[3954] 昭和パックス の財務・株価分析レポート

過去の業績推移は?

以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

株価はどうなっている?

以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。

PER推移グラフ

事業内容は?

当社グループは、昭和パックス株式会社とその子会社6社で構成され、重包装袋、フィルム製品、コンテナー、その他包装関連製品の製造・販売および不動産賃貸を行っています。

事業セグメント

  • 重包装袋: 石油化学製品用袋、セメント・窯業用袋、化学薬品用袋、農産物用袋、肥料用袋、食品用袋などを製造・販売しています。
  • フィルム製品: 熱収縮包装用フィルム、パレット包装用フィルム、農業用フィルム、二次加工用フィルムなどを製造・販売しています。
  • コンテナー: フレキシブルコンテナー、バルクコンテナーなどを製造・販売しています。
  • 不動産賃貸: 貸ビル、貸倉庫の賃貸を行っています。
  • その他: 包装用原材料、包装用機械、その他関連製品の製造・販売およびビル管理業を行っています。

セグメント別の業績は?

セグメント別利益の推移グラフ

事業の特徴・強み

  • 多様な包装製品の製造・販売を行うことで、幅広い市場ニーズに対応しています。

今後の展開・方針

テキストには今後の展開・戦略に関する具体的な記述がありません。

キャッシュフロー推移

以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。

キャッシュフロー推移グラフ

どんなことに設備投資している?

過去数年間にわたり、重包装袋セグメントを中心に生産性の向上、製品の品質確保、生産能力の増強および環境整備を目的とした設備投資を継続的に行っている。主な投資内容としては、全社業務システムの更新、本社ビルのリニューアル工事、重包装袋生産設備の更新、販売管理システムの更新、建物環境の整備などが含まれる。これらの投資は全額自己資金で賄われている。

※過去の投資内容は下記のとおりです。

  • 2015-03-31 (361百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 重包装袋セグメントを中心に生産性の向上、製品の品質確保、生産能力の増強および環境整備を重点に投資を行い、全社業務システムの更新を実施。
  • 2016-03-31 (804百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 重包装袋セグメントを中心に生産性の向上、製品の品質確保、生産能力の増強および環境整備を重点に投資を行い、本社ビルリニューアル工事を実施。
  • 2017-03-31 (495百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 重包装袋セグメントを中心に生産性の向上、製品の品質確保、生産能力の増強および環境整備を重点に投資を行い、重包装袋生産設備の更新を実施。
  • 2018-03-31 (274百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 重包装袋セグメントを中心に生産性の向上、製品の品質確保、生産能力の増強および環境整備を重点に投資を行い、重包装袋生産設備の更新を実施。
  • 2019-03-31 (311百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 重包装袋セグメントを中心に生産性の向上、製品の品質確保、生産能力の増強および環境整備を重点に投資を行い、重包装袋生産設備の更新を実施。
  • 2020-03-31 (532百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 重包装袋セグメントを中心に生産性の向上、製品の品質確保、生産能力の増強および環境整備を重点に投資を行い、重包装袋生産設備の更新を実施。
  • 2021-03-31 (1,049百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 重包装袋セグメントを中心に生産性の向上、製品の品質確保、生産能力の増強および環境整備を重点に投資を行い、重包装袋生産設備の更新や建物環境の整備を実施。
  • 2022-03-31 (873百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 重包装袋セグメントを中心に生産性の向上、製品の品質確保、生産能力の増強および環境整備を重点に投資を行い、重包装袋生産設備の更新や建物環境の整備を実施。
  • 2023-03-31 (878百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 重包装袋セグメントを中心に生産性の向上、製品の品質確保、生産能力の増強および環境整備を重点に投資を行い、販売管理システムの更新や生産設備、建物環境の整備を実施。
  • 2024-03-31 (546百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 重包装袋セグメントを中心に生産性の向上、製品の品質確保、生産能力の増強および環境整備を重点に投資を行い、販売管理システムの更新や生産設備、建物環境の整備を実施。

負債・純資産と自己資本比率の推移

以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。

負債・純資産と自己資本比率の推移グラフ

貸借対照表の比較図

以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。

貸借対照表の比較図

純利益・配当推移

以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。

利益・配当推移グラフ

純利益と配当性向の散布図

以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。

純利益と配当性向の散布図

棚卸資産と在庫回転率の推移

以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。

棚卸資産と在庫回転率の推移グラフ

関連会社情報

以下は関連会社の情報です。

連結子会社

会社名 住所 資本金 事業内容 出資比率 役員兼任等
九州紙工㈱ 鹿児島県霧島市 25,000千円 クラフト紙袋の製造販売ならびにコンテナー、段ボールおよびフィルムの販売 100.0%
㈱ネスコ 東京都千代田区 50,000千円 包装材料ならびに物流用資材の販売 55.0%
山陰パック㈲ 島根県出雲市 3,000千円 クラフト紙袋関連資材の販売 100.0%
山陰製袋工業㈱ 島根県出雲市 40,000千円 クラフト紙袋の製造販売およびコンテナーの販売 89.1%
タイ昭和パックス㈱ タイ王国ラヨーン県 THB190,000,000 クラフト紙袋ならびにフィルム、コンテナーの製造販売 90.0%

持分法適用関連会社

持分法適用関連会社の情報がありません。

注釈

  • 議決権の所有割合の( )内は、間接所有割合で内数となっております。
  • 特定子会社に該当しております。
  • タイ昭和パックス㈱につきましては、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く。)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。主要な損益情報など (1)売上高    2,979,057千円(2)経常利益    455,478千円(3)当期純利益   387,754千円(4)純資産額   4,928,630千円(5)総資産額   5,215,190千円