[4116] 大日精化工業 の財務・株価分析レポート

大日精化工業の2025年03月期の営業利益は7,004百万円、営業利益率は5.6%と前年比2,454百万円増、営業利益率は1.8%pt増です。

過去の業績推移は?

以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

株価はどうなっている?

以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。

PER推移グラフ

事業内容は?

当社グループは、大日精化工業株式会社及び関係会社29社から構成され、主に顔料、着色剤、コンパウンド、機能性材料、ウレタン樹脂、インキなどの製造・販売を行っています。

事業セグメント

  • カラー&ファンクショナル プロダクト: 顔料、繊維用着色剤、プラスチック用着色剤、コンパウンド、顔料分散体、機能性材料の製造・販売を行っており、主にDAICOLOR ITALY S.R.L.、ハイテックケミ㈱、DAINICHI COLOR (THAILAND),LTD.が携わっています。
  • ポリマー&コーティング マテリアル: ウレタン樹脂、UV・EBコート剤、天然物由来高分子の製造・販売を行っており、主に浮間合成㈱及び大日精化(上海)化工有限公司が携わっています。
  • グラフィック&プリンティング マテリアル: グラビアインキ、オフセットインキの製造・販売を行っており、主にP.T.HI-TECH INK INDONESIAが携わっています。

セグメント別の業績は?

セグメント別利益の推移グラフ

事業の特徴・強み

  • 多様な製品ラインナップと、国内外の関係会社との連携による製造・販売体制を持つことが強みです。

今後の展開・方針

テキストには今後の展開・戦略についての具体的な記述はありません。

キャッシュフロー推移

以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。

キャッシュフロー推移グラフ

どんなことに設備投資している?

当社グループは、過去数年間にわたり、生産能力の増強や効率化、環境対応を目的とした設備投資を継続的に行ってきました。特に、東海製造事業所や坂東製造事業所などの主要拠点での設備拡充や新工場建設に注力し、全体の生産能力と効率を向上させることを目指しています。

※過去の投資内容は下記のとおりです。

  • 2015-03-31 (49億1千1百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 東海製造事業所での情報記録関連材料の増産及び耐震対策、ハイテックケミ㈱の新工場建設、大日精化(上海)化工有限公司での高分子製品の増産、P.T.HI-TECH INK INDONESIAでのグラビアインキ増産、新本社ビルの建設
  • 2016-03-31 (41億6千1百万円)
    目的: 効率化
    詳細: 東海製造事業所での化成品事業設備の拡充・改修、東京製造事業所での化学品事業設備の拡充・改修、大阪製造事業所での耐震改修、浮間合成㈱の佐倉製造事業所への生産設備移転、P.T.HI-TECH INK INDONESIAでの生産設備増設
  • 2017-03-31 (43億8千8百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 東京製造事業所での化成品事業設備の拡充・改修、大阪製造事業所での化学品事業設備の拡充、浮間合成㈱の佐倉製造事業所への生産設備移転、川口製造事業所での耐震対策
  • 2018-03-31 (67億7千2百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 東京製造事業所での化成品事業設備の拡充・改修、大日カラー・コンポジット㈱での化学品事業設備の拡充、浮間合成㈱の佐倉製造事業所への生産設備移転及びHI-TECH COLOR,INC.での生産設備増設、東京製造事業所での印刷機導入
  • 2019-03-31 (6,789百万円)
    目的: 環境対応
    詳細: 東海製造事業所での耐震対策、DAINICHI COLOR(THAILAND),LTD.での新工場建設、浮間合成㈱の佐倉製造事業所への生産設備移転及びHI‐TECH COLOR,INC.での生産設備増設、新工場用地取得
  • 2020-03-31 (7,396百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 東海製造事業所での設備の拡充・改修、DAINICHI COLOR(THAILAND),LTD.での新工場建設、浮間合成㈱での設備の拡充・改修及びHI‐TECH COLOR,INC.での新工場建設、坂東インター工業団地での新工場建設
  • 2021-03-31 (9,001百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 東京製造事業所及び東海製造事業所での設備の拡充・改修、坂東製造事業所の建設、浮間合成㈱での新技術・研究棟建設
  • 2022-03-31 (4,965百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 東京製造事業所及び東海製造事業所での設備の拡充・改修、坂東製造事業所及び浮間合成㈱での設備の拡充
  • 2023-03-31 (4,245百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 東京製造事業所及び東海製造事業所での設備の拡充・改修、坂東製造事業所及び浮間合成㈱での設備の拡充
  • 2024-03-31 (4,779百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 東海製造事業所、DAINICHI COLOR(THAILAND), LTD. 及び大日カラー・コンポジット㈱での設備の拡充・改修、浮間合成㈱及び大日精化(上海)化工有限公司での設備の拡充

負債・純資産と自己資本比率の推移

以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。

負債・純資産と自己資本比率の推移グラフ

貸借対照表の比較図

以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。

貸借対照表の比較図

純利益・配当推移

以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。

利益・配当推移グラフ

純利益と配当性向の散布図

以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。

純利益と配当性向の散布図

棚卸資産と在庫回転率の推移

以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。

棚卸資産と在庫回転率の推移グラフ