[4182] 三菱瓦斯化学 の財務・株価分析レポート

三菱瓦斯化学の2025年03月期の営業利益は50,851百万円、営業利益率は6.6%と前年比3,514百万円増、営業利益率は0.8%pt増です。

過去の業績推移は?

以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

株価はどうなっている?

以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。

PER推移グラフ

事業内容は?

当社グループ(三菱瓦斯化学株式会社及びその関係会社)は、基礎化学品事業、機能化学品事業、その他の事業を展開しており、これらの事業は連結財務諸表のセグメント情報に基づいています。

事業セグメント

  • 基礎化学品事業部門: メタノール、メタノール・アンモニア系化学品、ライフサイエンス系製品、汎用芳香族化学品、特殊芳香族化学品、発泡プラスチック類、電力等の製造・販売を行っています。
  • 機能化学品事業部門: 無機化学品、プラスチックレンズモノマー、エンジニアリングプラスチックス、電子材料、脱酸素剤等の製造・販売を行っています。
  • その他の事業: 上記事業に属していない不動産事業等を含んでいます。

事業の特徴・強み

  • 当社グループは、幅広い化学製品の製造・販売を行っており、国内外に多数の関係会社を持つことで、グローバルな事業展開を実現しています。

今後の展開・方針

今後も各事業セグメントにおいて、製品の多様化と市場の拡大を図り、グローバルな競争力を強化していく予定です。

キャッシュフロー推移

以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。

キャッシュフロー推移グラフ

どんなことに設備投資している?

過去10年間にわたり、当社グループは生産能力の増強を目的とした設備投資を継続的に行ってきました。特に、基礎化学品事業と機能化学品事業において大規模な投資が行われ、最新の2024年には拡充、合理化、省力化、維持更新を目的とした投資が行われました。これにより、当社グループは市場の需要に応えるための生産能力を強化し続けています。

※過去の投資内容は下記のとおりです。

  • 2015-03-31 (22,226百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 天然ガス系化学品事業に5,766百万円、芳香族化学品事業に4,067百万円、機能化学品事業に7,639百万円、特殊機能材事業に4,397百万円、その他の事業に7百万円、全社資産に348百万円の設備投資
  • 2016-03-31 (30,512百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 天然ガス系化学品事業に5,306百万円、芳香族化学品事業に10,630百万円、機能化学品事業に9,904百万円、特殊機能材事業に3,885百万円、その他の事業に308百万円、全社資産に477百万円の設備投資
  • 2017-03-31 (35,010百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 天然ガス系化学品事業に9,009百万円、芳香族化学品事業に10,556百万円、機能化学品事業に8,172百万円、特殊機能材事業に6,674百万円、その他の事業に7百万円、全社資産に589百万円の設備投資
  • 2018-03-31 (30,959百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 天然ガス系化学品事業に6,076百万円、芳香族化学品事業に11,301百万円、機能化学品事業に11,004百万円、特殊機能材事業に1,937百万円、その他の事業に0百万円、全社資産に640百万円の設備投資
  • 2019-03-31 (39,279百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 天然ガス系化学品事業に5,792百万円、芳香族化学品事業に14,630百万円、機能化学品事業に14,406百万円、特殊機能材事業に2,303百万円、その他の事業に0百万円、消去又は全社に2,146百万円の設備投資
  • 2020-03-31 (42,389百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 天然ガス系化学品事業に7,294百万円、芳香族化学品事業に15,022百万円、機能化学品事業に14,677百万円、特殊機能材事業に2,635百万円、その他の事業に1百万円、消去又は全社に2,759百万円の設備投資
  • 2021-03-31 (40,282百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 基礎化学品事業部門に19,482百万円、機能化学品事業部門に18,619百万円、その他の事業に637百万円、消去又は全社に1,543百万円の設備投資
  • 2022-03-31 (54,793百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 基礎化学品事業部門に19,256百万円、機能化学品事業部門に32,623百万円、その他の事業に1百万円、消去又は全社に2,911百万円の設備投資
  • 2023-03-31 (64,650百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 基礎化学品事業部門に32,051百万円、機能化学品事業部門に28,658百万円、その他の事業に1百万円、消去又は全社に3,940百万円の設備投資
  • 2024-03-31 (81,753百万円)
    目的: 拡充、合理化、省力化、維持更新
    詳細: 基礎化学品事業部門に37,026百万円、機能化学品事業部門に41,930百万円、その他の事業に1百万円、消去又は全社に2,794百万円の設備投資

負債・純資産と自己資本比率の推移

以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。

負債・純資産と自己資本比率の推移グラフ

貸借対照表の比較図

以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。

貸借対照表の比較図

純利益・配当推移

以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。

利益・配当推移グラフ

純利益と配当性向の散布図

以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。

純利益と配当性向の散布図

棚卸資産と在庫回転率の推移

以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。

棚卸資産と在庫回転率の推移グラフ