[3913] GreenBee の財務・株価分析レポート

過去の業績推移は?

以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

株価はどうなっている?

以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。

PER推移グラフ

事業内容は?

当社グループは、テクノロジーライセンス事業、DXサービス事業、GXサービス事業を展開し、競争力の高い自社テクノロジーIPのライセンス、AIとシステムで情報活用可能なサービスの提供、お客様の脱炭素化に向けた取り組みに貢献するサービスを提供しています。

事業セグメント

  • テクノロジーライセンス事業: 競争力の高い自社テクノロジーIPをライセンスする事業。主要製品には4K/8Kプレミアコンテンツ再生プレイヤー、組込みブラウザー、デバイス間高速データ転送製品、AIメイクアップアプリなどがあります。
  • DXサービス事業: AIとシステムで情報活用可能なサービスをワンストップで提供する事業。主要サービスにはクラウドデータバックアップサービス、建設DXサービス、モバイルアプリ脆弱性診断サービスなどがあります。
  • GXサービス事業: お客様の脱炭素化に向けた取り組みに貢献するサービスをワンストップで提供する事業。主要サービスにはEMSクラウドサービス、蓄電池システムのカスタムパッケージなどがあります。

事業の特徴・強み

  • 自社テクノロジーIPのライセンスを通じた競争力の高い製品提供。
  • AIとシステムを活用した情報活用サービスのワンストップ提供。
  • 脱炭素化に向けた取り組みを支援するGXサービスの提供。

今後の展開・方針

今後も各事業領域において、技術の多様化を進め、顧客のニーズに応える製品・サービスの開発を継続し、持続可能な社会の実現に貢献していく予定です。

キャッシュフロー推移

以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。

キャッシュフロー推移グラフ

どんなことに設備投資している?

過去10年間にわたり、主に新規事業に関連したソフトウェアの購入を中心に設備投資を行ってきました。近年では、設備更新を目的とした投資も見られ、工具器具備品や建物の取得が含まれています。

※過去の投資内容は下記のとおりです。

  • 2014-12-31 (44,552千円)
    目的: 新規事業
    詳細: 新規のロイヤリティ契約に関連したソフトウエアを43,261千円購入
  • 2015-12-31 (77,352千円)
    目的: 新規事業
    詳細: 新規のロイヤリティ契約に関連したソフトウエア及びIoTに関連して開発したソフトウエアを65,904千円購入
  • 2016-12-31 (27,616千円)
    目的: 新規事業
    詳細: 新規のロイヤリティ契約に関連したソフトウエア及びIoTに関連して開発したソフトウエアを23,856千円購入
  • 2017-12-31 (42,040千円)
    目的: 新規事業
    詳細: 新規のロイヤリティ契約に関連したソフトウエア及びIoTに関連して開発したソフトウエアを17,959千円購入
  • 2018-12-31 (24,932千円)
    目的: 新規事業
    詳細: 新規のロイヤリティ契約に関連したソフトウエア及びIoTに関連して開発したソフトウエアを16,707千円購入
  • 2019-12-31 (22,449千円)
    目的: 新規事業
    詳細: 新規のロイヤリティ契約に関連したソフトウエア及びIoTに関連して開発したソフトウエアを11,312千円購入
  • 2020-12-31 (10,988千円)
    目的: 新規事業
    詳細: ソフトウェア・ライセンス購入6,135千円
  • 2021-12-31 (1,519千円)
    目的: 新規事業
    詳細: ソフトウェア・ライセンス購入219千円
  • 2022-12-31 (5,952千円)
    目的: 新規事業
    詳細: ソフトウェア・ライセンス購入1,465千円
  • 2023-12-31 (5,324千円)
    目的: 設備更新
    詳細: 工具器具備品の取得4,179千円、ソフトウェア・ライセンス購入1,145千円
  • 2024-12-31 (5,546千円)
    目的: 設備更新
    詳細: 工具器具備品の取得4,214千円、建物の取得1,040千円

負債・純資産と自己資本比率の推移

以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。

負債・純資産と自己資本比率の推移グラフ

貸借対照表の比較図

以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。

貸借対照表の比較図

純利益・配当推移

以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。

利益・配当推移グラフ

純利益と配当性向の散布図

以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。

純利益と配当性向の散布図

棚卸資産と在庫回転率の推移

以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。

棚卸資産と在庫回転率の推移グラフ

関連会社情報

以下は関連会社の情報です。

連結子会社

会社名 住所 資本金 事業内容 出資比率 役員兼任等
GreenBee Technology (Shanghai) Inc. 上海市黄浦区(中国) 3,517千元 ソフトウェアの研究および開発 100.0 役員の兼任 有
タオソフトウエア㈱ 東京都中央区 10百万円 ソフトウェアの開発・販売 100.0 役員の兼任 有

持分法適用関連会社

持分法適用関連会社の情報がありません。

注釈

  • 1. GreenBee Technology(Shanghai)Inc.、タオソフトウエア㈱は特定子会社です。
  • 2. 有価証券届出書又は有価証券報告書を提出している会社はありません。
  • 3. sMedio America Inc.は、当連結会計年度において清算手続きが完了したため連結の範囲から除外しております。
  • 4. タオソフトウエア㈱については、売上高(連結相互間の内部売上高を除く)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。