過去の業績推移は?
以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです
株価はどうなっている?
以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。
事業内容は?
当社グループは、化学品及び油剤製品の製造・販売、産業廃棄物の収集、中間処分、再資源化を中心に展開しており、環境負荷の低減と資源有効利用を通じて社会に貢献しています。
事業セグメント
- リユース事業: 製造業顧客の工場から排出される使用済み廃溶剤、廃酸、有用金属等を中間処分・再資源化し、再生製品の販売を行う事業。再生製品は元の用途や素材として再使用され、環境負荷の低減とコスト削減に貢献します。
- リサイクル事業: 使用済み廃溶剤、汚泥、廃プラスチック類などの産業廃棄物を中間処分・再資源化し、再生燃料やセメント・石灰・鉄鋼の副原料として再利用する事業。環境負荷の低減と資源の有効利用に貢献します。
- 化学品事業: 有機化学品や無機化学品の製造・販売及び受託加工を行う事業。高純度化学品の製造・販売においては、リユース・リサイクル事業で培った技術を活用し、高度な品質管理を実現しています。
- 自動車事業: 自動車メーカー及び自動車部品メーカー向けに潤滑油や金属加工油、工業用洗浄剤などの製造・販売を行う事業。顧客ニーズに合わせた製品提案を行い、環境負荷物質を使用しない製品を提供します。
- PCB事業: PCB含有廃棄物の適正処理を行うためのソリューションを提供する事業。PCB含有分析や洗浄無害化作業などを含むトータルサポートを提供し、適正処理を推進します。
事業の特徴・強み
- 製品の製造・販売から使用後の産業廃棄物の有効利用までを一気通貫で対応し、環境負荷の低減と資源有効利用を実現することが特徴です。
今後の展開・方針
今後も環境負荷の低減と資源の有効利用を通じて、総合的に取引先並びに社会へ貢献していくことを目指します。
キャッシュフロー推移
以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。
どんなことに設備投資している?
過去から現在に至るまで、当社は生産設備の増強、研究開発機能の充実・強化、安全・環境対策を目的とした設備投資を継続的に実施しており、毎年重要な設備の除却や売却は行っていない。
※過去の投資内容は下記のとおりです。
- 2022-03-31 (1,965百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: サンワ南海リサイクル株式会社青岸工場第2期工事358百万円、茨城事業所混合エマルジョン設備254百万円、茨城事業所油水分離設備237百万円 - 2023-03-31 (1,177百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: サンワ南海リサイクル株式会社青岸工場混練設備工事238百万円、石根工場原料タンク更新37百万円 - 2024-03-31 (1,519百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 石根工場蒸留塔増設工事293百万円、サンワリューツー株式会社豊明事業所危険物倉庫218百万円
負債・純資産と自己資本比率の推移
以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。
貸借対照表の比較図
以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。
純利益・配当推移
以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。
純利益と配当性向の散布図
以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。
棚卸資産と在庫回転率の推移
以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。
関連会社情報
以下は関連会社の情報です。
連結子会社
会社名 | 住所 | 資本金 | 事業内容 | 出資比率 | 役員兼任等 |
---|---|---|---|---|---|
サンワリューツー株式会社 | 愛知県刈谷市 | 20,000千円 | 運送業倉庫業 | 100.0 | 役員(取締役1名)の兼任 |
サンワ石販株式会社 | 愛知県刈谷市 | 60,000千円 | 石油製品・化学製品の販売業産業廃棄物処理のコーディネート | 100.0 | 役員(取締役3名)の兼任 |
サンワ分析センター株式会社 | 愛知県刈谷市 | 10,000千円 | 環境分析・理化学分析計量証明書発行 | 100.0 | 役員(取締役1名)の兼任 |
サンワビジネスサポート株式会社 | 愛知県刈谷市 | 22,000千円 | 人材派遣業 | 100.0 | 役員(取締役1名、監査役1名)の兼任 |
サンワ南海リサイクル株式会社 | 和歌山県和歌山市 | 80,000千円 | 廃棄物処分業 | 80.2(0.2) | 役員(取締役2名)の兼任 |
サンワ境リサイクル株式会社 | 愛知県刈谷市 | 20,000千円 | 廃棄物処分業 | 100.0(100.0) | 役員(監査役1名)の兼任 |
持分法適用関連会社
持分法適用関連会社の情報がありません。
注釈
- 1.当社グループの報告セグメントは環境関連事業のみであるため、「主要な事業の内容」欄には、各会社の主要な事業を記載しております。
- 2.有価証券届出書又は有価証券報告書を提出している会社はありません。
- 3.議決権の所有割合の( )内は、間接所有割合で内数であります。
- 4.特定子会社であります。