[3934] ベネフィットジャパン の財務・株価分析レポート

過去の業績推移は?

以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

株価はどうなっている?

以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。

PER推移グラフ

事業内容は?

当社グループは、インターネット通信サービス事業及びロボット事業を主たる事業としており、子会社を含むグループ全体でこれらの事業を展開しています。

事業セグメント

  • インターネット通信サービス事業: MVNOとして複数の通信事業者からの回線を利用し、一般顧客向けにモバイルWi-FiとSIMカードをパッケージ化したサービスを提供。初心者にも安心して利用できるオプションサービスやコンテンツを提供し、端末代金の割賦販売や月額通信利用料で収益を得ています。
  • ロボット事業: コミュニケーションロボットとSIMカードをパッケージ化した商品を販売し、付帯サービスを提供。端末代金の割賦販売や月額通信利用料で収益を得ています。また、オリジナルブランドのポップアップストアで様々なコミュニケーションロボット・IoT商品を販売しています。
  • その他: 連結子会社が天然水宅配サービスを展開。OEM供給元から天然水を調達し、自社ブランドで宅配。リサイクル資源ゴミとして処分できる容器を使用し、安全・衛生面を追求したウォーターサーバーを提供しています。

セグメント別の業績は?

セグメント別利益の推移グラフ

事業の特徴・強み

  • 初心者にも安心して利用できるサービスラインナップと、コミュニケーションセールスによる新規会員獲得戦略。
  • オリジナルブランドによる差別化と、ポップアップストアでの多様な商品展開。
  • 安全・衛生面を追求したメンテナンスフリーのウォーターサーバーと、リサイクル資源ゴミとして処分可能な容器を使用した環境配慮。

今後の展開・方針

今後もインターネット通信サービス事業とロボット事業を中心に、顧客ニーズに応じたサービスの拡充と新規会員の獲得を進める。

キャッシュフロー推移

以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。

キャッシュフロー推移グラフ

どんなことに設備投資している?

過去から現在に至るまで、当社は主に効率化を目的とした設備投資を行ってきました。特に顧客管理システムの改修や事務所の移転・増床工事、自動販売機や内装工事などに重点を置いています。セグメント別では、MVNO事業、モバイルWi-Fi事業、ロボット事業などに対する投資も行われています。

※過去の投資内容は下記のとおりです。

  • 2016-03-31 (25,330千円)
    目的: 効率化
    詳細: 全社において顧客管理システムによるソフトウエアの設備投資
  • 2017-03-31 (7,953千円)
    目的: 設備更新
    詳細: 特に重要なものはありません
  • 2018-03-31 (24,066千円)
    目的: 新規事業
    詳細: 全社(共通)で事業所移転にかかる投資、MVNO事業、全社(共通)の設備投資
  • 2019-03-31 (23,357千円)
    目的: 効率化
    詳細: 全社(共通)で複合機、顧客管理システム改修、MVNO事業、天然水宅配事業の設備投資
  • 2020-03-31 (37,995千円)
    目的: 効率化
    詳細: 全社(共通)で事務所移転工事、顧客管理システム改修、MVNO事業、その他の設備投資
  • 2021-03-31 (48,714千円)
    目的: 効率化
    詳細: 全社(共通)で事務所増床工事、顧客管理システム改修、MVNO事業の設備投資
  • 2022-03-31 (83,373千円)
    目的: 効率化
    詳細: 内装工事、顧客管理システム改修、展示用什器等、モバイルWi-Fi事業、ロボット事業の設備投資
  • 2023-03-31 (295,652千円)
    目的: 効率化
    詳細: 自動販売機、顧客管理システム改修、内装工事、モバイルWi-Fi事業、ロボット事業の設備投資
  • 2024-03-31 (146,164千円)
    目的: 効率化
    詳細: 賃貸設備、顧客管理システム改修、内装工事、インターネット通信事業、ロボット事業の設備投資

負債・純資産と自己資本比率の推移

以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。

負債・純資産と自己資本比率の推移グラフ

貸借対照表の比較図

以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。

貸借対照表の比較図

純利益・配当推移

以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。

利益・配当推移グラフ

純利益と配当性向の散布図

以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。

純利益と配当性向の散布図

棚卸資産と在庫回転率の推移

以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。

棚卸資産と在庫回転率の推移グラフ

関連会社情報

以下は関連会社の情報です。

連結子会社

会社名 住所 資本金 事業内容 出資比率 役員兼任等
株式会社ライフスタイルウォーター 大阪市中央区 90,000千円 その他 100.0 役員の兼任あり
株式会社モバイル・プランニング 東京都中央区 105,000千円 インターネット通信サービス事業 100.0 役員の兼任あり

持分法適用関連会社

持分法適用関連会社の情報がありません。

注釈

  • 「主要な事業の内容」欄には、セグメント情報の名称を記載しております。
  • 有価証券届出書又は有価証券報告書を提出している会社はありません。
  • 株式会社モバイル・プランニングは特定子会社であり、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く。)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。