[3970] イノベーション の財務・株価分析レポート

過去の業績推移は?

以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

株価はどうなっている?

以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。

PER推移グラフ

事業内容は?

当社グループは、法人営業の新しいスタイルを創造し、インターネットを活用して非効率な法人営業を効率化させることで企業の売上利益の向上に貢献する事業を展開しています。

事業セグメント

  • オンラインメディア事業: 法人向けIT製品の比較・資料請求サイト「ITトレンド」の運営、BtoBに特化した動画プラットフォーム「bizplay」の運営、国内最大級のオンライン展示会「ITトレンドEXPO」の開催を通じて、BtoBマーケティング支援を行っています。
  • ITソリューション事業: 法人営業に特化したマーケティングオートメーションツール「List Finder」の提供及びWebサイトへの集客施策等に関するコンサルティングサービスを提供しています。
  • 金融プラットフォーム事業: 株式会社Innovation IFA Consultingが金融商品仲介業を行い、株式会社Innovation M&A PartnersがM&A仲介業務を行っています。
  • VCファンド事業: INNOVATION HAYATE V Capital投資事業有限責任組合の運営を行い、ベンチャー企業等への投資を通じてストラテジック並びにフィナンシャルリターンを獲得することを目的としています。

セグメント別の業績は?

セグメント別利益の推移グラフ

事業の特徴・強み

  • 法人営業のプロセス全ての工程において、顧客の課題に応じて最適なサービスを提案できることが特徴です。

今後の展開・方針

法人営業領域に特化し、マーケティングオートメーションツールを初めて利用する企業にとって簡単に使える機能の実装、サポートの充実や他社サービスとの連携を進め、安定成長を目指します。

キャッシュフロー推移

以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。

キャッシュフロー推移グラフ

どんなことに設備投資している?

過去数年間にわたり、主にオンラインメディア事業「ITトレンド」に関連するソフトウエア開発を中心に設備投資を行ってきました。ITソリューション事業「コクリポ」にも投資を行い、全社共通の社内ネットワーク設備の取得も行いました。これらの投資は、新規事業の拡大とサービス提供能力の向上を目的としています。

※過去の投資内容は下記のとおりです。

  • 2019-03-31 (41,499千円)
    目的: 新規事業
    詳細: オンラインメディア事業「ITトレンド」に係るサービス提供のためのソフトウエア開発
  • 2020-03-31 (60,956千円)
    目的: 新規事業
    詳細: オンラインメディア事業「ITトレンド」に係るサービス提供のためのソフトウエア開発
  • 2021-03-31 (70,478千円)
    目的: 新規事業
    詳細: オンラインメディア事業「ITトレンド」に係るサービス提供のためのソフトウエア開発
  • 2022-03-31 (128,650千円)
    目的: 新規事業
    詳細: オンラインメディア事業「ITトレンド」に係るサービス提供のためのソフトウエア開発およびITソリューション事業「コクリポ」に係るサービス提供のためのソフトウエア開発
  • 2023-03-31 (109,310千円)
    目的: 新規事業
    詳細: オンラインメディア事業「ITトレンド」に係るサービス提供のためのソフトウエア開発およびITソリューション事業「コクリポ」に係るサービス提供のためのソフトウエア開発
  • 2024-03-31 (82,342千円)
    目的: 新規事業
    詳細: オンラインメディア事業「ITトレンド」に係るサービス提供のためのソフトウエア開発および全社共通の社内ネットワーク設備の取得

負債・純資産と自己資本比率の推移

以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。

負債・純資産と自己資本比率の推移グラフ

貸借対照表の比較図

以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。

貸借対照表の比較図

純利益・配当推移

以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。

利益・配当推移グラフ

純利益と配当性向の散布図

以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。

純利益と配当性向の散布図

棚卸資産と在庫回転率の推移

以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。

棚卸資産と在庫回転率の推移グラフ

関連会社情報

以下は関連会社の情報です。

連結子会社

会社名 住所 資本金 事業内容 出資比率 役員兼任等
株式会社Innovation & Co. 東京都渋谷区 15,000 オンラインメディア事業 100.0 役員の兼任事務所の転貸管理業務委託等
株式会社Innovation X Solutions 東京都渋谷区 15,000 ITソリューション事業 100.0 役員の兼任事務所の転貸管理業務委託等
株式会社Innovation IFA Consulting 東京都渋谷区 5,000 金融プラットフォーム事業 51.0 役員の兼任事務所の転貸管理業務委託等
株式会社Innovation M&A Partners 東京都渋谷区 35,000 金融プラットフォーム事業 100.0 役員の兼任事務所の転貸管理業務委託等

持分法適用関連会社

会社名 住所 資本金 事業内容 出資比率 役員兼任等
INNOVATION HAYATE V Capital投資事業有限責任組合 東京都中央区 1,500,000 VCファンド事業 97.0

注釈

  • (注)1.「主要な事業の内容」欄には、セグメント情報に記載された名称を記載しております。
  • 2.特定子会社であります。
  • 3.有価証券届出書又は有価証券報告書を提出している会社はありません。
  • 4.議決権の所有割合又は被所有割合には、投資事業有限責任組合に対する出資割合を記載しております。
  • 5.株式会社Innovation & Co.及び株式会社Innovation IFA Consultingにつきましては、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く。)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。