[3936] グローバルウェイ の財務・株価分析レポート

過去の業績推移は?

以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

株価はどうなっている?

以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。

PER推移グラフ

事業内容は?

当社グループは、技術領域としてプラットフォーム事業とセールスフォース事業を、人材領域としてメディア事業、リクルーティング事業、シェアリング事業を展開しています。

事業セグメント

  • プラットフォーム事業: 法人向けに基幹業務システムを活かしつつ最適なクラウドソリューションを組み合わせ、新たなデジタルプラットフォームを構築し、プラットフォーム構築支援サービスと運用サポートサービスを提供しています。
  • セールスフォース事業: Salesforce.com社のソリューションを用いて、顧客接点強化を目的とした情報一元管理と業務効率化を図るサービスを提供し、企業の課題解決を支援しています。
  • メディア事業: 企業の口コミ情報やニュース記事、求人情報を掲載する情報プラットフォーム『キャリコネ』をはじめとしたメディアサービスを展開しています。
  • リクルーティング事業: 外資系、コンサルティング、IT業界を中心に、有料職業紹介サービスを行い、ハイクラス人材をターゲットとした転職サービスを提供しています。
  • シェアリング事業: 株式会社タイムチケットが個人の時間を売買できるサービス『TimeTicket』と『TimeTicket Pro』を運営し、TikTok Live代理店や経営課題解決のコンサルティングサービス『CRiPTコンサルティング』を展開しています。

セグメント別の業績は?

セグメント別利益の推移グラフ

事業の特徴・強み

  • 多様な技術領域と人材領域における専門的なサービス提供により、企業の課題解決を支援することができる点。

今後の展開・方針

2024年3月にTimeTicket GmbHを解散することを決議しています。

キャッシュフロー推移

以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。

キャッシュフロー推移グラフ

どんなことに設備投資している?

過去数年間にわたり、当社は主に効率化を目的としたPC購入を行ってきました。2023年度以降は本社移転および増床に伴う設備更新に注力しています。

※過去の投資内容は下記のとおりです。

  • 2019-03-31 (4,260千円)
    目的: 効率化
    詳細: 新入社員分のPC購入
  • 2020-03-31 (4,151千円)
    目的: 効率化
    詳細: 新入社員分のPC購入
  • 2021-03-31 (5,353千円)
    目的: 効率化
    詳細: 中途入社者のPC購入
  • 2022-03-31 (14,293千円)
    目的: 効率化
    詳細: パソコンの購入
  • 2023-03-31 (48,886千円)
    目的: 設備更新
    詳細: 本社移転に伴う投資
  • 2024-03-31 (11,145千円)
    目的: 設備更新
    詳細: 本社増床に伴う投資

負債・純資産と自己資本比率の推移

以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。

負債・純資産と自己資本比率の推移グラフ

貸借対照表の比較図

以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。

貸借対照表の比較図

純利益・配当推移

以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。

利益・配当推移グラフ

純利益と配当性向の散布図

以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。

純利益と配当性向の散布図

棚卸資産と在庫回転率の推移

以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。

棚卸資産と在庫回転率の推移グラフ

関連会社情報

以下は関連会社の情報です。

連結子会社

会社名 住所 資本金 事業内容 出資比率 役員兼任等
株式会社タイムチケット 東京都渋谷区 100百万円 シェアリング事業 29.0(62.5) 役員の兼任あり
TimeTicket GmbH スイスZug州Zug市 20,000CHF シェアリング事業 29.0〔29.0〕 役員の兼任なし

持分法適用関連会社

会社名 住所 資本金 事業内容 出資比率 役員兼任等
CODE2LAB.PTE.LED. ----- ----- ----- ----- -----

注釈

  • (注)1.「主要な事業の内容」欄には、セグメントの名称を記載しております。
  • 2.「議決権の所有又は被所有割合」欄の( )は緊密な者又は同意している者の所有割合で外数であります。
  • 3.「議決権の所有又は被所有割合」欄の〔 〕は間接所有で内数であります。
  • 4.重要性に乏しいため、名称のみ記載しております。
  • 5.株式会社タイムチケットは、特定子会社であります。
  • 6.株式会社タイムチケットについては、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。
  • 主要な損益情報等 ① 売上高   322百万円           ② 経常損失  207百万円           ③ 当期純損失 219百万円           ④ 純資産額  558百万円           ⑤ 総資産額  704百万円
  • 7.2024年3月18日開催の株式会社タイムチケットの取締役会において、当社の連結子会社であるTimeTicket GmbHを清算することを決議しており、現在同社は清算手続き中であります。