[4043] トクヤマ の財務・株価分析レポート

トクヤマの2025年03月期の営業利益は29,968百万円、営業利益率は8.7%と前年比4,331百万円増、営業利益率は1.2%pt増です。

過去の業績推移は?

以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

株価はどうなっている?

以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。

PER推移グラフ

事業内容は?

当社及び関係会社は、化成品、セメント、電子先端材料、ライフサイエンス、環境事業の5つの報告セグメントを中心に事業を展開しています。

事業セグメント

  • 化成品セグメント: 苛性ソーダ、ソーダ灰、塩化カルシウム、重炭酸ナトリウム、珪酸ソーダ、水素、塩化ビニルモノマー、塩化ビニル樹脂、酸化プロピレン、塩素系溶剤等を製造・販売。
  • セメントセグメント: セメント、生コンクリート、セメント系固化材等の製造・販売及び資源リサイクルを行う。
  • 電子先端材料セグメント: 多結晶シリコン、乾式シリカ、四塩化珪素、窒化アルミニウム、電子工業用高純度イソプロピルアルコール、フォトレジスト用現像液、工業用イソプロピルアルコール等を製造・販売。
  • ライフサイエンスセグメント: 医療診断システム、歯科器材、医薬品原薬・中間体、プラスチックレンズ関連材料、微多孔質フィルム等を製造・販売。
  • 環境事業セグメント: イオン交換膜、樹脂サッシ等を製造・販売及び廃石膏ボードリサイクルを行う。

セグメント別の業績は?

セグメント別利益の推移グラフ

事業の特徴・強み

  • 多様な事業セグメントを持ち、それぞれの分野で専門的な製品を提供していること。

今後の展開・方針

今後の展開については、詳細は連結財務諸表の注記事項を参照すること。

キャッシュフロー推移

以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。

キャッシュフロー推移グラフ

どんなことに設備投資している?

当社グループは、事業競争力強化を目的に、各セグメントでの設備増設・更新を継続的に実施してきました。これにより、化成品、特殊品、セメント、ライフアメニティー、電子材料、ライフサイエンス、環境事業など多岐にわたる分野での生産能力を強化し、安定操業とトラブル未然防止を図っています。

※過去の投資内容は下記のとおりです。

  • 2015-03-31 (253億45百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 化成品セグメントでの設備増設・更新、特殊品セグメントのTokuyama Malaysia Sdn. Bhd.での多結晶シリコン製造設備の建設、セメントセグメントでの設備増設・更新、ライフアメニティーセグメントでの設備増設・更新
  • 2016-03-31 (139億45百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 化成品、特殊品、セメント、ライフアメニティー各セグメントでの設備増設・更新
  • 2017-03-31 (173億60百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 化成品、特殊品、セメント、ライフアメニティー各セグメントでの設備増設・更新
  • 2018-03-31 (159億41百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 化成品、特殊品、セメント、ライフアメニティー各セグメントでの設備増設・更新
  • 2019-03-31 (18,581百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 化成品、特殊品、セメント、ライフアメニティー各セグメントでの設備増設・更新
  • 2020-03-31 (23,768百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 化成品、特殊品、セメント、ライフアメニティー各セグメントでの設備増設・更新
  • 2021-03-31 (26,450百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 化成品、特殊品、セメント、ライフアメニティー各セグメントでの設備増設・更新
  • 2022-03-31 (33,361百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 化成品、セメント、電子材料、ライフサイエンス、環境事業各セグメントでの設備増設・更新
  • 2023-03-31 (35,677百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 化成品、セメント、電子材料、ライフサイエンス、環境事業各セグメントでの設備増設・更新
  • 2024-03-31 (29,773百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 化成品、セメント、電子先端材料、ライフサイエンス、環境事業各セグメントでの設備増設・更新

負債・純資産と自己資本比率の推移

以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。

負債・純資産と自己資本比率の推移グラフ

貸借対照表の比較図

以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。

貸借対照表の比較図

純利益・配当推移

以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。

利益・配当推移グラフ

純利益と配当性向の散布図

以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。

純利益と配当性向の散布図

棚卸資産と在庫回転率の推移

以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。

棚卸資産と在庫回転率の推移グラフ