[4074] ラキール の財務・株価分析レポート

過去の業績推移は?

以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

株価はどうなっている?

以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。

PER推移グラフ

事業内容は?

当社グループはLaKeel事業の単一セグメントで、プロダクトサービス及びプロフェッショナルサービスの2つに区分されます。LaKeel DXを中心に、クラウドプラットフォーム上でのアプリケーション開発・運用を支援し、デジタルトランスフォーメーションを推進しています。

事業セグメント

  • LaKeel事業: LaKeel DXを活用し、ユーザー企業がサーバーやネットワーク機器を準備することなく、クラウドプラットフォーム上でアプリケーションの開発・運用を行うことができます。LaKeel DXはさまざまなクラウド事業者のサービスに対応しており、ユーザー企業は大手クラウド事業者のサービスを享受しつつ、他のクラウド事業者への乗り換えが容易です。

事業の特徴・強み

  • LaKeel DXは、企業のシステム開発を可能とする細かな部品を数多く用意しており、これらを組み合わせることで必要な業務機能の実現が可能です。この開発技術で特許を取得しており、ユーザー企業は大手クラウド事業者固有の技術に精通することなく、デジタルトランスフォーメーションに対応できます。

今後の展開・方針

LaKeel DXは今後当社グループが最も注力していく製品サービスであり、サブスクリプション型レベニューモデルを重視し、継続的な収益の積み上げを目指します。プロフェッショナルサービスでは、システム開発及び保守を提供し、安定した収益確保に貢献します。

キャッシュフロー推移

以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。

キャッシュフロー推移グラフ

どんなことに設備投資している?

過去数年間にわたり、自社製品(ソフトウエア)の開発を中心とした新規事業への設備投資を継続的に行っており、特に2021年度にはオフィス拡張工事及び什器・備品の購入も含まれている。これにより、LaKeel事業の強化を図っている。

※過去の投資内容は下記のとおりです。

  • 2021-12-31 (431,159千円)
    目的: 新規事業
    詳細: 自社製品(ソフトウエア)の開発、オフィス拡張工事及び什器・備品の購入
  • 2022-12-31 (279,307千円)
    目的: 新規事業
    詳細: 自社製品(ソフトウエア)の開発
  • 2023-12-31 (507,972千円)
    目的: 新規事業
    詳細: 自社製品(ソフトウエア)の開発
  • 2024-12-31 (558,177千円)
    目的: 新規事業
    詳細: 自社製品(ソフトウエア)の開発

負債・純資産と自己資本比率の推移

以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。

負債・純資産と自己資本比率の推移グラフ

貸借対照表の比較図

以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。

貸借対照表の比較図

純利益・配当推移

以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。

利益・配当推移グラフ

純利益と配当性向の散布図

以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。

純利益と配当性向の散布図

棚卸資産と在庫回転率の推移

以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。

棚卸資産と在庫回転率の推移グラフ

関連会社情報

以下は関連会社の情報です。

連結子会社

会社名 住所 資本金 事業内容 出資比率 役員兼任等
Legend Applications China Holding, Inc. 英国領ケイマン島 1,551千USドル LaKeel事業 94.8 役員の兼任あり
北京利衆得応用技術有限公司 中華人民共和国北京市 11,457千人民元 LaKeel事業 94.8(94.8) 役員の兼任あり
株式会社ZEST 東京都港区 10,000千円 LaKeel事業 100.0 役員の兼任あり

持分法適用関連会社

持分法適用関連会社の情報がありません。

注釈

  • 1.「主要な事業の内容」欄には、セグメントの名称を記載しております。
  • 2.特定子会社に該当しております。
  • 3.「議決権の所有割合又は被所有割合」欄の( )内は、間接所有割合で内数であります。
  • 4.有価証券届出書又は有価証券報告書を提出している会社はありません。
  • 5.Legend Applications China Holding, Inc.は、北京利衆得応用技術有限公司の発行済株式すべてを取得し、統括運営する中間持株会社として設立した連結子会社であります。