[3910] エムケイシステム の財務・株価分析レポート

過去の業績推移は?

以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

株価はどうなっている?

以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。

PER推移グラフ

事業内容は?

当社グループは、株式会社エムケイシステムと株式会社ビジネスネットコーポレーションの2社で構成され、社労夢事業とCuBe事業の2つの事業を展開しています。

事業セグメント

  • 社労夢事業: 社会保険労務士事務所、労働保険事務組合及び一般法人向けに、社会保険、労働保険、給与計算等の手続きをサポートする業務支援ソフトウェアをASP方式で提供するサービスを行っています。販売区分はクラウドサービス、システム商品販売、その他サービスに分かれています。
  • CuBe事業: 大手企業の人事総務部門向けに業務プロセスの効率化を目的とした個社毎にカスタマイズしたフロントシステムの受託開発パターンメイドと、中小企業向けのクラウドサービスを提供しています。

セグメント別の業績は?

セグメント別利益の推移グラフ

事業の特徴・強み

  • 社労夢事業では、社会保険や労働保険に関する業務支援ソフトウェアをASP方式で提供し、クラウドサービスやシステム商品販売を通じて幅広いニーズに対応しています。
  • CuBe事業では、大手企業向けの受託開発を通じて蓄積したノウハウを活かし、中小企業向けに利便性を実現したクラウドサービスを提供しています。

今後の展開・方針

今後も各事業において、顧客のニーズに応じたサービスの提供を続け、業務プロセスの効率化と利便性の向上を図ります。

キャッシュフロー推移

以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。

キャッシュフロー推移グラフ

どんなことに設備投資している?

過去数年間にわたり、インターネットデータセンター関連のサーバの取得や自社製ソフトウエアの開発を中心とした設備投資を継続的に実施しており、特に東京オフィスの移転に伴う内装工事も含まれています。これにより、生産能力の増強を図っています。

※過去の投資内容は下記のとおりです。

  • 2017-03-31 (192,216千円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: インターネットデータセンター関連のサーバの取得、自社製ソフトウエアの開発
  • 2018-03-31 (244,430千円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: インターネットデータセンター関連のサーバの取得、自社製ソフトウエアの開発
  • 2019-03-31 (399,802千円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: インターネットデータセンター関連のサーバの取得、自社製ソフトウエアの開発
  • 2020-03-31 (374,597千円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: インターネットデータセンター関連のサーバの取得、自社製ソフトウエアの開発
  • 2021-03-31 (405,481千円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 東京オフィス移転に伴う内装工事、インターネットデータセンター関連のサーバの取得、自社製ソフトウエアの開発
  • 2022-03-31 (439,230千円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 東京オフィス移転に伴う内装工事、インターネットデータセンター関連のサーバの取得、自社製ソフトウエアの開発
  • 2023-03-31 (413,459千円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: インターネットデータセンター関連のサーバーの取得、自社製ソフトウエアの開発
  • 2024-03-31 (361,107千円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: インターネットデータセンター関連のサーバーの取得、自社製ソフトウエアの開発

負債・純資産と自己資本比率の推移

以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。

負債・純資産と自己資本比率の推移グラフ

貸借対照表の比較図

以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。

貸借対照表の比較図

純利益・配当推移

以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。

利益・配当推移グラフ

純利益と配当性向の散布図

以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。

純利益と配当性向の散布図

棚卸資産と在庫回転率の推移

以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。

棚卸資産と在庫回転率の推移グラフ

関連会社情報

以下は関連会社の情報です。

連結子会社

会社名 住所 資本金 事業内容 出資比率 役員兼任等
株式会社ビジネスネットコーポレーション 東京都港区 80,500千円 CuBe事業 97.5% 役員の兼務あり

持分法適用関連会社

持分法適用関連会社の情報がありません。

注釈

  • 「主要な事業の内容」欄には、セグメント情報に記載された名称を記載しております。
  • 記載の連結子会社は、特定子会社に該当しています。
  • 有価証券届出書又は有価証券報告書を提出している会社はありません。
  • 株式会社ビジネスネットコーポレーションについては、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。