[3912] モバイルファクトリー の財務・株価分析レポート

過去の業績推移は?

以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

株価はどうなっている?

以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。

PER推移グラフ

事業内容は?

当社グループは、ユーザーが感動するコンテンツを提供することを経営方針とし、モバイルゲーム事業、コンテンツ事業、その他事業を展開しています。

事業セグメント

  • モバイルゲーム事業: 位置情報連動型ゲームの開発及び運営を行っており、SNSプラットフォームやアプリマーケット等を通じてゲームアプリを配信しています。ユーザーは基本無料で利用できますが、一部アイテムや機能を有料で提供しています。
  • コンテンツ事業: 主に着メロ等のサービスを提供しており、自社モデル形式とOEMモデル形式があります。スマートフォン向けサイトを運営し、月額利用料でサービスを提供しています。
  • その他: ブロックチェーン事業及びSuishow事業で構成されており、Suishow事業は位置情報共有SNS、メタバースプラットフォームの運営に関連する事業を行っています。

セグメント別の業績は?

セグメント別利益の推移グラフ

事業の特徴・強み

  • 位置情報連動型ゲームの特性を活かしたイベント等として地方自治体や鉄道事業者と協業した取組みを行い、リアルと連動した企画を進めています。
  • コンテンツ事業では、社内制作の高音質サウンドをドラマや映画、CM等で話題が旬のうちに追加できる体制とノウハウがあります。

今後の展開・方針

モバイルゲーム事業では、10周年記念施策の一環としてオフラインイベントを企画し、リアルと連動した企画を進めています。コンテンツ事業では、効果的な広告手法を取り入れてユーザーの獲得を図っています。

キャッシュフロー推移

以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。

キャッシュフロー推移グラフ

どんなことに設備投資している?

過去の設備投資は主に新規事業としてのコンテンツ及びソフトウエアの開発やサーバーの購入に集中していたが、2018年以降は設備更新を目的とした投資が増加した。2022年以降は該当する設備投資が報告されていない。

※過去の投資内容は下記のとおりです。

  • 2015-12-31 (98,590千円)
    目的: 新規事業
    詳細: コンテンツ及びソフトウエアの開発80,168千円、サーバー移転に関連した新規サーバー等の購入12,399千円、PC購入6,022千円
  • 2016-12-31 (67,809千円)
    目的: 新規事業
    詳細: コンテンツ及びソフトウエアの開発59,518千円、サーバー等の購入7,291千円
  • 2017-12-31 (69,419千円)
    目的: 新規事業
    詳細: コンテンツ及びソフトウエアの開発65,578千円、サーバー等の購入3,501千円
  • 2018-12-31 (8,695千円)
    目的: 設備更新
    詳細: 工具、器具及び備品の購入6,922千円、ソフトウエアの開発1,773千円
  • 2019-12-31 (62,875千円)
    目的: 設備更新
    詳細: ソフトウエアの開発50,939千円、工具、器具及び備品の購入7,985千円
  • 2020-12-31 (86,128千円)
    目的: 設備更新
    詳細: ソフトウエアの開発84,351千円、工具、器具及び備品の購入1,777千円
  • 2021-12-31 (40,719千円)
    目的: 設備更新
    詳細: ソフトウエアの開発30,077千円、建物付属設備の取得7,783千円
  • 2022-12-31 (0千円)
    目的: 該当事項なし
    詳細: 該当事項はありません
  • 2023-12-31 (0千円)
    目的: 該当事項なし
    詳細: 該当事項はありません
  • 2024-12-31 (0千円)
    目的: 該当事項なし
    詳細: 該当事項はありません

負債・純資産と自己資本比率の推移

以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。

負債・純資産と自己資本比率の推移グラフ

貸借対照表の比較図

以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。

貸借対照表の比較図

純利益・配当推移

以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。

利益・配当推移グラフ

純利益と配当性向の散布図

以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。

純利益と配当性向の散布図

棚卸資産と在庫回転率の推移

以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。

棚卸資産と在庫回転率の推移グラフ

関連会社情報

以下は関連会社の情報です。

連結子会社

会社名 住所 資本金 事業内容 出資比率 役員兼任等
株式会社ジーワンダッシュ 東京都品川区 10,000千円 モバイルゲーム事業 100.0% 当社役員1名が、当該子会社の役員を兼任しております。
株式会社ビットファクトリー 東京都品川区 10,000千円 モバイルゲーム事業 100.0% 当社役員1名が、当該子会社の役員を兼任しております。
Suishow株式会社 東京都渋谷区 17,534千円 Suishow事業 100.0% 当社役員1名が、当該子会社の役員を兼任しております。

持分法適用関連会社

持分法適用関連会社の情報がありません。

注釈

  • 特定子会社に該当する会社はありません。