過去の業績推移は?
以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです
株価はどうなっている?
以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。
事業内容は?
当社グループは、ソフトウェア技術とインターネット技術を中核に、さまざまな「つなぐ」ニーズに応えるソフトウェアの開発と販売を行っています。
事業セグメント
- ソフトウェア事業: データ連携ミドルウェア「ASTERIA Warp」、モバイルアプリ作成ツール「Platio」、モバイル向けコンテンツ管理システム「Handbook」、AI搭載IoT統合エッジウェア「Gravio」の製品を展開しています。
- 投資事業: 米国に拠点を置く100%子会社Asteria Vision Fund Inc.が管理する投資を行い、ソフトウェア事業の研究開発投資対象である「4D」に絞った投資を実行しています。
事業の特徴・強み
- 当社の主力製品「ASTERIA Warp」は、ノーコードで企業内外のシステム間のデータ連携を簡単・迅速に実現するミドルウェアです。
- 「Platio」はノーコードでモバイルアプリを短期間で作成でき、IoT機器のセンサーデータや手入力情報をまとめて入力する機能を有しています。
- 「Gravio」はAIを搭載し、センサーやカメラのデータ収集と活用をノーコードで実現するエッジコンピューティング用ツールです。
今後の展開・方針
2024年3月にThis Place Limitedの全株式を譲渡し、デザイン事業を非継続事業に分類しました。今後はソフトウェア事業と投資事業に注力し、中長期的なシナジーを企図した投資を進めていきます。
キャッシュフロー推移
以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。
どんなことに設備投資している?
過去数年間にわたり、企業集団は主に開発用機器の購入を中心に設備投資を行ってきました。2019年以降は、オフィスの造作や新オフィスの開設に関連する投資も増加しており、特に2023年には大規模なオフィス開設が行われました。これにより、企業の生産能力と業務環境の向上を図っています。
※過去の投資内容は下記のとおりです。
- 2015-03-31 (1,539千円)
目的: 開発用機器の購入
詳細: 開発用PC及び周辺機器等の購入 - 2019-03-31 (148,172千円)
目的: 開発用機器の購入
詳細: 子会社の内部造作及びグループの開発用PC並びに周辺機器等の購入 - 2020-03-31 (33,940千円)
目的: 開発用機器の購入
詳細: ソフトウェア事業におけるグループの開発用機器及びその周辺機器等の購入 - 2021-03-31 (18,204千円)
目的: 開発用機器の購入
詳細: グループの開発用機器及びその周辺機器等の購入 - 2022-03-31 (62,626千円)
目的: オフィスの造作と開発用機器の購入
詳細: 本社移転による新オフィスの造作や什器備品の購入に加え、グループの開発用機器及びその周辺機器等の購入 - 2023-03-31 (391,787千円)
目的: オフィスの開設と開発用機器の購入
詳細: 新たなオフィスの開設による土地、建物関連と開発用機器及びその周辺機器等の購入 - 2024-03-31 (118,857千円)
目的: オフィスの造作と開発用機器の購入
詳細: オフィスの造作等や開発用機器及びその周辺機器等の購入
負債・純資産と自己資本比率の推移
以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。
貸借対照表の比較図
以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。
純利益・配当推移
以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。
純利益と配当性向の散布図
以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。
棚卸資産と在庫回転率の推移
以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。
関連会社情報
以下は関連会社の情報です。
連結子会社
会社名 | 住所 | 資本金 | 事業内容 | 出資比率 | 役員兼任等 |
---|---|---|---|---|---|
アステリアArtificial RecognitionTechnology合同会社 | 日本東京都渋谷区 | 100,000千円 | AI(機械学習による各種認識技術)の研究開発 | 80 | AI(機械学習による各種認識技術)の研究開発 |
Asteria Technology Pte. Ltd. | シンガポール共和国ROBINSON ROAD | 6,000,000SGD | ソフトウェアの研究開発・販売及びサポート・運用 | 100 | 役員の兼任:2名 |
Asteria Vision Fund Inc. | アメリカ合衆国カリフォルニア州 | 1,880,000USD | 投資事業 | 100 | 役員の兼任:2名 |
Asteria Vision Fund I, L.P. | アメリカ合衆国テキサス州 | - | 投資事業有限責任組合 | 90.78 | - |
亜思塔(杭州)信息科技有限公司 | 中華人民共和国浙江省杭州市 | 20,000千円 | ソフトウェアの研究開発及びサポート | 100(100) | 役員の兼任:2名 |
亜思塔(上海)貿易有限公司 | 中華人民共和国上海市 | 95,000千円 | ソフトウェアの販売 | 100 | 役員の兼任:2名 |
持分法適用関連会社
会社名 | 住所 | 資本金 | 事業内容 | 出資比率 | 役員兼任等 |
---|---|---|---|---|---|
株式会社NTTデータバリュー・エンジニア | 日本東京都江東区 | 100,000千円 | データ管理に関するコンサルティング | 20 | 現状では取引等がありません。 |
ウタゴエ株式会社 | 日本東京都新宿区 | 79,610千円 | AI(機械学習による各種認識技術)の研究開発 | 19.74 | 現状では取引等がありません。 |
注釈
- 特定子会社に該当しております。
- 実質の活動拠点は、テキサス州であります。
- 議決権の所有割合の( )内は、間接所有割合で内数であります。
- 2024年3月22日付けで、当社の連結子会社であるThis Place Limitedの株式を全て売却したため、This Place Limited及びThis Place Inc.並びにThis Place HK Ltd.を関係会社から除外しております。