[3847] パシフィックシステム の財務・株価分析レポート

過去の業績推移は?

以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

株価はどうなっている?

以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。

PER推移グラフ

事業内容は?

当社は、製造業、流通業、金融業等向けに情報サービス事業を行っており、株式会社システムベースは岩手県内の企業及び自治体向けを中心に情報サービス事業を行っています。

事業セグメント

  • 機器等販売: パソコン、サーバー及び周辺機器とパッケージソフトウェア等の仕入・販売を行っています。
  • ソフトウェア開発: 製造業・流通業・金融業等幅広くアプリケーションシステムの受託開発業務を行い、主に製造業向けにERPビジネスのコンサルとシステム開発を行っています。
  • システム販売: 画像処理システムや生コンクリート業界向けシステムの自社開発システム商品等の販売、及びネットワーク構築等のインフラサービス等を行っています。
  • システム運用・管理等: ユーザシステムの運用・管理サービス、データセンター、保守サービス等を行っています。

セグメント別の業績は?

セグメント別利益の推移グラフ

事業の特徴・強み

  • 当社は製造業、流通業、金融業等幅広い業種に対して情報サービスを提供し、ERPビジネスのコンサルとシステム開発を行うことで、特に製造業向けに強みを持っています。

今後の展開・方針

テキストには今後の展開・戦略についての具体的な記述はありません。

キャッシュフロー推移

以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。

キャッシュフロー推移グラフ

どんなことに設備投資している?

過去から現在に至るまで、クラウドサービス向け及び賃貸用のリース資産、情報機器の増強、更新、ソフトウェア取得、既存システムの改善に重点を置いた設備投資を継続的に実施している。特に、国内子会社でのデータセンター新設や教育関連機器への投資を通じて、効率化と新規事業の拡大を図っている。

※過去の投資内容は下記のとおりです。

  • 2015-03-31 (234,486千円)
    目的: クラウドサービス向け及び賃貸用のリース資産、情報機器の増強、更新及びソフトウェア取得
    詳細: クラウドサービス向け及び賃貸用のリース資産、継続的に行っている情報機器の増強、更新及びソフトウェア取得に係る投資
  • 2016-03-31 (287,527千円)
    目的: クラウドサービス向け及び賃貸用のリース資産、情報機器の増強、更新及びソフトウェア取得
    詳細: クラウドサービス向け及び賃貸用のリース資産、継続的に行っている情報機器の増強、更新及びソフトウェア取得に係る投資
  • 2017-03-31 (507,394千円)
    目的: ソフトウェア取得、クラウドサービス向け及び賃貸用のリース資産、情報機器の増強及び更新
    詳細: ソフトウェア取得、クラウドサービス向け及び賃貸用のリース資産、継続的に行っている情報機器の増強並びに更新に係る投資
  • 2018-03-31 (329,149千円)
    目的: ソフトウェア取得、クラウドサービス向け及び賃貸用のリース資産、情報機器の増強及び更新
    詳細: ソフトウェア取得、クラウドサービス向け及び賃貸用のリース資産、継続的に行っている情報機器の増強並びに更新に係る投資
  • 2019-03-31 (294,088千円)
    目的: ソフトウェア取得、クラウドサービス向け及び賃貸用のリース資産、情報機器の増強及び既存システムの改善
    詳細: ソフトウェア取得、クラウドサービス向け及び賃貸用のリース資産、継続的に行っている情報機器の増強並びに既存システムの改善に係る投資
  • 2020-03-31 (842,911千円)
    目的: ソフトウェア取得、クラウドサービス向け及び賃貸用のリース資産、情報機器の増強及び既存システムの改善
    詳細: ソフトウェア取得、クラウドサービス向け及び賃貸用のリース資産、継続的に行っている情報機器の増強並びに既存システムの改善に係る投資。株式会社システムベースにおいてデータセンターの新設として総額207,201千円の設備投資
  • 2021-03-31 (488,578千円)
    目的: ソフトウェア取得、クラウドサービス向け及び賃貸用のリース資産、情報機器の増強及び既存システムの改善
    詳細: ソフトウェア取得、クラウドサービス向け及び賃貸用のリース資産、継続的に行っている情報機器の増強並びに既存システムの改善に係る投資。株式会社システムベースにおいて小中学校向けGIGAスクール端末として総額121,000千円の設備投資
  • 2022-03-31 (535,543千円)
    目的: ソフトウェア取得、クラウドサービス向け及び賃貸用のリース資産、情報機器の増強及び既存システムの改善
    詳細: ソフトウェア取得、クラウドサービス向け及び賃貸用のリース資産、継続的に行っている情報機器の増強並びに既存システムの改善に係る投資。株式会社システムベースにおいて小中学校向け大型提示装置として総額166,332千円の設備投資
  • 2023-03-31 (378,235千円)
    目的: 各教育委員会向け機器、人事給与システム等のソフトウェア取得、クラウドサービス向け及び賃貸用のリース資産、情報機器の増強及び既存システムの改善
    詳細: 各教育委員会向け機器、人事給与システム等のソフトウェア取得、クラウドサービス向け及び賃貸用のリース資産、継続的に行っている情報機器の増強並びに既存システムの改善に係る投資
  • 2024-03-31 (177,165千円)
    目的: 各教育委員会向け賃貸機器、クラウド関連機器等の情報機器の増強及び既存システムの改修
    詳細: 各教育委員会向け賃貸機器、クラウド関連機器等の継続的に行っている情報機器の増強並びに既存システムの改修に係る投資

負債・純資産と自己資本比率の推移

以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。

負債・純資産と自己資本比率の推移グラフ

貸借対照表の比較図

以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。

貸借対照表の比較図

純利益・配当推移

以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。

利益・配当推移グラフ

純利益と配当性向の散布図

以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。

純利益と配当性向の散布図

棚卸資産と在庫回転率の推移

以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。

棚卸資産と在庫回転率の推移グラフ

関連会社情報

以下は関連会社の情報です。

連結子会社

会社名 住所 資本金 事業内容 出資比率 役員兼任等
株式会社システムベース 岩手県北上市 30百万円 機器等販売、ソフトウェア開発、システム販売、システム運用・管理等 100.0% 役員の兼任 2名

持分法適用関連会社

持分法適用関連会社の情報がありません。

注釈

  • 1.上記親会社は、有価証券報告書提出会社です。
  • 2.株式会社システムベースについては、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。