業とサスティナブル事業を明確化し、3つの事業区分に変更しました。

事業セグメント

  • コスメ・ビューティ&ウエルネス事業: 株式会社マードゥレクスにおいて「エクスボーテ Ex:BEAUTE」ブランド化粧品を中心に事業を展開し、株式会社ジヴァスタジオでは「美と健康」をキーワードに商品の企画開発及びTVショッピング、カタログ、Web、店頭販売を行っています。
  • 再生医療関連事業: 株式会社RMDCにおいて、ヒト由来化粧品原料の製造販売、研究開発等の事業を展開しています。
  • サスティナブル事業: 株式会社アルヌールにおいて、微細藻類の培養、研究開発、微細藻類及びその抽出物の販売、微細藻類の培養設備の販売を行っています。

セグメント別の業績は?

セグメント別利益の推移グラフ

事業の特徴・強み

  • 事業譲渡により事業領域を明確化し、3つの事業区分に再編成したことにより、各事業の専門性と効率性を向上させています。

今後の展開・方針

今後も各事業分野における専門性を活かし、事業の拡大と効率化を図る予定です。

キャッシュフロー推移

以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。

キャッシュフロー推移グラフ

どんなことに設備投資している?

過去から現在に至るまで、当社は新規事業の展開に注力しており、特に通信販売事業、ブロックチェーン関連事業、微細藻の培養・抽出、コスメ・ビューティ&ウェルネス事業、再生医療関連事業における設備投資を行ってきました。これにより、事業の多角化と新技術の導入を推進しています。

※過去の投資内容は下記のとおりです。

  • 2015-03-31 (501千円)
    目的: 設備更新
    詳細: 東京都港区への本店移転に伴う事務所の建物付属設備の設置
  • 2019-03-31 (65百万円)
    目的: 新規事業
    詳細: 新基幹ECシステムの導入および什器備品の購入、通信販売事業に係る設備投資
  • 2020-03-31 (137百万円)
    目的: 新規事業
    詳細: ブロックチェーン関連事業に関する無形資産および新基幹ECシステムの導入
  • 2021-03-31 (37百万円)
    目的: 新規事業
    詳細: 微細藻の培養・抽出に関する有形固定資産の導入
  • 2022-03-31 (27,858千円)
    目的: 新規事業
    詳細: 微細藻の培養・抽出に関する有形固定資産の導入
  • 2023-03-31 (115,430千円)
    目的: 新規事業
    詳細: コスメ・ビューティ&ウェルネス事業に関する有形固定資産および再生医療関連事業の自動細胞培養ロボット開発
  • 2024-03-31 (94,325千円)
    目的: 新規事業
    詳細: コスメ・ビューティ&ウェルネス事業に関する有形固定資産および再生医療関連事業の自動細胞培養ロボット開発

負債・純資産と自己資本比率の推移

以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。

負債・純資産と自己資本比率の推移グラフ

貸借対照表の比較図

以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。

貸借対照表の比較図

純利益・配当推移

以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。

利益・配当推移グラフ

純利益と配当性向の散布図

以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。

純利益と配当性向の散布図

棚卸資産と在庫回転率の推移

以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。

棚卸資産と在庫回転率の推移グラフ